ジョーがピンストライプを脱いだ。
11年間、お疲れ様。と今は言いたい。
彼の居た11年間の勝率は平均.554だった。ちなみに同地区、今年のレッドソックスは.574、リーグトップのインディアンズが.630メジャー最高勝率はドジャースの.642だった。
ジョーがWSを制覇した2009年の勝率は.636だった。敬愛する松井が神がかっていたMVPは本人も信じられなかったと思う。
俺はヤンキースファンで有り、負ければ監督の采配に異議を唱えていた一人だった。
ただ。プレーするのは選手。コーチは分業化されそのトップが監督、辞めたのは今年が契約最終年だったからだ。
WSへ行き優勝でもしていたら契約延長があったかもしれない。
先発は100球、左バッターには左という古典的な野球を貫き、2番最強もグランダーソン、カノーを置いて1番ジーターが多かった。
今年、後半も2番にジャッジを置いたのも彼への期待の表れだったと思う。
我々がジョーを好きになれなかった理由は「前任のジョー」が際立って素晴らしい監督だったこと。それと日本人選手に冷たいのでは?
といニュースがあったからだ。松井を休ませ、イチローを4番目の外野手とし、田中にも厳しい光景が見られ場面もあったからだ。
松井は両膝の怪我やイチローにはベテランとしての存在、田中にはエースとしての自覚と柱への期待も有り、試合後、勝敗に関わらず称賛したり擁護していた場面もあった。黒田には全幅の信頼で称える言葉しか記憶にない。
確かに人間だから采配ミスはあるし選手も「調子が悪い」とは絶対口にしない。そうした中で俺は他のプロスポーツチームの監督がどうか?というのは知らないがニューヨークヤンキースというチームは俺には別格に思える。ボストンでもドジャースでもない。
サッカー好きの方ならACミラン、レアル、バルセロナ、マンチェスターetcバスケならレイカーズ、ブルズ、NFLなら49ers、ダラス、ピッツバーグなのか?最近だとペイトリオッツ、シアトルシーホークス・・・
俺は野球好きだから、また言うが『ヤンキースというチームは別格だ』と思っている。
そこの指揮官は胃がいくつあっても穴が開きそうなプレッシャーではないか?
地区優勝やリーグ優勝は当たり前、WSへ行ってどうなのか?というチームだ。
それが宿命のチーム。無論、他のチームも素晴らしいチームが多いが「打倒ヤンキース」は燃えるはずだ。
人として交通事故を起こした人を救助したり、選手の体調管理もうるさかったようだ。
少し、短気なところはある。それもチームを思っての事。
彼以外ならヤンキースは優勝出来るか?と問われれば答えはNo!!だ。大金で大物を取ってきたヤンキースが今年はじっくり選手を育てたことにエールを送りたい。
次期監督はまだ決まっていないが、まだ53歳と若い。
MLB発展の為にこれからも健康で!!
ジョー!!お疲れ様。
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