jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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心の音楽のふるさと Rio / Duran Duran

2021年05月26日 | 音楽

Duran Duran - Rio (Official Music Video)

意外と思われるかもしれないけれど、この頃の初期Duran Duran は好きなのです。
初めてこの曲に接したのは、TVKで夕方に放送されていた「ミュージックトマト」だったと記憶している。洋楽のPVをたくさんオンエアしていた番組。MTVがちょうど隆盛してきた頃で、まだDuran Duran が日本で爆発的にブレイクする前のこと。テクノポップ的なピコピコサウンドとロックがうまい具合に融合していて、純粋にかっこいいと思った。派手さは少ないけれど要所をおさえたアンディ・テイラー氏のギターがとてもよい仕事。早速レコード・レンタル屋で借りてきてカセットテープに落として、個人的ヘビーローテションとなった。当時はお金がなかったので、レコードを買う余裕はなかった。周りの友人たちの間では、レコードレンタル屋のビニール袋に入ったレコードを持って街を歩くことがかっこいいと勘違いしていたフシがある。友人に、こんなかっこいいバンドを発見したぞ、自慢気に紹介してみたこともあった。
その後、彼らは音楽雑誌『ミュージックライフ』などで重点的に取り上げられるようになり、来日公演も話題になり、ミーハーな若い女性のファンが彼らの音楽よりもどちらかというとルックスの方にキャーキャー大騒ぎするようになると、わし個人的には白けてしまい、しだいに興味を失っていった。
知る人ぞ知るデビューしたてのアイドル歌手を発見したときは、自分の先見性を誇ることができて優越感があって嬉しいが、やがて人気が出て全国区的なアイドルと化すと、後出しジャンケンで多くの人に取られてしまったような気がして、どうでもよくなってしまう現象とおそらく同じようなものであっただろう。。。
話を"RIO"に戻すと、1982年発表のセカンド・アルバム『RIO』に収録されている。このアルバムは英国で2位と大健闘。オーストラリアとカナダで1位となる。アメリカではリミックスされた盤が1982年に発売され、ビルボードアルバムチャートで6位のスマッシュヒット。トップ200以内に129週もチャートインするロングセラーとなった。"RIO"の他にも"Hungry Like the Wolf"や"Save a Prayer"などいい曲が揃っている。そうなると、当時喜んで聴いていた音源は英国オリジナル盤?それともアメリカリミックス盤?複数のバージョンが存在することを今回検索してみて初めて知ったので、とても気になってきた。



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