日々是平穏

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【仏閣】《旧ブログより再掲載・再訪写真追加》曹洞宗 佛窟山 雲岸寺( 窟観音・あなかんのん)@山梨県韮崎市中央町

2023-05-29 10:00:00 | 磐座・巨石・社寺
本投稿は、旧ブログ「日々平穏」よりの再掲載となりますが当時落石のため千体地蔵尊のほか拝観する事が叶わなかため後日改めて再訪問しておりましたので、写真を追記して再掲載とさせて頂きます。(2023.5.28)
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 中央本線JR韮崎駅のホームから西側を見上げると真っ白な観音菩薩像(平和観音)が立っています。
ここは、かつての八ヶ岳山体崩壊で形成された舌状台地(七里岩)の突端に位置しており、そのひざ元に今回ご紹介する佛窟山 雲岸寺があります。
地元では、“窟観音・穴観音”(あなかんのん)と言う名称で親しまれ毎年3月の春分の日には祭礼が二日間盛大に催されこの日は観音御堂内の開扉もあり多くの参拝客で賑わうそうです。
本堂 本尊:薬師如来 

日限地蔵菩薩 江戸時代 釜無川の大洪水の際に、現在の船山橋あたりに流れ着いたとされるお地蔵様をお祀りしています。
 ここのお寺の観音堂は、崖の中腹を掘削しそこへお堂が埋め込まれている独特な懸造り形式が特徴です。
窟観音本殿 本尊:聖観世音菩薩(伝弘法大師作) 左に十王尊(地獄の裁判官)・右に心鏡が安置されているそうです。

お堂へは、こちらから上がれるのですが訪れた時は、残念ながら落石があって立ち入り禁止となっていました。
お堂には、他にも千体仏(千体地蔵尊)など見どころがたくさんあり当日参詣できなかったのが悔やまれます。改めて、再訪する予定です。
※ こちらのページに、お堂内の写真が掲載されていました。
(YOUTUBEに、お堂の動画が投稿されてました。)
窟観音(韮崎)
境内から反対側に抜けるトンネルが彫られていました。
トンネルを入ってすぐある石仏と弘法大師像
沿革: 
韮崎市の七里岩末端の急がいの下にある寺院で、室町時代の寛正5年 祖慶和尚が開基したものである。
はじめは真言の道場であったが、江戸時代のはじめ元和元年、天越和尚によって曹洞宗に改宗された。
よって天越和尚を開山としている。 境内の窟観音は有名である。
空海が観音石仏を洞くつに安置し、住民が観音のために堂をたてたといわれ、寛文7年から千体仏を備えて翌年開眼したと伝えられている。 通称 穴観音として知られ、毎年3月の春分の日を大祭として2日間行われる例祭には参詣者でにぎわっている。
雲岸寺HPより

【2023.5.28 追記】
2022.9月に再訪して窟観音堂を参詣して参りました。

聖観音 窟観音と寺号標にあります。この先に、七里岩を手彫りした35mほどの隧道があります。


隧道の出口に並ぶ地蔵尊

建ち並ぶ地蔵の中の一体は異様な姿です。自然石の形を地蔵に見立てたもの

前回参詣できなかった窟観音堂
韮崎窟観音の歴史解説(クリックして拡大)
千体仏(千体地蔵尊)日詣り、月詣り、願掛け千体仏として信仰祈願されています。必ず一体は参拝者と目が合う千体仏があるいわれてるそうです。
千体仏(千体地蔵尊)解説
窟観音本殿  本殿内陣須弥壇の中央に 本尊聖観世音菩薩、左に十王尊(地獄の裁判官)、右に心鏡が安置されています。

窟観音本殿,本尊聖観世音菩薩解説


弘法大師御尊像 空海(弘法大師)が平安時代(828)村人の家内安全や馬の安全を願い造られた石像。
弘法大師御尊像解説

窟観音の直上には、韮崎市内を見守る平和観音像が建っています。(関東三観音のひとつと言われています。ちなみに他の2体は高崎白衣観音、大船観音の観音像 )
窟観音とは全く関係が無く昭和34年4月の皇太子殿下ご成婚を記念するとともに、市民の平和と登山者の安全無事を祈願し、七里岩南端の市内を一望できる場所に、霊峰富士に向かう立像として、約3年の歳月を要して、昭和36年に建立されました。
【マップ】


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2 コメント

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Unknown (ruribo)
2023-05-30 06:18:32
いつもコメントありがとうございます。

千体仏 確かにその数には圧倒されます。
どれか一体とでも目が合うと祈願成就できるそうですよ。自分は十体以上は、目があったでしょうか(笑)
10個以上は願いが叶うでしょうか(笑)
駅近で、参詣しやすいのも魅力です。
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Unknown (umaonaosora3104)
2023-05-29 20:52:13
本堂の懸造りから、手彫りのトンネル、十王尊などなど見どころ満載ですね。
その中でも千体仏は圧巻ですね。写真でも見応えありますが、実物はもっと迫力あるのでしょうね。
実際に見に行くのが楽しみになりました。
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