らくがきを描くにあたって、主義は特にないし手法にこだわりもない。
好きな画材とか気持ちいい画材はあるが、自分にオモシロク見えるモノをピックアップして描いているだけ。
こだわりがないので、美術館で観た「作品へのアプローチ」や手法に興味が湧くと自分なりに真似してみる。
巨匠たちの精神性にもチョッピリ触れた気分にもなる。
左手で描くといいよ、なんて電話でアドバイスされると、話ながらその場にあるメモ用紙に左手で描いている(失礼しました)。
で、今回は黒田征太郎さん。
70年代を牽引するカルチャー・ムーブメントのひとりだった。それからもユニークで素敵な活躍をされている。
知人が最近北九州での彼のイベントに参加し、以降自分の中で気になっている。
彼の作品はメディアでしか拝見していないがインスパイアされて描いてみた。
船乗りだったこともあり門司にアトリエを構えていらっしゃるそうだ。
勝手に、いちファンとしてバイクで訪ねられたら....と思っている。
潮と風の香る場所で。
入院生活が1.5ヶ月になる。
副作用を抑える治療はシンプルだ。
点滴(1時間未満)を一日に1、2回受けるだけというのがずっと続いている。
途中で出現した熱と皮疹も治って安定しているので自分の好きに過ごしている......ただし囲いの中だが。
点滴量を日にちをかけてゆっくりと減らすので、とにかく時間がかかる。
うーん、バイクで広い空に向かって風を切る気持ちよさには蓋が出来ないな。