山頂よりロープ―ウェー経由で麓に降り、せいしん駐車場より歩いて8分ほど坂を下りてくると日蓮聖人の魂が眠る廟墓「日蓮大聖人御廟所」があります。
身延川 「いずくにて死に候とも墓をば身延の沢にせさせ候べく候」
この御廟域は、日蓮聖人のご遺言に従って建てられた廟墓でもあり、まさに日蓮宗総本山の聖地中の聖地と言った神聖な場所でもあります。
この御廟域は、日蓮聖人のご遺言に従って建てられた廟墓でもあり、まさに日蓮宗総本山の聖地中の聖地と言った神聖な場所でもあります。
こちらへは、訪れる人も少なくひっそりしていました。観光で来られている方は中々こちらまで足を運ばないのでしょう。
川のせせらぎと鳥の囀りを聴きながら奥へと分け入ります。
参道途中にあるべきしてあった霊石 参道途中身延川を眼下にみる場所に名称や謂れなど不明ですが巨石が置かれていました。
身延山教師廟
こちらは、身延山に納められた日蓮宗教師の納骨を埋納合葬して供養する御廟です。
祖廟拝殿
祖廟を拝礼するための建物です。千鳥破風、御所向拝丸太建築桧皮葺きの神社の拝殿に通じる建物です。
訪れた時は、僧侶が木鐘を叩き読経を唱えられていました。木鐘の音が辺り一帯に響き渡り厳かな雰囲気を一層高めておりました。
祖廟塔 日蓮聖人の御墓です。聖人の「墓をば身延に」というご遺命にしたがって立てられたものだそうです。
この塔中には聖人の御舎利を安んじた創建当初の五輪塔の御墓が納められています。五輪塔に刻まれた「妙法蓮華経」の五字は、聖人の本弟子・日昭上人あるいは日向上人の筆であると伝えられているそうです。
この塔中には聖人の御舎利を安んじた創建当初の五輪塔の御墓が納められています。五輪塔に刻まれた「妙法蓮華経」の五字は、聖人の本弟子・日昭上人あるいは日向上人の筆であると伝えられているそうです。
身延山久遠寺で努められた歴代上人たちの墓所になります。
歴代上人墓所案内 さすがに八十七世からは合葬になっているようです。
御草庵跡 聖人が9ヵ年のご生活をされた御草庵跡です。
聖人はここで法華経の読誦と弟子・信徒教育のための法門の談義、さらには多くの曼荼羅本尊や、厖大な著述・消息の執筆などに明け暮れました。
法界堂
聖人の御草庵での生活を赴き忍び後世に伝えるためその形を模写・縮小しながら建造されたものだそうです。
この後、三門まで戻り事前情報から門前商店街の途中に店を構えるリーズナブルに鰻を食べさせてくれるお店(後日報告予定)で食事を摂ったあと、本日最後の訪問地 身延山への登山道入り口にある「砂石坊」境内の日蓮聖人が説法を唱えられたと伝わる“高座石”へと向かいました。
part4 七面大明神・高座石へつづく
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