天国からの手紙

愛よ届け

福岡に居る息子へ

2019年12月02日 22時48分44秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                            

 

井上と申します

出身地は福岡県早良区です

享年57歳

 

息子へ:

父さんが息子へ残せる最初で最後の手紙だ

成人したとはいえ、子供のように無邪気さを持っていて

そこが良いところでもあるのだが、大人の世界は純粋では無いゆえ

大人の世界の荒波に、これからぶつかって往くかと思う

その都度、アドバイスすることは叶わぬが、

これから述べることが、生きていくうえで参考になればと願う

 

仕事先で理不尽な先輩に出会ったとしても、数年の内の約三分の一にも満たない

わずかな時間で、世界には色んな考えをする人間が居ることを伝えてくれる

そういう立ち位置に居る人なんだと思えば、その人への蟠りも薄れはしないだろうか

長寿ではないが、父さんの人生にも幾度か出会ったことがある

蟠りを抱えれば抱えるほど、付き合いが長くなった

役割と気付き始めると、すばやく通り過ぎていった経験がある

 

人生を過ごしていると、恩師にも出会うし、反面教師のような人とも出会い、

親切な人そうでない人、様々な出会いを通して、豊かな価値観を育んでいくのだと思う

理解出来ないと感じた時には、この人は自分に何をもたらしてくれているのか

と、発想を変えてみるといい

観えてくるものが有るだろう

 

困った時は、一人で立ち向かわなくていい

叔父さんや恩師に相談して、協力を頼むといい

乗り越える方法や力を貸してくれる

一人で何もかもを背負う必要は無いのだから

 

長くなったが、これからもE(息子)を見守っている

応援しているよ。

 

                                   2019年5月

 

                              

 

 

 

☆お読み下さった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです