アメリカ版の新作を観に行った。
怖い顔つきのゴジラということで1954年公開の第一作目あたりや平成版ゴジラを踏襲していると言えるだろう。
前回のハリウッド版は爬虫類の巨大化もしくはティラノサウルス然として歩き方もティラノサウルスのそれでゴジラというタイトルに疑問を持ったが今回はまさしくビジュアルも動きもゴジラであった。
それに加えてCGの特性を活かした放射能を吐く時や咆哮時の喉の震えや筋肉の動きによりいっそう猛り狂うさまを表現している。重低音の効いた迫力ある雄叫びはまるでの311以降のらりくらりとした体制や世の中に対して怒っている、いや恫喝しているようで自分の中にある「てめえらふざけんじゃねぇー!」を思い切り代弁してくれているし思わず心の中で一緒に叫んでいた。
悪なのか正義なのかわからないゴジラは我々の鏡なのであった。
結局、ゴジラは容姿、動きともに巨大な恐竜でも無く唯一無二の存在でありオリジナリティーの塊ということで当時の東宝映画スタッフの発想にあらためて感心してしまう。
怖い顔つきのゴジラということで1954年公開の第一作目あたりや平成版ゴジラを踏襲していると言えるだろう。
前回のハリウッド版は爬虫類の巨大化もしくはティラノサウルス然として歩き方もティラノサウルスのそれでゴジラというタイトルに疑問を持ったが今回はまさしくビジュアルも動きもゴジラであった。
それに加えてCGの特性を活かした放射能を吐く時や咆哮時の喉の震えや筋肉の動きによりいっそう猛り狂うさまを表現している。重低音の効いた迫力ある雄叫びはまるでの311以降のらりくらりとした体制や世の中に対して怒っている、いや恫喝しているようで自分の中にある「てめえらふざけんじゃねぇー!」を思い切り代弁してくれているし思わず心の中で一緒に叫んでいた。
悪なのか正義なのかわからないゴジラは我々の鏡なのであった。
結局、ゴジラは容姿、動きともに巨大な恐竜でも無く唯一無二の存在でありオリジナリティーの塊ということで当時の東宝映画スタッフの発想にあらためて感心してしまう。