天国からの手紙

愛よ届け

14歳の男子からご家族へ

2019年11月12日 14時42分55秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                          

僕は佐賀県鹿島市の14歳男子です

家は寺です

 

病死でした

生き切ったので無念は有りません

生前の父の教えもあって、天に還るのに怖さはなかった

それがどれほど僕を助けてくれたことか

生きてる時には、それを言えなかった

だから手紙で伝える

 

【家族へ】

お母さんへ

 

  泣き虫なお母さん

  今はようやくあまり泣かなくなった、

  ずっと泣きっぱなしだったから、心配だったんだ

  思い出しては泣いてる、お母さんの背中をさすっていたんだけど

  気付かなかったでしょ

  ずっと近くに居た  

  母さんの心が落ち着いたら話そうと思ってた事がある

  もっと早くに手紙を出そうと、書いてもらったことがあるんだけど

  辛過ぎるようで、思い出させるのは良くない気がして

  手紙を出すのを止めたんだ

  「時が解決してくれることがあるよ」と先に仏になった同い年の子が教えてくれた

  

  何時でも好きな時に、皆の所に帰れる

  僕が逢いたくなる時でも、皆が逢いたいと思ってくれた時にも、逢いに行ける

  残念だけど、お母さんや皆には見えないけどね

  僕側だけで寂しいなと思うことがあるけど、仕方がないことなんだ

  いつか、もっと母さんが落ち着いたら、書いてもらった手紙を渡してもらうよ

  大好きだよ (また泣くだろうな)

  泣いていたら背中を撫でに行くよ。

  

 

お父さんへ

 

  先に言ったけど、お父さんが伝えてくれた教えが

  僕の心も魂も軽くしてくれた

  お父さんだって辛かったのに、安心していい、心配いらない、

  一人ぼっちになるわけじゃないと繰り返し教えてくれた

  そのとおりだったよ

  明るくて居心地良くて、仏になった仲間や僕の先祖もいる

  こんなに安心して逝けた人は、あまり居ない様だ

  お父さんのおかげだ、ありがとう

  自分の辛さを隠して、僕に希望を持たせてくれて、ありがとう

  

  僕は早かったけれども、お父さんのおかげで生き切ったと思えた

  家族のおかげで頑張れた

  「よく頑張りましたね」と沢山褒められたよ

 

  これが最後の手紙だけど、話せる機会はまた来る気がしている

  

  お父さんが僕のお父さんで本当に幸せでした。

 

お祖父ちゃん・弟へ

  お母さんとお父さんを、よろしくお願いします

  お祖父ちゃんを追い越してごめん

  お祖父ちゃんが居てくれると、いいね  安堵感ある

  これからの事、お願いします。

  

                                    2019年8月

 

                              

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です