
松井秀喜がニューヨークへ向かった。
毎年、世界一を目指して渡米する。今年も複雑な心境なのは、本人が一番分かっている。我々はただ、彼を応援し、1年間怪我なく、チームに貢献し、そしてリングを掴むこと。これを信じているだけだ。
膝の具合にしてもしっかり仲良くしていくしかないだろう。暖かいタンパでこれから実践のキャンプになる。今季オフはいろいろあったが、4/1には開幕してしまう。いろいろなライバルがいるのは当然の世界。ただ一番のライバルは「自分自身」だろう。ジラルディ新監督の采配はどうだろう。フロリダ時代からも気性は荒いほうだ。ただその気性は背番号「27」が象徴する通り、就任1年目で27回目のワールドチャンピオンを狙ってくるのは当然だ。キャッチャー出身でポサーダと密の連絡は予想され、ピッチングスタッフの立て直しが早急だ。
これらを援護すべきは攻撃陣。
長期契約を結んだ選手がいても背水の陣は間違いない。
その中に55番もいる。ただ彼の活躍を信じて疑わない。
「これがヤンキース!!これが松井だ!!」春の開幕が待ち遠しい。