西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
https://herosharp.wixsite.com/harmonica

「コンサート」という映画

2010-04-30 17:11:32 | Weblog
先日、知人に薦められて観た映画。
ハリウッド映画も好きだが、ちと食傷気味でパトリス ルコンテ監督などのフランス映画も好きなんで行ってみた。
ソ連時代に有名だった指揮者が政治的圧力で今は掃除夫に身を落としているが、あるきっかけで演奏依頼のあった楽団になりすまして(バラバラになっていた旧楽団員をかき集める)パリ公演を行うというあらすじ。前半はドタバタした喜劇で「グッバイ・レーニン」という東ドイツ崩壊時のある家族を描いた映画にも似たような雰囲気もあり面白く、後半はじつに感動的であった。
邦題は「オーケストラ」で原題が"le concerto"だったような。それを英語読みで「コンサート」と思いこんでしまった。でも、フランス映画なので発音は判らないが「コンチェルト」ということで・・・とすると「協奏曲」。ン~、内容からするとこれは単に「チャイコフスキーの協奏曲」という曲タイトルから付けただけのものでは無く「協奏する」という意味をじつにわかり易く表現している映像だ。
で、「グルーブ」と「音楽としての言葉のやり取りじゃん」という自分がやってる事と一緒で楽曲の形態が違うだけでとシンプルな解釈をしてしまった。
まあとにかく、いろんな意味で面白い映画だ。
クラシック音楽の素晴らしさ(音楽の楽しさというべきか)をよくぞうまく映像にしたなと監督の造詣の深さに感心した。
是非、みなさん観てください。

10holes中央線ライブ・スポット・マップ

2010-04-28 12:38:38 | Weblog
5/5に杉並区にあるセシオン杉並というホールで10holesのイベントが行われる。
このパンフレットの中に中央線沿いのライブ・スポットをイラスト入りで紹介してくれという依頼があったので引き受けた。これまた締め切りは一昨日だったのだが本腰を入れて取り掛かったのが昨夜からで深夜作業と早朝作業をこなしてなんとか午前中にデータを送った。イラストの似顔絵があまり似てないが時間もなくサクッと描いたのでご勘弁を。
紹介したい店はいろいろあるけれども紙面に限りがあるんでスミマセンというかんじ。八王子あたりまで網羅したところが面白いかな?
イベント当日は若いハーモニカ・プレイヤーやプロ、アマチュアが交じっての出演。
ブルースに限らないイベントだし曲もバリエーションがあったほうがいいだろうと考えて西村ヒロはシカゴ・ブルースなどは外してAll Of Me、リベルタンゴ(ピアソラ)といった曲を北川涼:ギター、珠希真利:チェロというメンバーでやります。
複音ハーモニカのかたもいらっしゃるしバリエーションに富んだ内容です。
是非みなさんおこしください。

気が付くのが遅いゾ

2010-04-28 11:18:35 | Weblog
昨日は、毎年行われているF.I.H.ハーモニカコンテストの一次審査を自宅で夜までやっていた。録音された音源を聴いて点数を付けてコメントをそれぞれ書くんだが出来るだけ詳しくアドバイスなどするようにしている。音源を何度か聴き直しながら応募者それぞれのコメント枠に手書きするのだが、あまり乱筆乱文では失礼かなと考えていつも鉛筆で下書きした上にペンで上書きしそのあとで消しゴムで消すという作業なので手間が掛かるうえに鉛筆の粉と筆跡が残っているためにボールペンにせよ何にせよインクが乗りにくい。主催のモリダイラへはFAXで送るように指定されているし、先方でそれをコピーして応募者へ渡すので字が細かったり薄かったりすると読みづらいだろうと考えると、あるていど太くて濃いインクがイイのだが上書き作業があるのでボールペンでは思うようにいかない。頑張っていたが肩も凝ってきたのでちょいとサインペンで試してみるが結局手持ちの筆記具ではダメだと判断。近所のコンビニで物色したらあったね、いいのが・・・uni POWER TANK・・・なんとも頼もしいネーミングで0.7mmというのも嬉しい。加圧してあるので上向きにしても書けるという宇宙飛行士が使ってるのと同じ方式ではないだろうか。3000hPaと表示してあるのはヘクトパスカルか?大気圧がおおよそ1000hPa だから3気圧くらい。水銀柱76cm×3=226cmの圧力と考えるとけっこうなチカラだが先端のボールの隙間からインクが漏れないものか?と考えてしまう。しかしこれが\200未満とは三菱鉛筆(ちなみに岩崎弥太郎が興した三菱財閥と無縁だということを最近知った)たいしたもんだ。
で、話を戻すと審査の筆記作業だが別紙に下書きしておけば済んだことではないかと翌日気がついた。パソコンで書いてモリダイラにデータとして送ればいちばん手間はかからないけど、そこはそれ手書きのアナログ感が気持ちを伝える訳です。
ちなみに締め切りは一昨日だった!!

2010-04-26 13:01:34

2010-04-26 13:01:34 | Weblog
4/23八王子のXYZ→Aにてブルース・セッションの仕切り。イヤー、皆さん楽しくホットな演奏で盛り上がったなー。年季の入った人から小学校4年生のふだんはロック・ドラムを叩くゆきちか君まで(いきなりテンポ85くらいのシャッフル演らせちゃった、ごくろうさまでした)。
写真は本人とギターで参加した関口氏。
ライブのラストは
ギターの隼人くん(20才になったばかり・・・写真うしろのカウンター)、女性ドラマー:ありんす君、ベース:常盤氏と私で演らせてもらいました。
女性のギターもいたし幅広い層となったのは嬉しいかぎり。
次回5/13も楽しみです。
気軽に皆さん遊びに来てネー!

多摩地区でのライブ

2010-04-25 12:17:20 | Weblog
4/30 Fri  
トリヲ・ザ・プー
Jazzyな曲ブルージーなアコースティック・ユニット
スタート 20:00(2セット)
場所:イタリアンレストラン「バンボラ」
(JR中央線豊田駅北口本屋の2階)
TEL:042- 586-2018
チャージ\2,500
西村ヒロ:Harmonica
Vocal、北川 涼:Guitar、チャーリー西村:Guitar
http://www.c-fis.com/toyoda-ns/famiyu/banbor/top.htm

5/10 Mon
ツベルクリン・フォーク・ユニット
純和製フォークをやります。でもブルージーだったりロックだったり?かなりアバンギャルド
Shu:Vocal、guitar、佐々木章:guitar、
Bass:池間史規、西村ヒロ:Harmonica、Vocal
場所:Live Bar XYZ→A
東京都八王子市横山町7-6 東亜建設第七ビル5F
JR八王子駅より徒歩5分 / 京王線八王子駅より徒歩10分
Open 18:30  start 19:30~(2セット)
Music Charge 1,500yen
TEL:042-656-0910
http://www.blasty.jp/barxyz/

5/13 Thu
ブルースJamセッション
XYZ→A にロックはプロジャムがあり、
Jazzは納浩一ジャムセッションがあり、
ブルースのジャムセッションはないのか?!
というわけで今月から初登場!
楽器を持って19時に集合!!
セッションリーダー:西村ヒロ
場所:Live Bar XYZ→A
start / 19:00~
Charge \1,000(+1ドリンク1フードのご注文が必要です)


5/21 Fri  
The Chicago Blues Band
シカゴでの音楽活動してきたミュージシャンを中心にしたユニット
スタート 20:00(2セット)
場所:イタリアンレストラン「バンボラ」
(JR中央線豊田駅北口本屋の2階)
TEL:042- 586-2018
西村ヒロ:Harmonica Vocal、小安田憲司:Guitar、江口弘史:Bass
石田一郎:Drums
http://www.c-fis.com/toyoda-ns/famiyu/banbor/top.htm

5/28 Fri  
トリヲ・ザ・プー
Jazzyな曲ブルージーなアコースティック・ユニット
スタート 20:00(2セット)
場所:イタリアンレストラン「バンボラ」
チャージ\2,500
西村ヒロ:Harmonica Vocal、北川 涼:Guitar、チャーリー西村:Guitar

ツベルクリン・フォーク・ユニット

2010-04-22 04:20:12 | Weblog
昨年からボーカルのshuくんを中心としたフォーク・ユニットを八王子のXYZ→Aでやっている。爆風スランプのドラム、ファンキー末吉氏が立ち上げた店だ。6階では名だたるハードロックのバンドやミュージシャンがプレイし、5階ではアコースティック系だ。
で、このユニットだがオリジナルの他にイルカ、井上陽水やニールヤングなどのカバーも取り揃えて毎月第二月曜日の出演となっている。
名前をツベルクリン・フォーク・ユニットと命名した自分もその意味は不明。
写真左からベースとボーカル:池間ッチ、ボーカルとギターshu、ボーカルとハーモニカ:西村ヒロ、ギター:アキラで左三人はいずれもボーカルをとるが自分がなにを歌うかここでは秘密。
この店ではライブを毎回、ネット配信している。

音楽室DX一周年(2)

2010-04-22 04:00:11 | Weblog
引き続き18日のこと。
アコースティック・ギターの丸山ももたろう氏に呼び出されてWater is wideを一緒にやった。大好きな曲でたしかアイルランドとかイギリスとかのトラディショナルだ。そりゃあもう気持ち良かった。彼の演奏を聴いていつも思うのは、レコーディングもライブも変わらないのではないかと思わせるような綺麗なサウンドと粒立ち、そして正確なピッチだ。ブルース系やロック系の入ったエモーショナルな演奏やジャズ系ではないスタイルで自分が「ほーっ」と感動した数少ないプレイヤーの一人だ。

音楽室DX一周年(1)

2010-04-19 01:19:09 | Weblog
18日、高田馬場の音楽室DXにて一周年記念ライブ。
ゆかりのあるミュージシャンが多勢集って賑やかなパーティーとなった。ギターは岩田浩史を筆頭に丸山ももたろう、大橋勇、TUYOSHI、ボーカルはshuその他。
大阪からもたくさん駆けつて、その中のふたりギター:関こうじとボーカルのモモちゃん・・・まだ20代だがステージではずいぶん古くさい歌声と雰囲気で浅川マキをほうふつさせる。

関こうじ&大橋勇


オーナー

今月のライブ

2010-04-15 17:45:45 | Weblog
23日はロック色のブルース・ライブ。
24日は西村ヒロ仕切りのブルース・セッション。おおいに遊びましょう。

4/23 Fri
『西村ヒロ・ブルース・エクスプロージョン vs PSYCHEDELIC ROSE』
場所:高田馬場音楽室DX(東京都新宿区西早稲田3-20-4 金子ビルB1F)
出演:(出演順)
① PSYCHEDELIC ROSE:
Tsuyoshi.O(Gt,Vo), 岩田享(B), 新村泰文(Ds),
白井皓人(Key)
② 西村ヒロ・ブルース・エクスプロージョン:
西村ヒロ(Harp,Vo), 横内タケ
(Gt), 未定(B), 石田一郎(Ds)
MC:¥3,000-
予約/問合せ:03-5273-5110(音楽室DX)
http://www.ongakushitsu-dx.jp/

4/24 Sat
ブルースJamセッション
XYZ→A にロックはプロジャムがあり、
Jazzは納浩一ジャムセッションがあり、
ブルースのジャムセッションはないのか?!
というわけで今月から初登場!
楽器を持って19時に集合!!
セッションリーダー:西村ヒロ
場所:Live Bar XYZ→A
東京都八王子市横山町7-6 東亜建設第七ビル5F
JR八王子駅より徒歩5分 / 京王線八王子駅より徒歩10分
start / 19:00~
Charge 1,000(+1ドリンク1フードのご注文が必要です)
TEL:042-656-0910
http://www.blasty.jp/barxyz/

4/30 Fri  
トリヲ・ザ・プー
Jazzyな曲ブルージーなアコースティック・ユニット
スタート 20:00(2セット)
場所:イタリアンレストラン「バンボラ」
(JR中央線豊田駅北口本屋の2階)
TEL:042- 586-2018
チャージ2,500
西村ヒロ:Harmonica
Vocal、北川 涼:Guitar、チャーリー西村:Guitar
http://www.c-fis.com/toyoda-ns/famiyu/banbor/top.htm


どうでもいいこと

2010-04-14 14:08:58 | Weblog
「人から見られている自分」と「本人が思っている自分」とのギャップについて悩む人がたまにいる。
どういう人として見られているか、なんて自分が判断することじゃ無く他人が判断する訳でギャップがあろうがなかろうがそれが「人から見られている自分」。そこになにか問題があるんだろうか?「どうでもいいんじゃない」と思う。
社会的環境や地域性などによる生活環境に基づく風評被害というのもあるわけでここでは狭義の意味だが・・・まー、自分の場合はそういう影響があるところとは距離を置くようにしてるしバッサリ切っちゃうな。
仕事としての音楽なんてとくにそうで、自分と他人による評価のギャップに理屈は要らない。つべこべいう暇あれば自己練習と経験を積めばよい(意味の無い練習やリハーサルは時間の無駄だけど)。
趣味は別ですよ・・・上達だけが目的ではないし、あーだこーだ言いながらやるのも楽しみのひとつなわけで、中には自分の音楽を理屈で表現しようとする人もいるし。・・・ただし、そういうかたはこちらとおんなじ土俵には立たないほうが賢明。
でも、こんなこと書いてること自体が「どうでもいいこと」だな。

4/10 第3回 Tokyo 10holes harmonica Society イベント(1)

2010-04-12 12:47:02 | Weblog
第1部はエントリーが20名。各自のリハーサル時間もしっかりとって、不慣れな方のステージ・セッティングは中村俊哉氏(今後、このサークルの代表を務める)が譜面台、スタンド・マイクの位置調整、アンプの音質・音量調節までをこなしてくれた。またバンドとの打ち合わせも彼がサポート。こういったことはハーモニカ技術習得とは無縁のようだが人前での演奏や他の楽器と一緒に演奏する場合の必須項目で、ましてやアンプのセッティングは楽器の一部なので(意外と疎い人が多い、重要性の認識が薄いのかな?)専任でお願いした。・・・ステージやセッションといった場での経験数にも依るので不慣れなかたも今回のサポート付きでのリハーサルはかなりいい経験になったと思う。しっかり手順を覚えていて欲しいものだが・・・・「誰かがやってくるもんだ」という体験にされると困るけどね。
本番中も中村氏がマメにセッティングその他で動いてくれました。本当はハーモニカ・コンテストF.I.H.で2年連続優勝者という実力者なんだけど下働きさせてゴメン!
そして大澤氏と山中氏との司会もしっかり板についてきてなくてはならない役割。ふたりのファッションと太い声がいいね。
その他、ボーカル、サックス・プレイヤー、ギターリストもエントリーでかなりバリエーションに富んだ展開で楽しめたのでは。
さて第2部。
今回はトーク・コーナーも設けてみた。面白ければシリーズ化してみようかな?なんていう案もあるが。
で、エントリーしたかた一般のかたを問わず入り口で配布したアンケートに訊いてみたいことを書き込んでもらい、それをもとに話を進めてみたが一般的な「ハーモニカを始めた動機」みたいなことから技術的なこと・・・フレーズのシンコペーション、Little WalterとSonny Boyのフレーズの作りの相違etc.・・・までを語った上に二人でデモ演奏までやったという次第。
このテーマでゆうに1時間は出来ただろうが30分の枠ゆえに強引にまとめてしまった。
そしてライブ。
T-Bone-Shuffleはご存知ギターリストT-Bone-Walkerの曲だがテーマをハープ二本でやってみた。Caledoniaもしかり。全曲ブルースでどっぷり。
最近の妹尾氏の演奏は以前にも増して深く太い音色と、ブルース・ミュージックの根源であり重要な「奥底からの衝動」というものを強く感じる。それは自分にも非常に大切なものでありこの日は楽しく熱くふたりで共有できたように思う。
ということで久しぶりに店の椅子がステージになってしまった(これでもカウンターの上を歩き回ってプレイするということがなくなったんでおとなしくなったほうですが)。急遽、花道を作ってくれたミーティング参加者のかたがたサンキュー!!
そして会場の皆さんお疲れさまでした。また会いましょう。


2010-04-11 15:45:41

2010-04-11 15:45:41 | Weblog
昨夜の第3回Tokyo10holes H.S. イベントは盛況だった。高田馬場の音楽室DXに14時入りして本番最後はブルース・バトルでもうクタクタ。しかしながら妹尾氏とのトークそしてブルース三昧のライブは非常に熱いものになった。
疲れているのだが、店主がハーモニカ吹きで昨夜も観に来てくれた西八王子の古道具屋HARPS(今日もマディーウオーターズがガンガン流れて、客と店主の会話もままならないほど)にふらりとバイクで。
そこで古いSONYのマイクをゲット、Nice!! そのままハーレー昭和の森で休憩。
ビンテージ・マイクとハーレー、よくわからないコラボを一枚。そしてHARPSの店内およびイベント・スタッフ用のタグの写真。