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趣きのあるMLBの球場の中、今年はピッツバーグで第77回オールスターゲームが行われた。引き分けを挟んでこの10年はALが9連勝とNLに活気がない。しかもここ数年のピッツバーグはNL中地区最下位の定位置に甘んじている。しかし投手戦でありながら真っ向勝負で戦うオールスターには感動させられる。特に偉大で功績ある選手を紹介する演出は心憎い。「ロベルト・クレメンテ」この名前を聞いて1950年代から72年迄地元ピッツバーグやMLBファンなら知らない選手はいないだろう。パイレーツ一筋、3,000本安打達成とオールスター出場:12回、ゴールドグラブ賞:12回、首位打者:4回は文句のつけようがない。プエルトリコの英雄であり誰からも尊敬される選手だ。しかしク慈善活動に積極的に動き1972年12月31日、ニカラグア地震による被災者への物資援助中に、クレメンテが乗っていた飛行機がプエルトリコ沖に墜落し、死亡した。翌年殿堂入りし彼の銅像はピッツバーグの誇りでもあり、このPNCパークへ行くにはロベルト・クレメンテ橋を渡らないといけない。大きな拍手と同じ南米系のAL指揮官、ホワイトソックスのオジーギーエンの涙は忘れられないオールスターゲームになった。試合はマイケルヤングの一振りで逆転しALがまた勝利した。綺麗な高層ビルの夜景を損なわないよう電光掲示板や照明灯の配慮がいいPNCパーク。英雄が天国で応援していてくれるはずだから是非、人気、実力とも低迷している昨今のピッツバーグに奮起してもらいつつ、夏の夜の夢の祭典、感動を有難う!!
今年のクレメンテへの追悼は、また
格別でした。
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書いてみました。
BYマーヒー