![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/6a/f57e996accf6ba2fbcccc6d3b47f7cad.jpg)
前回の「石宮」から西へ3キロほど行った国道沿いに「巨石」がポツンと鎮座しています。この巨石の名称は「姥石」と言うそうですが、周囲はちょっとした広場となっていて眺めが良くベンチが置かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/24/c66244f4eadfed824e9980f7be10c2f8.jpg)
西→東方向 高さ1m 横3mほどでしょうか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4d/0a03fc473f1b401485d394a913f0886c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/4d/0a03fc473f1b401485d394a913f0886c.jpg)
東→西方向 写真手前部分が土に埋もれていて全貌は分かりませんが、かなり大きな石です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/3e/c0d85a8f4dd9108012090b2f768c2389.jpg)
北西→南東方向
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b6/6835cf50165907f914702f93ccf255f8.jpg)
南→北方向 馬の背の様に中央は凹んでいる様です。奥行5mくらいはありそうです。
調べた数少ない情報に「昔ここで一人のうばが石の下で子供を育てた」という謂れがあるそうです。
姥石のある国道を挟んだ真向かいには「内堀城」があり頂上付近には、巨石が連なっていて、かつて発破して砕石をしていたという情報がありました。
これは、推測になりますが周辺には大きな石は見当たらないので昔頂上付近にあった巨石が麓へ落下した一部ではないかと思っています。
ここの字名は「姥石」といい昔から重要な石であったのでしょう。
また姥石は「平賀七石」の一つだそうです。(他の6つは、尚籠石、大畳石、切石、鞍掛石、磨石、だき石)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d9/8cd92c77c601db612efe1f3e3be9a52e.jpg)
姥石の前に置かれていた不思議な石祠 祠の側面には「佐久平ゴルフ場~西約百米の所~」「国道整備のため此地に移転」とありました。
下側が判読しずらかったので推測ですが、佐久平ゴルフ場を造成中にみつかった石祠をここへ移動し新たに石祠を建て祀ったのではないかと思っています。
何を祀っているのか不明ではありますが、中を覗いてみると…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/2a/51166d8eb7fb97fa16aa2363280c38c7.jpg)
異国の神仏っぽい神像が置かれていました。自分的には、髭を貯えた道教っぽい雰囲気がする容姿ではあります。
【6/18追記】
佐久市文化振興課 ご担当者様より本件で問い合わせをして回答を頂いたのですが、こちらで得た情報以外は残念ながら得られず祠の謎も結局分かりませんでした。
(撮影:2024.6)
part4へつづく
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