響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

吾妻光良さんといえばjirokichiと夕焼け市

2007-04-07 | ライブハウスへ行こう!

そういえば吾妻光良さんの数少ないライブを聞く機会は、
阿佐ヶ谷高円寺近辺に住んでいれば案外身近である。
写真は、画像ファイルの情報によれば、2004年の夏のようなのだが、
吾妻さんたちが路上でバリバリに弾いていた。
(となりは材木屋さんなんですよね)
阿佐ヶ谷はある意味のんきな街で、そこだけ黒だかりの人出というわけではないが
そこいらじゅう大笑いだったように、親バカ母は覚えている。
ヒビキ4歳であったのに、アナーキーさで押され気味。

コドモたちのテンポは常に走る。

2007-04-07 | バイオリン・レッスン
最近はみんなで歌うという機会となると
常に渋い顔のヒビキ、
「みんな、お休みなしでいっちゃうんだよね」
と休符のところで舌打ち。

そうなのよ。コドモって絶対テンポがはしります。
拍子の最後の拍に休符がいても詰めちゃう。
早く終わりたい一心という感じもします。



ヒビキ最近のOUTPUTは、卒園式でうたうくらいで
ぜんぜん出番がないのだが、
レッスン(態度は極悪なんだけど)の進度は順調。

バイオリンでは今は有名な「ガボット」という曲をやっていて、
ついにピチカートに挑戦だ。

ドラムレッスンも新たに「ALL RIGHT NOW」という曲
が始まり、最初オモテの拍が強いのにとまどっているのかな
と思えるフシもあったが、先々週のレッスンでは
ドスッと来るリズムが叩けるようになっていた。

ところで、あらためて言うのもおかしな話だが、
上達って、しかし、どうして起こるのかはかなり謎である。
バイオリンのほうはいちおう1日10分弾くということを
自主的に行っている。
だが、ドラムなんかは金輪際練習したことなんかない。
すると、練習してるからうまくなるというのが
ぴったりイコールとは考えにくい。

バイオリンでは、技術的な段階として
弦の移動とか、スタッカート、スラーなどの新しい技法のようなものは
そこでがくんと難しくなると親バカ母には思われるのだが、
案外ごたごた言わずに、曲を弾くという流れの中で
できるようになっていっている。
こういう場合、よくレッスンでは「部分練習」といって
難しいとこだけ繰り返したりするものだが、
そういうことがヒビキはえらい嫌いで、ぜんぜん言うことを聞かない。

さらに不思議なことに、ハイポジション、和音、ピチカート
といったさらに高度な新しい技法も控えているわけなのだが、
ヒビキ、なぜかこういうジャンルを
教わる前から自己流に試し済みなのである。

事ほど次第に、いちいちがメソッドから外れ、さすらうヒビキだが、
幼児時代を終え、児童くんともなれば
やはりこうすれば上達するというのが指導であるからして、
こういうコドモはどうすりゃいいんだろ。

一方、上達とは、こうやれば自分は上達すると信じて持続的に実行することのできるその当の方法というものを、見つけ出すところに鍵があるのではないか。などと親バカ母は思うのでした。休むに似たり。