今日の花は「ボリジ」画像は初夏。(6月末)
ボリジの美しい青色の花は、昔の画家が聖母マリアの青い衣装を書くときに、この花の色を色見本として用いていたそうです。ケルト語ボラック(borrach)は「勇気」の意味。
ボリジにはカルシウム、カリウム、ミネラルが豊富で、副腎を強化する働きがあるということ。
花はポタシウムという成分を含み、憂鬱を取り除いてくれます。花の咲き始めはピンク、やがて鮮やかな青色の花をうつむき加減に多数つけます。花は摘んでそのままケーキやサラダの飾りになり、砂糖づけにもします。
また、ワインに浮かべると、花は先日紹介したブルーマロウの変化と同様に青からピンクに変わります。
このボリジは1年草。初夏に庭の端の方でこじんまりと咲いているのですが、小さいながらも凛として好きなハーブのひとつです。