森のガーデン ロンド

長野県小諸でガーデニング

ルソン島真上に台風

2006年10月28日 | 出来事

 「マイ ニフティ」の週間天気に「台風が発生しています」とあった。気になってクリックしてみると天気図にはフィリピンのルソン島の真上に台風が乗っかるように記されている。
 大きな被害が出なければよいのだが、真上だけに心配だ。
 もう16年前になるが、マニラ日本人学校で3年間勤務したことがる。毎年のように台風が接近し、その度ごとに現地の学校は休校となった。日本人学校は、少しくらいの風雨では休まないので、ローカルスタッフには驚かれ、あきれられたりしていたが、お国柄の違いがよく出ていた。日本は災害に強い国といってよいのだろう。国民性にもそれが顕れる。
 フィリピンは、逆で、できるだけ早く逃れようという意識が働くようだった。それでも容赦ない天災人災に見舞われ、苦悩する国ではある。
 今日当たり、お世話になった方々はどうしているだろうか。
(飼い主)

夕食時の話題

2006年10月23日 | わが家

最近の夕食は、父と妻と息子の4人がそろうことが多い。今日は息子の学校の話題が中心だったが、父は一人黙りこくって食べている。
妻が、「ラッキーの具合はどうだった?」と投げかける。そこでしばらくラッキーの体調のことが続く。
父はこのところお経三昧なので、一番の共通の話題はラッキーになっている。
(飼い主)

リズムに乗せて

2006年10月17日 | わが家

 いつものようにゆでた鶏肉に錠剤2個を埋め込んでラッキーの口元に持っていった。ところがジーっと見ているだけで食べようとしない。薬の存在を感じとっているようだ。
 こうなるともう簡単にはいかない。そこで、勢いで食べさせることにした。
 先ずこちらの姿勢を正して、
「お座り!」
「待て!」
「お手!」
「いい子だねえ、ラッキーはいい子だよ!」
「ハイッ!」
と、鶏肉を出す。もちろん中に薬が埋め込まれている。
 リズムに乗せられて、パクッとほおばるラッキーだった。
(飼い主)

少し回復

2006年10月14日 | わが家

ラッキーの回復は順調のようだ。
いつもと違い、私が仕事から帰ってきたら尻尾を振って元気よく迎えてくれた。
しかし、血便はまだ止まらないという。
朝晩2回の薬の服用だが、しばらく続けなければいけないようだ。
(飼い主)

動物病院で

2006年10月12日 | 出来事

 動物病院でラッキーの様子を見てもらいました。前回もそうだったのですが、動物病院に着くと途端に元気になり、病状の説明が嘘っぽくなって困りました。
先生からの質問で、原因らしきものが分かってきました。
 聞かれたことは、こういうことです。
・具合が悪くなり始めた頃のお天気はどうでしたか?
・お家でいつもと違ったことはありませんでしたか?
・生活のリズムを狂わせるようなことはありませんでしたか?
・いつもは声をかけるのに、相手をしないということはありませんでしたか?
・脂っこいものをあたえませんでしたか?
 すべてに思い当たる節がありました。母のことで、家族の行動がいつもと違っていたし、看護師さんを始め、家に出入りをする人が多くなっていました。そして、二つの台風の影響で、散歩を中途半端に終わらせたこともありました。いつもは声をかけるのに、それどころではないといった家族の態度が目立ったかもしれません。
 そんなこんながストレスとなり、下痢の症状となり、腸の粘膜を傷つけ血便や嘔吐につながったようでした。かわいそうなことをしました。
 先ずは注射で症状の改善を図ることになりました。
 薬は錠剤を1日2回、2錠ずつ。粉薬を1袋。
 食事は、鶏肉を茹でて小さく裂き、煮汁と一緒に与えることになりました。これは病人に与えるお粥のようなものとのことでした。
 実際、家に帰って教わったとおりに作って与えたらむしゃぶりつくように食べたのです。食が細くて餌を食べさせるのに苦労していたことが嘘のようでした。
 薬を飲ませるのも楽になりました。鶏肉の中に錠剤と粉薬を埋め込んで与えたのです。今までは薬というと、すぐに嗅ぎつけ、飲もうとしなかったのに、今回は全く気にせず飲み込みました。これで安心です。
(飼い主)
 

元気がない

2006年10月10日 | 出来事

 このところ、ラッキーの様子がおかしい。あまり餌を食べないし、元気がない。昨夜はヒュンヒュンと鳴き通しだった。柔らかい便をし、嘔吐もあった。
 変化の始まりは母が息をひきとったあたりからだ。
 そういえば3月、母が入院したときも鼻の上の部分の毛が抜け始め、目の近くまで禿げ上がったことがあった。
 家族に異変があるとラッキーの状態が普段と違うことはこれまでにもあったことだった。今回のことも決して偶然に一致したとは思えないような気がした。
 ラッキーはラッキーなりに心配をしているのだろうと思う。
(飼い主)

秋晴れの葬儀・告別式

2006年10月07日 | 出来事
大雨の中の通夜と異なり、葬儀・告別式はさわやかな秋晴れの下で行うことができました。まるで、母の臨終の様子を表すような天気でした。
 町田メモリアルパークを包む緑がひときわ美しく感じられました。
 定刻どおり、葬儀・告別式が始まり、そして、終わりました。東京での生活は、趣味の踊り以外にはあまり外に出ることがなく、ごく限られた人間関係だったのと、親戚も遠くにいて出席できる状態の人が少なかったので、葬儀の規模は小さく用意しました。それでも、遠くから駆けつけた親族や、妻と私の仕事の関係で知り合った大切な方々に会葬していただくことができました。町内会やご近所の方々の心遣いも嬉しいものでした。
 驚いたのは、郷里からかけつけた親族の一人にのほとんどの人と、かつての母の友人・知人であった人たちが香典を託されたことでした。律儀というか、今も変わらない地域社会の結びつきの強さと素晴らしさを改めて感じました。
 告別式が終わり、火葬場で最後の別れ、そして収骨。乾いたような軽い響きを立てる骨の音に、不思議な感覚が残りました。ふっと「色即是空」「空即是色」という言葉がよぎり、母は最後に子どもに伝えるものをしっかり残していったように思いました。
 さわやかな秋日和に、かかわりのある方々の心を感じ、落ち着いた中で葬儀を終えることができたことを心底喜ぶことができました。

 何事も前向きに考え、工夫して取り組むことが好きだった母は、病気の治る見込みがないと悟った頃、自分の葬式に使う写真はこれ、納骨は町田の墓に、郷里の先祖代々の墓には分骨を、と言い残しておりました。
 引越し癖のある私が、3年前に、気に入った小山田の地を自分の落ち着く場所にしようと思い、墓をつくっていたのでした。その墓に眠る第1号が母になったわけです。
(飼い主)

母の死

2006年10月04日 | 出来事

 目を見開いたまま歯を喰いしばり、のどをぜいぜい鳴らしていた母が急に苦しそうに顔を歪めた。そして、大きく深呼吸をしたかに見えた瞬間、すーっと表情が和らいでいった。これまでのおなかの痛みと嘔吐の苦しみが嘘だったかのように目を閉じて、見る見るうちに穏やかな顔になったのだ。
 父は、「よくがんばったなあ。ご苦労さん、ご苦労さん」とねぎらいの言葉をかけながら頭や顔をなでた。
 
 Y先生による死亡の確認の後、訪問看護師のHさんとSさんが遺体を清め、肌襦袢を身につけさせた後、髪を整え、母の好みの薄紫の着物を着せる。妻が薄化粧をしてあげる。
「素敵になったよ」
「きれいになったね」
 妻とHさんとSさんが口々に褒める。
 母は満足だったろう。
 Y先生、Hさん、Sさんが帰られたのは午前0時20分だった。
(飼い主)



車好き

2006年10月02日 | わが家

 ラッキーは車が大好きなので、犬はみんなそうなのかと今まで思い込んでいたが、どうもそうではないらしい。車嫌いな犬もいるということを、散歩で出会った人の話で知った。
 よく、「ネコは家につき、犬は人につく」と言われるように、人の行くところどんな場所へもついてくるのが犬だと、そう理解していたのだった。犬もいろいろで、きめてかかるのは失礼なことだった。
 とすると、ネコは車が嫌いだというのも思い込みか。私の飼っていたネコは間違いなく車嫌いだったけれども。
 
 それにしてもラッキーの車好きは普通ではない。キーをもってそばを通ると満面の笑みではしゃぎ回る。
(飼い主)