パセリは、古代ギリシャ人に、主として医薬用に用いられていました。
これを食卓にのせるようになったのはローマ帝国の人々で、宴会の際にはこのハーブのガーランド(ドアや窓のまわりを装飾するために、花や葉、木の実などをつなげて網状にしたもののこと)を飾ったそうです。何だか想像するだけでも素敵です。
一般に私たちが目にする「パセリ」とは違い、やや大型の細長く裂けた葉には、柔らかい印象があり、香りもやさしいです。
必要の都度摘み取って使うようにすれば、年中緑色の葉が収穫できて便利です。
生でサラダに散らしたり、ハーブバター、ハーブオイルを作り、スープやパスタに。
どの品種もビタミン、ミネラル、防腐作用のあるクロロフィルが豊富なんですよ。
乾燥、冷凍保存ができるので、たくさん収穫して、ストックしておくと便利なので、
私も今朝は沢山収穫して、ハーブバターを作る分と保存用に分けました。
ハーブクッキング講座では、キッチンハーブとしてこの「イタリアンパセリ」もお勧めしているひとつになります。