職場でも俄かに給与の査定について触れられることが増えてきた。
組合は反対のビラを配っているが、どちらかというと僕は賛成側でした。
仕事にはもっと緊張感や危機感が必要だと感じている。
だから、この本も「反対する」側の人がどんな事を言っているのだろうと、読んでみた。
すると、色々と科学的に分析した結果を元に説明していて納得する部分もあった。
かいつまんでみると次のような感じ。
人は仕事すること自体を面白いと感じて(目的として)働くこともある。
その場合より完成度を高めることや回り道をすることは喜びですらある。ところが、金銭的報酬を前面に出すことでお金が目的となる。
そうすると、一時的な効果は強いが、お金をもらう最低限しかしない、思った額(評価)がもらえないと不満に思う。成果主義は、仕事の完成度を低め、人のやる気をなくす。
金銭は報酬目的でなく生活保障として提供するのがよい。
→日本型年功制がそうである。
もっともな部分も含んでいるが、どこかしっくり来ない部分もある。
うまく説明できないが。
どちらの制度にしても、人材育成(能力やモチベーションの維持)の視点がある管理者や組織であればよいのではないだろうか。
まぁ、パイ自体が小さくなるのだがら、皆の取り分が減るか、頑張った人は多く取れるようにするのか、どちらの選択肢を選ぶかの決断を求められてるのは確かだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます