響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

というわけで、ついに入学式。

2007-04-13 | 歌う
去る4月6日、ヒビキもついに小学生入り。

少子化、というのを当たり前に思っちゃうと、
ことによると何でもないんでしょうが、新1年生は39人。
1クラスに押し込められた子供たちを見て
ずいぶんいっぱいいるじゃない、
と、親たちは案外、満足そうなのでした。
ま、少子化で困るのはコドモの世代だからねえ。

入学式で上級生たちが歌ってくれた
「○○月生まれー、はーい!」
というフレーズを替え歌にして、このところせっせと遊んでいる毎日。
給食も始まったそうな。

スティービー・ワンダーのドラム@you tube

2007-04-13 | YouTube
“スティービー・ワンダーは目が見えないのに
どうやってドラムを叩くんだろう?”

ヒビキがドラムのレッスンで「I just called to say I love you」
を練習していたころ、「スーパースティション」を聴きながら
親バカ父が言っていたのを思いだして、YOU TUBEをあたってみた。
ありました、お宝映像。

Stevie Wonder drum solo

すると、スティービー・ワンダーは、キーボードの時とまったく同じように、
踊るように空をみあげながら、独特のリズムを繰り出していました。
スティービーに限らず、ミュージシャンは演奏中、
時々こんなふうに空を見上げる。
まるで、答えは空からぶら下がっているんだと言わんばかりに。

ヒビキに見せると、ちょっと不思議顔。
スティービーは目が見えない、と教えると、
目をつぶって叩くとどうなるのか、必死に考えていました。
うーん、どーしてそっちへ行くか。

ふたたびテーマが流れる時。

2007-04-11 | バイオリン・レッスン
ヒビキのガボットの練習は、このところ通し演奏ばかりになった。
といっても1日10分の練習時間だと、3回ぐらい弾くのがせいぜい。
あとは、入学式で上級生たちが歌っていた曲の端々を弾いてみたり。

ガボットは、中盤に16分音符の難所があり、
ピチカートでいったん終わったかに見せて
ダカーポで冒頭のテーマに戻るのが特徴だ。

ヒビキ、コドモながらあっぱれ! と親バカ達がほくそ笑むのは、
16分音符の手前ではたっぷりと弾き、
16分は素早く、
そしてふたたびテーマが現れるところで、とってもにっこりすること。

「曲が見えてるんだよね」
「余裕があるんだよ」
……。
「あっ、そーね。ハイおしま~い」
と、ヒビキにバイオリンをしまわれちゃったりして。


しかし、いろいろやることあって大変だよねえ、コドモながら。

さようなら、保育園。

2007-04-10 | 歌う

去る3月31日の夕方は、赤い夕焼けであった。
保育園の場合、春休みだからって親の仕事が休みなわけではないことから、
月半ばには早々に卒園式を終えてしまい、
後は通常通りの保育モードに戻って、
月末には、誰にさようならと言う間もなく、
三々五々、コドモ迎えの自転車が来ては去るなかで、
ぶつっと、終わるのである。

開けて4月からは、学童クラブというものへ通う手筈なのだが、
ヒビキ、道々、鼻歌を歌いっぱなし。
しかも行ってみると、
「学童ってね、ずーーーっと遊んでるんだよ」
と、感に堪えないという表情で言ってました。
先生が引率するプログラムがないからね。

巻上公一さんの羊。

2007-04-09 | ライブハウスへ行こう!

すごかった巻上公一さんのことを書くのがすっかり遅くなってしまった。
「金子鉄心さんが東京に現る!?」でご紹介したままのクレズマー合戦の模様、
例によって客席じゅうを練り歩くスタイルで、
チューバの人とかたいへんそうだったなあ。
金子さんのソロがあんまりなくて少し残念。
それから、すごかったのが巻上公一さんというわけなのでした。

舞台からの最初のひと言は「メエエエー」。
なんとニュージーランドから帰って来たばかりとのことで、
というアナウンスに応えての「羊語」でした。
その後はもう何語と言われても驚かないぞ、
という不思議語連発の巻上ワールド。

そしたらこの後もピットインで梅津さんと、とか、
新譜も出たりとか、
いろんな機会があるようなので要チェックでございます。

さてヒビキ、ライブではそれほどのめり込む様子はなかったのだが、
やっぱり曲は覚えて持ち帰っていた。
今でも時々、だんだんにテンポが速くなる「ヤンヤンヤン、ヤーヤヤー」
という曲を時々歌っている。
曲が持っているある種の冗談っ気も、がっつり把握してるし。

そろそろまたヒビキとライブに行きたいな、と思うこの頃でございます。

ヒビキ、練習のヒケツ

2007-04-08 | バイオリン・レッスン
ガボットをはじめ、今日はバイオリン練習が絶好調で
なかなか弾きやめないヒビキ。
難関は16分音符8つ+8分音符4つの1小節なのだが
これをヒビキがどう克服するかを、親バカ母、
なんと今日は目撃したのだった。

ヒビキはまず、バイオリン弾こうかな~とか思っているあたりから、
鼻歌でそのフレーズを歌っているのである。
そして、バイオリンを取り出すとまっさきにそこを弾くのである。
しかも、その3小節前から、流して弾くのであるが、
3小節は別の曲とか適当なメロディとかで
いろいろ代用しておいて、4小節目に
問題のその1小節を弾く、というふうに練習しているのである。
(同じだと飽きちゃうからに違いない)

なるほどな、と思っていると、
今度はぜーんぶ通して弾いていった。
それはなかなか自信をつけるのにいい方法のように思われた。

気をよくしたヒビキ、
楽譜にある他の曲もいろいろ弾いていたが、
気をよくしているだけあって、弓がよく弦にのって
たいへんたっぷりとしたよい響き。よくできました○

そんなわけで、明日はいよいよ初登校。

吾妻光良さんといえばjirokichiと夕焼け市

2007-04-07 | ライブハウスへ行こう!

そういえば吾妻光良さんの数少ないライブを聞く機会は、
阿佐ヶ谷高円寺近辺に住んでいれば案外身近である。
写真は、画像ファイルの情報によれば、2004年の夏のようなのだが、
吾妻さんたちが路上でバリバリに弾いていた。
(となりは材木屋さんなんですよね)
阿佐ヶ谷はある意味のんきな街で、そこだけ黒だかりの人出というわけではないが
そこいらじゅう大笑いだったように、親バカ母は覚えている。
ヒビキ4歳であったのに、アナーキーさで押され気味。

コドモたちのテンポは常に走る。

2007-04-07 | バイオリン・レッスン
最近はみんなで歌うという機会となると
常に渋い顔のヒビキ、
「みんな、お休みなしでいっちゃうんだよね」
と休符のところで舌打ち。

そうなのよ。コドモって絶対テンポがはしります。
拍子の最後の拍に休符がいても詰めちゃう。
早く終わりたい一心という感じもします。



ヒビキ最近のOUTPUTは、卒園式でうたうくらいで
ぜんぜん出番がないのだが、
レッスン(態度は極悪なんだけど)の進度は順調。

バイオリンでは今は有名な「ガボット」という曲をやっていて、
ついにピチカートに挑戦だ。

ドラムレッスンも新たに「ALL RIGHT NOW」という曲
が始まり、最初オモテの拍が強いのにとまどっているのかな
と思えるフシもあったが、先々週のレッスンでは
ドスッと来るリズムが叩けるようになっていた。

ところで、あらためて言うのもおかしな話だが、
上達って、しかし、どうして起こるのかはかなり謎である。
バイオリンのほうはいちおう1日10分弾くということを
自主的に行っている。
だが、ドラムなんかは金輪際練習したことなんかない。
すると、練習してるからうまくなるというのが
ぴったりイコールとは考えにくい。

バイオリンでは、技術的な段階として
弦の移動とか、スタッカート、スラーなどの新しい技法のようなものは
そこでがくんと難しくなると親バカ母には思われるのだが、
案外ごたごた言わずに、曲を弾くという流れの中で
できるようになっていっている。
こういう場合、よくレッスンでは「部分練習」といって
難しいとこだけ繰り返したりするものだが、
そういうことがヒビキはえらい嫌いで、ぜんぜん言うことを聞かない。

さらに不思議なことに、ハイポジション、和音、ピチカート
といったさらに高度な新しい技法も控えているわけなのだが、
ヒビキ、なぜかこういうジャンルを
教わる前から自己流に試し済みなのである。

事ほど次第に、いちいちがメソッドから外れ、さすらうヒビキだが、
幼児時代を終え、児童くんともなれば
やはりこうすれば上達するというのが指導であるからして、
こういうコドモはどうすりゃいいんだろ。

一方、上達とは、こうやれば自分は上達すると信じて持続的に実行することのできるその当の方法というものを、見つけ出すところに鍵があるのではないか。などと親バカ母は思うのでした。休むに似たり。


ヒビキ、最近のINPUT

2007-04-04 | ジャズ
cure jazzから始まったウチブームの菊地成孔
椎名林檎の昭和ふうジャズ、
宇多田ヒカルのFlavor Of Life、
吾妻光良&The Swinging Boppersの「Seven&Bi-decade」から「150~300」
などがヒビキの近々マイブームだ。

折しも吾妻さんは中央線ネタが多くて、コドモ的にも歌詞がおもしろいし、
でもヒビキが一番気に入っているのは、どんどん(歌詞では血圧が)エスカレートしていく「150~300」という曲。

椎名林檎+斎藤ネコさんは……おっとこういうとき、親バカ母にはさてどういうイントロだったか抜けて思い出せなかったりするんだが、隣でヒビキすらっとイントロうたってくれるので、ありがたいね。で、曲名は? 「知らない」ってことはアルバムのほうに入ってるのかも*。何が気に入っているかというと
One time  * ちゃー*
Two times ** ちゃー*
Three times *** ちゃー*
Four ******
ここんとこの余白と連打、
そのあとテーマに戻って踊りまくりという感じが楽しいらしし。
という間にもヒビキ、曲をかけにいって……
イントロは、なんとドラムソロでした。

*「カリソメ乙女」でした。親バカ父いわく、この曲にはバージョンがあって、うちにあるのは
death jazzというバージョン(入手は配信のみ)でした。
ここでちょっと聴けます。