ゆうさんの自転車/オカリナ・ブログ

飛田雄一の個人的なブログ、オカリナ、登山、自転車のことなどを書こうかな・・・

「帰還証言:ラーゲリから帰ったオールドボーイたち」

2011-02-09 20:57:44 | 映画生活
元町映画館でシベリヤ抑留者のドキュメンタリー「帰還証言」をみた。
監督は、いしとびまささん。
とてもいいドキュメンタリーだった。

http://hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/mypage/index.php?gid=G0000543には、以下のようにある。

★元強制抑留体験者31人のインタビュー(2008.4月~2009.4月)記録映画★

2011年1月元町映画館(神戸市:1月29日から2月4日)は、6日間で391名のご来場があり立ち見の出る盛況でした。 ご来場はシニアの方が5割を超え、学生さんも5名。初日上映終了後、「神戸市民社会フォーラム」の「劇場で勝手連的に映画を観賞する会」の方たちとの昼食会で感想交換。9人参加。 最終日上映終了後の合評会26名参加。ここでも元抑留者の方たちの体験のお話がありました。作品編集等に関し、率直な感想や批評をいただきました。元町にご来場いただいた皆様、上映宣伝にご協力いただいた皆様ありがとうございました!!

(本作品のDVD販売予定はありません。上映会にご来場下さい)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<あなたのところで草の根上映会を開催しませんか>
◎いしとびたま(連絡先:09054603110)

いしとびさんの舞台挨拶も聞いた。
ホームビデオを初めて、このドキュメンタリーもそれで作ったとのこと。
証言者といしとびさんの関係がとてもいいようだ。
自然な証言があり、重い話のなかに笑える話まででてくる。

31名のなかの唯一の韓国人、イ・ビョンジュさんの証言もよかった。
シベリヤで、日本の被植民地の朝鮮出身であることを主張し、一定の待遇改善がなされたようだが、収容所長が朝鮮人前に出よと言ったときに、要求行動をした朝鮮人以外に朝鮮人がいたとの証言もあった。

1945.8.15までに捕まった兵士は「捕虜」、それ以降に捕まった兵士(この映画では兵士以外の方もいた)は「抑留者」と言われることも学んだ。

このドキュメンタリーも泣けてくる。
やはりひとりで行った方がいいかもしれない。

が、一般映画館で上映されたのは監督あいさつによると元町映画館が初めてだとのこと。
さらに、多くの人か観ることができるようになってほしいものだ。
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