ヒビキはドラムも習っているのだが、ドラムの先生が毎年狛江にあるエプタザールで、ピアノ、バイオリン、フルートの先生たちとの合同発表会を企画しており、今年はドラムだけでなくバイオリンでも参加しては、と声をかけてくださった。
発表会は夏だから、鈴木バイオリン教本第2巻の中から何か弾けばいいやと思っていたら、前回のバイオリンレッスンで2曲ともあがりになってしまい、突然残りあと3曲になってしまっていることに気がついた。
そもそも鈴木バイオリン教本第1巻がとても速く終わったので、第2巻もそういうもんだと思っていたら、ずいぶん長い間やっているような気がしていたわけなのだけれども、得てして、それにも慣れてしまって、今度はいつまでも第2巻をやっているのが当然のような心得にいつの間にかなっていたのである。
残りの1曲も順調で、ヒビキは自信満々。
「これも終わりそうだな」
などと言っている。なんだか微妙なタイミングだ。
発表会は夏だから、鈴木バイオリン教本第2巻の中から何か弾けばいいやと思っていたら、前回のバイオリンレッスンで2曲ともあがりになってしまい、突然残りあと3曲になってしまっていることに気がついた。
そもそも鈴木バイオリン教本第1巻がとても速く終わったので、第2巻もそういうもんだと思っていたら、ずいぶん長い間やっているような気がしていたわけなのだけれども、得てして、それにも慣れてしまって、今度はいつまでも第2巻をやっているのが当然のような心得にいつの間にかなっていたのである。
残りの1曲も順調で、ヒビキは自信満々。
「これも終わりそうだな」
などと言っている。なんだか微妙なタイミングだ。