秀喜、感激?

2009年02月16日 | 松井秀喜
55番の左膝が、検査結果問題なし!!
ということで早速フリー打撃で快音を飛ばしている。

が、本人この時期どんな心境だろうか?

人間は痛いところは本能的に出てしまう。仮に紙で指を少し切ってしまっただけでも痛い。

騙し、騙ししていても。どんなスポーツも足腰にガタが来たら到底スポーツ以外でも思うようなボディバランスは出来ない。「走れなくなったら終わりです」という選手がたくさんいる。まだまだ出来ると外野は言うが、身体の事は誰よりも本人が一番理解しているはずだ。

こんなことはファンとして書きたくないがここ数年のこの時期はいつもこんな調子なのが気になるのだ。
「オフで万全、ゴジラ始動!!」
「膝の怪我も順調!!ゴジラが火を噴く!!」
「オープン戦で3の2!!いつでもシーズンOK!!」

なんていうようなニュアンスのもの。

ただ彼には10月迄レギュラーとしてフィールドに立ち続けていて欲しいわけでこの時期に朗報は朗報だが、俺的にはそんなに鵜呑みにしてはいないし、いられないと言ったほうが正しい。
暖かいタンパは夏男の彼にとって環境は良いだろう。
しかし、4月下旬まで東地区ならレイズのトロピカナーフイールド以外は寒過ぎる気候。別地区でもデトロイト、カンザス、クリープランド・・・西に行ってもだ。

こうした環境から膝に負担がかからないと断言はできない。
まだ走り込み禁止というが、今はスタープレーヤーに優秀なトレーナーや最新器具があるにせよ、「走れてナンボ」みたいなとこスポーツにはありませんか?

走れるためにナンボでは激戦区での競争には勝てない。

55番には敢えて秋まで元気で暴れて打って!守って!走って!勝って!いて欲しいのだ。

故にファンとしてこの時期の楽観視はできないのである。
コメント (2)
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