親子で楽しむ絶好の機会
親子でゆっくり過ごす時間はとても限られています。しかも、いまのコロナ禍の状態では、密になる場所にも行けず親子で楽しむ時間はさらに限定されます。
そんなゴールデンウイークに、ご両親が子供に偉いところを見せるのもチャンス! 果てしない宇宙にはロマンもあります。ただ、観測は眠い時間帯のものもありますが、比較的見やすいものもあります。
月が土星、木星の近くを通過
ゴールデンウィーク中の5月3日から6日、日の出前の南東の空に土星と木星が見えていて、その近くを下弦の月が通り過ぎていきます。
明るい木星がやや東側に、少し明るさが劣りますがやや南側で木星より高い位置に土星が見えます。
明るい木星がやや東側に、少し明るさが劣りますがやや南側で木星より高い位置に土星が見えます。
流星群を見よう!
毎年ゴールデンウィークの終わり頃の5月6日、未明から明け方にかけて「みずがめ座η(イータ)流星群」の活動が活発になります。
ピークは夜明け後の午前11時ですが、活動期なので夜明け前でも充分楽しめると思います。
また、7月末(28日~30日)には「みずがめ座δ(デルタ)流星群」も見頃にります。
図をクリックすると詳細へジャンプします。
スタディスタイル★自然学習館 ホームページより
星座を見るには下記の無料のモバイルアプリをダウンロードしておくといいでしょう。
有料部分もありますが、無料のもので十分役に立ちます。
(画像のクリックでジャンプします。)
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水星が見つけやすい
5月17日前後は水星が最も見つけやすい時期になります。
水星は太陽系の一番内側を公転している惑星であるため、太陽から見掛けの位置が最も離れる(「最大離角」という)ときが見やすくなります。
日が沈み西北西の高度約15度辺りに輝いていて肉眼で十分に見えます。
見通(透)し場所が良い所でがほぼ真下(数度)に金星が見えるかも知れません。
皆既月食
5月26日には日本全国で皆既月食を観察することができます。
ご存じのように「月食」は太陽と月の間に地球が入り、太陽の光を地球が遮(さえぎ)るために月が暗くなってしまう現象です。
一部の地域では「欠けた状態の月」が昇ってくる様子も見られ、月食中は赤黒い「赤銅色(しゃくどういろ)の月」が見られます。
以下の資料で時間帯や見え方をチェックしてください。
一部の地域では「欠けた状態の月」が昇ってくる様子も見られ、月食中は赤黒い「赤銅色(しゃくどういろ)の月」が見られます。
以下の資料で時間帯や見え方をチェックしてください。
AstroArts
国立天文台
皆既月食を観測するには、モバイルアプリをダウンロードしておくといいでしょう。
上記 AstroArts のリンクページの下部に、iOS 用、Android 用のいずれのアプリもあります。
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