この度、「NICHIHA SIDING AWARD 2014」にて『神戸山手台の家/片岡英和建築研究室(設計・監理)』がニチハ賞を受賞しました。
この建物は狭小敷地でありながら、第1種低層住居専用地域(建ペイ率max50%
、容積率max100%)という厳しい条件の中、最終的には建ペイ率49.31%、容積率99.99%までギリギリの平面計画としています。
断面構成も空間ボリュームを出来る限り大きくとれる様、斜線制限の限界まで高さを確保し、2階リビングの吹抜空間を実現しました。
建物の形状はコストコントロールの意味も含め出来る限り凹凸を減らした単純な塊としていますが、リズミカルに配置された大小様々な開口部によってファサードに表情をつけ、象徴的且つ潔いデザインとしました。
今回、この様な難しい建築条件の中から生まれた建物がニチハ賞を戴けた事に深く感謝をしております。
併せてクライアント及び、建築に関わりご協力頂いた皆様方にも御礼申し上げます。
京都の設計事務所。片岡英和建築研究室より