西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
https://herosharp.wixsite.com/harmonica

コツコツと続ければ形にはなる

2023-11-30 11:06:00 | Weblog



以前は花や草木を描くのが苦手だった。
手前がかかりそうだし、それっぽくする術も分からず。
最初に入院していた時だが、毎日描いていると対象物が限られてくるので窓外の風景の木々や公園を描かざるを得なくなった。
自宅でも何か描こうとするとリビングの花だけは変わるので、とりあえず素材にする。
まあそんなふうに、しょっちゅう描いてると自然と自分なりにやり方が分かってくる。
まあ物事なんでも、絶え間なくトライしていると形になるものだろう。
ごちゃごちゃと考えたり理屈が先行するとろくなことはない。

「シノゴノいう前に、先ずやれよ」と言いたくなる奴はたまにいる。

「イメージが」、とか「こういうスタイルで」とか......そりゃある程度身に付いてからの先だろう!



AirPods

2023-11-25 22:42:00 | Weblog
REDMOON から送られてきた2種類のAirPods ケース。
こういう極力シンプルで長く使い込めるケースを探していた。
自分が使っているのは第二世代だが、先で第三世代とか使うのにも対応出来るようお願いした。
出来上がってきたモノは、第二世代は横向きに入れ、第三世代は縦に入れる仕様だ。
したがって縦に起こすアクションが増えるがかまわない。マチもあるのでスムーズだ。
革は厚めで割と硬いが、手に取るとクルミやドングリなどの木の実のような感触とサイズなので、何時もパンツのポケットに入れておきたくなる。
こういった手に取った感触は大事なポイントだ。














病室アトリエ・グッズの紹介

2023-11-25 02:58:00 | Weblog
1.5ヵ月を超える入院生活はそろそろ出口を目指している。
途中で体調の変化に伴い絵筆を持つのさえシンドイ日もあったが「らくがき画伯」として日々を送るのはスキルアップにおおいに役だっているし、生活のリズムを作るのに功を奏していると思う。
病室は4人部屋だが病棟一番端で、尚且つベッドがいっぱいになることはなく自分一人だけという日もあった。
そしてずっと窓際の定位置というのも便利だ(看護師さんたちの配慮かな)。
窓の桟に道具が置けるし、ベッド周りを広めに有効活用出来るので、入院後はこれ幸いとばかりにアトリエ然としてセッティングした。
おかげで早朝6時から筆を握っていたり.....。

そんな病室アトリエ・グッズの紹介。



右奥にあるペットボトルで作った筆立と水入れだが、巻いているのはPaul Smith のアンダーウエア・ボクサーパンツ、要は下着のゴムだ。
フィット感が合わず捨てたが、ゴム部が太くしっかりしていて、いろいろ使えそうだしポップな色が気に入って取り出した。
とりあえずペットボトルに巻いてカラーリングを楽しんでいる。
手前のインク瓶はWaterman の紺色でいつも使っているが、バリエーションで“Kakimori”という文具系ショップのオリジナル・インクのグリーンと茶色を置いている。
蔵前にあるノート類の専門ショップで多種揃えている表紙から紙まですべてを自分で選んで最後に組み立ててくれるのだが、シンプルでオリジナルなノートが出来上がるので女性を中心に外国の方も訪れる人気店。
この店がオリジナルのインク瓶や万年筆も取り扱い、近年は調合もお客さんの好みでオーダーできるようにしたら人気が出て別店舗を構えているようだ。
そして手前に赤色用のインク瓶があるがメーカーは忘れた。
奥にあるGペンもたまに使う。
カリカリとした感触が好きだ。
マグカップの蓋は厚手の紙にアクリル絵の具を多めに塗ったハンドメイド。
こんなふうに自分で作るのが好きだなー。




いたずら描きシリーズ ラーメン汁のジイサン

2023-11-24 08:56:00 | Weblog
些末なテーマで失礼。


くだらないことを部屋中響き渡る声で喋るジイサン。少し耳が遠いんだろう。
身体の具合はかなり悪そうなので同情はする。

.....一般的に年配、年寄りは病気を理由に、優しい言葉しかかけない看護師(一般窓口受付女性然り)につけ入り我儘・甘え放題の傾向があるような。

自立しそこなった「お子ちゃま」なんだろう。






REDMOONのカードケースのサンプル作品

2023-11-22 20:44:00 | Weblog
REDMOONのカードケースのサンプルが届いた。
パッと見はシンプルな作品だが、よーく考えられている。
艶消し黒に表は直線カット。
男っぽい雰囲気。

さっそくカードを入れてジャージのポケットに入れてる(しばらくベッドとのせめぎ合いで揉んでやろう)。
肉厚がありガッシリした存在感はジーンズにもぴったり合いそう。
表はシャープな直線だが横から見るとセクシーなREDMOONらしい曲線フォルムルが出るのは、
開閉しやすい革の材質、厚み、向きも考えて、そういう事が作用しているんだろうと想像している。
上下のポケットで仕様を変えてるのも利便性をアップしていい(細やかな使い勝手を考慮するのもREDMOONらしい)。
素晴らしい作品。
さすが!!

市販品は材料費や量産で均一なクオリティーがキープ出来るか否かも加味されるんだろうが、サンプルは、そこは無視して欲しい形を追求している訳で自分は作品だと解釈している。

こういうサンプルは過去にもいろいろと日常でガンガン使わせてもらっている。
共通するのはセクシーな立体的フォルム。
それは10数年経ってもキープされている。
ウオレットは内側外側の革のサイズをコンマ何ミリと変えて開閉し易さや立体的フォルムを作っているところも気に入っているが経年変化しても保っている。
そしてめちゃくちゃ頑丈。
トートバックにはハーモニカ数十本入った木製ケースとマイク、エフェクター、電源、シールドケーブルなどをぶっ込むと、かなりの重量で肩に食い込む。
そんな使い方で10年以上経過しているがまったくへこたれない。
匠のわざに裏打ちされたデザインだと思う。















音楽でもそうだけど真似は栄養だね

2023-11-20 13:43:00 | Weblog
らくがきを描くにあたって、主義は特にないし手法にこだわりもない。
好きな画材とか気持ちいい画材はあるが、自分にオモシロク見えるモノをピックアップして描いているだけ。
こだわりがないので、美術館で観た「作品へのアプローチ」や手法に興味が湧くと自分なりに真似してみる。
巨匠たちの精神性にもチョッピリ触れた気分にもなる。
左手で描くといいよ、なんて電話でアドバイスされると、話ながらその場にあるメモ用紙に左手で描いている(失礼しました)。

で、今回は黒田征太郎さん。
70年代を牽引するカルチャー・ムーブメントのひとりだった。それからもユニークで素敵な活躍をされている。
知人が最近北九州での彼のイベントに参加し、以降自分の中で気になっている。
彼の作品はメディアでしか拝見していないがインスパイアされて描いてみた。
船乗りだったこともあり門司にアトリエを構えていらっしゃるそうだ。
勝手に、いちファンとしてバイクで訪ねられたら....と思っている。
潮と風の香る場所で。



入院生活が1.5ヶ月になる。
副作用を抑える治療はシンプルだ。
点滴(1時間未満)を一日に1、2回受けるだけというのがずっと続いている。
途中で出現した熱と皮疹も治って安定しているので自分の好きに過ごしている......ただし囲いの中だが。
点滴量を日にちをかけてゆっくりと減らすので、とにかく時間がかかる。
うーん、バイクで広い空に向かって風を切る気持ちよさには蓋が出来ないな。












かなり集中した「らくがき」...,,,ハイだったかな

2023-11-18 01:57:00 | Weblog
キャンバスF10号サイズ:F10(530×455mm。アクリル絵の具を削って掠れ具合を出したり油絵っぽく盛り上げてみたりしている。長年の友人が急逝し、ご遺族から依頼があり描いた。




就寝時間までガリガリ削ったり、病院起床時間の午前6時前には起きて筆を握ったり。
本人の周りを明るくするキャラクターをイメージした。

完成版。














以下は過程と部分拡大。












ハイな毎日

2023-11-17 09:54:00 | Weblog


免疫療法に異常の反応を示した副作用はステロイド投与で抑えられているが、それを徐々に抜くのに日にちがかかる。
覚醒作用もあるので長く眠られず夜も昼も細切れな睡眠となる。
まあそういうものだと、パターンに順応しているが、ここ数日依頼された絵をキャンバスに描き続けていると、あーしよう、こうしようとアイデアが浮かび夜中に起きて塗料をガリガリ削ったり描いたりする始末。
ハイになってるのか?なんだか可笑しな集中力が働いている。
しかしものすごく疲れるのだが。
アハハ、面白い体験だ。




自由な病室の移動

2023-11-10 05:09:00 | Weblog
数日前に、「よければベッドが空いている他の部屋に移ってもいいですよ」と看護師に言われた。
そんなことしてもらえるんだ〜と内心びっくり。
使っていた部屋は窓際で不自由ないので最初は断ったものの、窓が北向きから南向きの景色へ移動して気分を変えるのもいいな、と思いお願いした。

こういうことは一般的なのか、それとも
1.入院が長期化しているので気を使ってくれている。
2.なんだか面倒くさそうな奴なので、当たり障りないように処置してる。
3.主治医の指示。
といったあたりの理由か?

移ってから婦長さんが居心地の確認に来られたので「自由にやらせて頂いています」と感謝の意を伝えた。
その後、看護師さんが「夜はうるさくないですか?」なんて....いや〜ホントに何とありがたいことか。






   


AirPods Max はここでも大活躍。
ノイズキャンセラーもだし、臨場感にまさに病みつき。




廃材でペンスタンドやマグカップの蓋。
こういうシンプルな生活いいね👍
ついでにハーモニカ吹くの許可してもらえないかな?
調子に乗るな、と怒られるだろうな。