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画像ファイルの種類 その1

2021年01月25日 | パソコン



最小限知っておくべき拡張子
 画像を表す拡張子には実に多くの種類がありますが、初心者は、bmpjpg(jpeg ともいう)pnggif4種類程度覚えておけば十分です。

 拡張子とは、ファイルの形式を示す記号のことで、Word であれば .docx、Excel では .xlsx、.csv、Web サイトで .html、音楽では .mp3、.wav、動画なら avi、mov、mpeg4 などのようにファイル名の最後にある 「.」(ドット)以降にある3つの文字列(稀に4文字のこともあります)のことを言います。

このような Web で使う場合は jpgpng の2種類の区別ができその使い分けができれば十分です。簡単なアニメーションを作成される方は、gif も知っておく必要があります。
もう少しだけ画像処理技術の基本を知りたい方は、「highdy の無料パソコン教室」内の「第三講義室」を覗いてみてください。(それぞれクリックでジャンプ)

PCで「Prt Sc」キーで画面をキャプチャ(昔は「画面のハードコピー」と言っていましたね。)して保存する場合、基本的にPC内には Raw データを取り込みますが、それをアプリにより保存する際できるだけそのまま保存したい場合は bmp、それ以外は jpg、png を選択して保存します。
Windows に標準付属の「切り取り&スケッチ」では、デフォルト(=予め決められた定義のこと) png で保存されます。

 bmpビットマップと読む)の説明に関しては、上記「第三講義室」へ。
Rawとは、英語で「生の」「原料のままの」「未加工の」「料理をしていない」など多くの類似した意味があります。例えば、英語で Raw Materiaなら、Material に「素材」とか「物質」という意味がありますので、「素材」とか「原材料」のことです。)

使い分け方
 jpg、png の2種類の区別と言っても、それぞれの特徴を知らなければ使い分けはできませんね。
大ざっぱな使い分け法として、自然物 jpg人工物png と覚えておいてください。

自然物とは、例えば風景、人物、目標物を撮影した写真のことで、微妙な色合いの変化(グラデーション=色が連続的に変化していること)を含むもので、空や植物の色、品物でも光の加減で微妙な表現が必要で、そのままでは bmp のように膨大なデータ量になりますので、できるだけ画質を落とさずに圧縮して保存するために jpg 形式を使います。一般的な殆どのデジカメ、スマホのカメラで採用されている jpg では約 16,777,216万色(最近のPC画面やテレビのフルカラーも同じ)まで再現できますが、実用上はプリンタの能力に左右されます。

人工物とは、上記以外の自然物と人工物が混じったもの(例えば、写真が使われているサイトの画面キャプチャ)写真でも色数が少なくてパターンが直線的なもの、描き図、表などには png 形式を使います。つまり、自然物の逆で、色が連続的に変化している部分が少ないものと考えていいです。

highdy の教室では、「できるだけ png で保存」と教えていますが、その特徴を考えたそれなりの理由があります
 理由とは、次回にもう少し詳しく解説しますが、それらを総合的に判断して素人は png が無難ということです。

Web サイトでは、jpg、png が基本
 Web サイトに使う画像には、美しい(きれい)大きい(見やすい)軽い(データ量が小さい)がその命です。
画像を美しく、大きくしようとすると、大容量のもになり、重くなります。
PC用語で「重い」というのは 、PCの処理能力が遅いこと、画像処理の場合ではデータ量が大きいことを意味します。



もし、Web サイト(このブログでも)でこのような重い画像を多用すると、ページが重く表示に時間がかかるようになり、ページ訪問者はイライラしてスクロールして閲覧する気にもならずページを離れたりします。
商品を探す広告ページなら、閲覧者は初めからその覚悟で訪れていますので我慢もしてもらえるでしょう。
従って、Web 運営者(このブログも同じです。)は可能な限り美しく大きくて(縦横のサイズ)且つ可能な限り軽いファイにするようにいろいろな工夫をしたり制限を設けています

次回はもう少し詳しく勉強しましょう!


画像ファイルの種類    




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