電子申告をしてみた。
仕事がら推進する立場に近いこともあり、あえてやってみたのだが、普通の人は途中で止めてしまうのではなかろうか。手順を説明してみるが、それがよけい敬遠につながりかねないと思う。
ただ、確定申告書等作成コーナーは、電子申告にしろ、紙で提出するにしろ、使える。簡単に入力できて、電子申告ソフトに取り込んだり、確定申告書を打ち出すことができる。
ぜひ、試してみてください。
●手順
基本的に準備に時間がかかるので、かなり余裕を持って始めるのが望ましいです。
- 利用開始(変更)届出をする
これは電子で可能なので比較的簡単だが、届出てからソフトや利用者識別番号が届くまで時間が掛かります。
なお、暗証番号は一定期間何に変更をしないと、変更届がひつようになりますので注意。
僕の場合も、最初及び再度の注意文書が届いたのみ関わらず全く気が付かず、3月に入って変更届を行いました。でも3日くらいで新しい暗証番号が届きました。
セーフ。 - 公的個人認証を取る
電子申告をするためには、インターネット上で本人であると証明する電子的な証明が必要です。
公的個人認証というのは自分の住民票のある市町村で取ることができます。
でも、本人が行かないと直ぐには取れないし、住基ネットカードを持っているのが前提。お金もかかる。
申告会場の混雑が嫌でなければ、直接もって行く方が話が早いだろう。 - ICカードリーダを買う
ICカード内に入った鍵で電子署名を行ったりするので、ICカードから読み込むためのリーダが必要です。
都会は違うのだろうけど、倉敷だとベスト電器でもアプライドでも取り寄せ対応でした。価格も何千円かする。 - パソコンへのソフトインストール
届いたe-taxソフトのインストールやICカードリーダの接続、公的個人認証ソフトのインストールなど。
説明書をしっかり読みながら行いましょう。
接続されたICカードから読む時、パスワードを間違わないように注意。5回間違うとロックがかかり、もう一度市町村の窓口へ行かなければなりません。
実は住基ネットカードと電子証明書のパスワードが別々に設定できることを初めて知りました。
1枚のカードに2種のパスワードが存在しているので、ここで間違う人も多いと思う。
ここまできて、初めてスタートラインです。
で、申告書入力 → 署名 → 送信 必要なら紙の添付文書(医療費の領収書等)を送付する。
個人的には、確定申告書等作成コーナーで申告書を作成して、紙で提出が一番賢いやり方ではないかと思う。
いちから、紙で書くのは結構難しかったので、源泉徴収票のフォーマットを明示してくれて入力できるこのコーナーは非常にありがたかった。
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