河原宏さんの言葉 2016年04月13日 | 言葉 「見るべき程の事は見つ」ーーこれは『平家物語』の終わり近くに現れる平知盛の言葉である。時代の曲がり角で歴史は、否応なく人々に〈見るべき〉もの、〈見なければならない〉ものを提示する。かつての「戦争」は、今なお、「見るべき」ものとしてわれわれの前にある。 日本人の「戦争」 古典と死生の間で