遅くなったが4CAM DRIVE のツアー 三日目のレポート。
11/24 Sat. 場所は大阪Teasin’(https://teasin.jimdo.com/schedule/)。
店を始めて三年目の伊藤くんは数年前から西村ヒロの知り合いでセッションもやったことがあるし西野やすしのお気に入りのギター弟子でもある。
スッキリとして明るい店内はとても好感が持てるしコーネル デュプリーの写真やアルバムTeasin’が飾ってあるがtoo much過ぎないところもイイ。
急な階段なので足元に気をつけ乍らの機材搬入、と言ってもアンプ類はすべて江川ほーじんの使用機材だが。
で、いつもなら30数kgのパワーアンプがネックで西野やすしにいつも任せなるべく関与しないようにしている。
知らないフリをするのだが、つまり自分の視界にないフリ、もしくは存在してないというフリというやつだ。
例を挙げると......世のオバハンが運転中にものすごく充分に車間距離があるにもかかわらず、他車が割り込ませてもらおうした途端にアクセル踏んでスッと距離を詰める。しかも真っ直ぐ前を見て横からの車は存在していないというような毅然とした態度....そんな感じだ。
しか〜し、なんと今回のツアーはコンパクトで軽いモノに変更。おまけに店のベース・スピーカーをウーハーとして流用。搬出入機材がずいぶんとコンパクトになったのだ。
ずいぶんと人に優しくなったもんだね〜江川くん(尤も本人がキツくなったのか?しかしぜったいに弱音見せない奴だ)。
さて、ツアーに急遽駆り出されたドラムの堀尾哲二だが、かなり戸惑ったと思われるバンドのデカイ音量と西村ヒロの好き勝手な曲の進行にも慣れ、各々の個性が十二分に発揮できる状況になった。
全員やる気満々だが、そういう気持ちがすぐに音量に出るバンド、良くも悪くも直情型である。
さほど広くはない店内だし近所からの苦情に気をつけてる店長の伊藤くん、リハーサル中からおっかなびっくりだが、師匠のやってるバンドに音を下げろとハッキリ言えずシドロモドロだし師匠はそんな弟子の様子にはお構いなし。
こういった経緯があり本番となった。
バランス取るように指示は出したが、指示出す西村ヒロ本人がドーンと行ったりするもんだからどうしようもない。
伊藤くん本番中もヒヤヒヤの様子が見え見えだったが、音楽の気持ち良さがそれを上回ったようで、警察が来たらそれはそれと腹を括ったようだ。
途中で伊藤くんも飛び入りしてもらったが、ジャンプしながらのギター演奏という熱演で、すでに音量の懸念はすっかり吹き飛んでしまったようだ。
おかげで、お客さんともとてもいいコミュニケーションが取れたライブとなりミュージシャンもとても楽しめた。
この夜は自宅に帰った西野やすしと堀尾哲二だが、西村ヒロと江川ほーじんは同宿ゆえに遅くまで店に残り熱心なお客さん、店の方々と語りあったのは当然だった。