昨日は素晴らしいイベントだった。
自分たちは最初の出番。定番曲に交じってRock Me Babyのボーカルを取ってステージを降りたあとはゆっくり楽しませて貰った。
ルイズルイス加部、フラワートラベリングバンドのキーボード篠原さん、ミッキー吉野、エディばん、ジョニー吉長、かまやつひろし、とかいろいろゲストは多かったけど高校生の頃日比谷野音で観たウオッカコリンズのステージが嬉しかった。アランメリルも若々しくて何歳?てなかんじ。
亡くなった後もこういった連中を集めてしまう、そしてこんな音楽を創らせてしまう「大口ひろし」というドラマー、アーティスト!十数年前のしばらくの付き合いではあったがあらためて敬意を表する。
この日は自分にとってのロックもしくは音楽の原点との出会いであった。
個人の思い入れがあるのは否めないが、このようなタイム感のエイトビート、グルーブしたロックは確実にその時代を通過した者、つまりはエレキやドラムを演ること自体に不良というレッテルを貼られる時代の体験者にしかわからないような気がするのは勝手な思い入れだろうか。キーワードは「アンチ」、「群れるのが気持ち悪い」である。
惜しむらくは、こういうコンサートにハーモニカの愛好者は来ないだろうし実際見かけなかった。また、こんな話は小数のハーモニカプレイヤー以外とは通じないだろうしそこらの愛好家とは無縁のような気がする。
かくして感動をひとり心に押しとどめながらハーモニカ吹きとしては孤独を感じるのであった。
それにしてもBamboo Shuffleで一緒の横内タケはTENSAWのみならず他のバンドやセッション・ユニットをしっかりサポートしながらも主張のあるサウンドを作っていた。あらためてワンダフルなロックギターだと思った。