天国からの手紙

愛よ届け

弘前の先立った夫から妻へ

2018年07月15日 15時35分10秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                    

 

信号待ちをしている時、巻き込まれて命を落としました

始めは、あまりにも突然の事に戸惑い、呆然自失の状態で

倒れている我が体を唖然と見つめているしかできませんでした

 

葬儀が終わり参列している人を眺め、終わりを悟り

迎えに来てくれた懐かしい人々と共に、浄土へと還ることが出来ました

 

迎えに来てくれたのは、父に母そして愛犬(少年の頃に飼っていた犬)

人間だったころは、思ってもいなかった再会に胸が熱くなる思いがしたものです

この世 命ある世界だけが全部だと認識していた僕ではあっても

迎えに来た人・魂が居たから、すっと受け入れられました

 

僕よりは、ほんの少しだけ信心を持ってはいる妻が

命の炎が尽きるときに、怖がる必要性は皆無だと伝えるために来ました

 

精一杯生きたことを誇りに想い、胸を張り、懐かしい人々との再会を祝う気持ちで

その時を迎えたらいい

穏やかな心持ちになるはずだ

急がず焦らず自然体で、貴女の人生を全うして下さい

 

                                           先立った夫より

 

                                           

 

 

☆初めてお読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

 

茶文字は私自身の言葉です