ヤンキース敗因 俺はこう分析する

2017年10月22日 | ヤンキース


1ゲームプレーオフ、ミネソタに勝利してまぁポストシーズの仲間入りが出来た。ここまでは良いでしょう。
ワイルドカードは勝率1位との対戦なので昨年の覇者インディアンズとの戦い。
ここではいきなりの2連敗からの3連勝と田中が流れを変えたと言っていいだろう。

若手再生でセベリーノやニックス、サンチェス、バード、ジャッジが若い力でがむしゃらに戦った。

ただ、野球はピッチャー。レギュラーシーズン不安定の田中や、事件絡みでNEWSにあったCC。新人セベリーノだけは勢いがあった。

後ろもチャップマンより安定感あるベタンセスや若手のグリーン、ガルシア、グレイも期待は大だった。
この早い再生に驚いたが、大舞台の経験地だけはどのチームよりなかった。
ガードナーが長い生え抜きだがチームを牽引するキャプテンとは言い難い。

そこにフレイジャーの加入は大きかったがかつてのスター、高額年俸のエルズベリー、ホリデイはヤンキーファンとしてとても不甲斐なかった。
北米とか南米とか関係ないがノリノリの南米人は若かった。

昔はリベラ、バーニー、ポサーダとアジアの松井はそんな垣根はなかったが、再三言う経験値がグレゴリウス、サンチェス、カストロらには微塵も感じなかったというか「これからの選手」だった。

一息つく投げ急ぎ、初球ヒッティング、フライバッティングは敵地ミニッツのドームに風は吹かない。

とんでもない新人ジャッジも飛ばす力はあってもスタンドに入れば飛距離なんて関係ない。なんかアタフタしてアウトローを振っていたのが目立って仕方なかった。
「自分のスタイル」は変えなくていいが、それで結果が出なければ「何かが間違っているのだ」それがコーチ陣もないがしろにしていた感があった。

2009年からワールドチャンピオンになれないジラルディ政権は選手を表向き讃えても試合では周囲納得の交代?チャレンジ行使失敗が重なった。
名門ヤンキースもトーリ監督前は暗黒の時代が続いた。1978年から1996年 18年間ワールドチャンピオンになっていない。WSに出たのも1981年LADに4-2で負けている。

8年振りにWSへと思ったが若手の精神力の弱さ、首脳陣のまぬけな采配、老いた選手の器用は鬼になるべきだった。

近くでトーリ監督を見たりトニーラルーサ、スパーキンアンダーソン、近年はマドン監督、フランコオーナーやボウチー監督のスパーキンは除いてNYYの監督してくれないかなーーとか思ってしまう。

今年の若手を放出しないようNYYのピンストライプを着てチャンピオンになりパレードをする。「晴れ時々紙吹雪」が長いシーズンの苦しみから一気に解放される。

近年、怒って伸びる選手は日米関係なく野球以外でもそうではないか?

このままではこのステージまで来年は来れたとしてもWSは別格なのだ。

30球団トレードも多いMLBに「ヤンキースで戦ってリングが欲しい」というチームとフロントが一体にならないと「あと一歩」
がなかなか掴めない。

名門ヤンキースのプレッシャーは他球団とは違うが、休息してキャンプに入り2018年はリングを取り返しに来たという意気込みで迎えて欲しい。

ここまでこれると思わなかったヤンキース、ここまで来たなら後、5勝と思ってしまうヤンキース。

好きなチームだから、勝って欲しかった。だからヤンキース愛として受け止めて頂けたら幸いだ。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アストロズ優勝 | トップ | 選挙もそうだが言いたいこと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヤンキース」カテゴリの最新記事