今日は太郎の保育園の餅つき大会でした。
朝の登園時間になって雪が それも吹雪です
園庭に石臼を置いて準備していたのに
「うそでしょ~」とお母さん達
お父さんたちは頑張って何とかシートを張ろうとしたんですが
シートを張ると杵を振り上げることが出来ません
「何とかやんでほしいね~」部屋の中から空を見上げてみんな祈るような思いでした。
そしたらなんと!
予定より1時間近く遅れて開始された餅つき大会でしたが
楽しく、美味しいお餅をみんなで頂きました
さて、本題ですが、太郎の誕生日プレゼントが決まらないまま1日が経ちました。
トミカとプラレール以外に思いつかない太郎。
でも、もう充分過ぎるほどに持っています。
だから今年は何か違うものを・・・と考えていたのですが、
太郎自身が他に欲しいものが思いつかなくて
ところが、今日「あれが欲しい!」
太郎が指さしたものは、保育園の同い年のKくんが乗ってきていたキックボードです。
「じゃあ今年のプレゼントはあれにしようか?」と聞くと
「うん!それがいい!そうしよう!」
早速、二人で買いに行きました
「帰ったら乗っていい?」嬉しそうな太郎ですが、私は乗れるのか心配
家に帰って大急ぎで箱から出して外へ
「大丈夫?」そう聞いた私に太郎は
「Kは乗れるし、タロも6歳になったから出来るはず」
私はただ、ただビックリ
「Kくんが乗れるのは6歳だからじゃないんだよ~」そう言いかけて止めました。
太郎は「怖い」とも言わずに、ちゃんとヘルメットをかぶってヤル気満々
立ってるだけでも飛ばされそうな強風の中、太郎は「乗れる」って信じてる。
信じて練習しようとしてるから私は黙って付き合うことにしました。
何度も地面を蹴って足を浮かせて少しだけど、ちゃんと乗れてる
「タロ!すごい!上手すごいね~」
大騒ぎしながら「よし!このまま練習しながら姫を迎えに行こう!」
「姫、びっくりするかな?」
太郎もすっかりご満悦です
学校に着く前に姫と出会って「おかえり~」と太郎が言うと
「うわ!タロそれどうしたん?乗れてるし!」
「お母さんが誕生日プレゼントに買ってくれた
タロな、6歳になったから乗れんねんで」
「え~ いいなぁ ちょっと乗らしてよ」
「いいよ~ ちょっとやで~」
姫が思ったより上手に乗れるので、私はまたまた
「姫、いつの間に乗れるようになったん?
乗れんかったよね?」
「へへ~ Cに貸してもらって練習した
いいなぁタロ。お母さん、姫も欲しい」
「タロに貸してもらったら?滅多に乗らないんだし」
「タロ、姫にも貸してよ!絶対やで!」
「いいよ~ でも、今はタロが乗る!」
家の前まで来たけどせっかくだから遠回りすることにしました。
何度も足が引っ掛かって転びそうになったけどタロは弱音を吐かなかった。
「大丈夫」私と姫が何度も声を掛けたけど、その度に
「大丈夫」「ぜんぜん平気」と体勢を立て直しては乗り続ける太郎。
「すごい!タロ、上手~」とはしゃぐ姫と私
いつものことながら騒がしい一行です
「6歳になったら出来るはず」太郎はそう信じていたんです。
だから、2月になってからいろんな事に挑戦してるのかもしれません
2月生まれの太郎は同い年のKくんやSくんより体も小さいしどうしても遅れがち。
「なんでタロはKやSみたいに出来んの?タロはあんぽん(アホ)なん?」
そう言っては涙ぐんでた太郎
いつの頃からか出来ないことには参加しなくなって
みんなが楽しそうにワイワイ騒いでいるのを遠巻きに見ているようになりました。
「タロ、遅い!」 「タロのへたくそ!」
そう言われる度に目に涙をためて口をキュッと結んで拳を握りしめて立ちすくんでいた太郎。
そんな太郎が「6歳になったら出来るはず」と信じることで強くなれた。
自分を信じる気持ちを持てるようになったことは親としてとても嬉しいです。
親バカかもしれないけど、成功のもう一つのカギは太郎の観察力と器用さ。
キックボードの乗り方もKくんの乗り方をじっと見て
「1,2,3回蹴ったら足を上げるねん」
逆立ちの真似ごとも「タロは足を揃えてたからアカンかってん。
Kは足をこれくらい前と後ろに開いてた。同じようにやってみたら出来るねん」
お手本と自分の違いをしっかり見つけて修正できるところが凄いと思いました。
これも特性なんでしょうか
姫は観察力はあるけれど不器用で思うようには動けないようです。
真似したくても体がついてこないようです。
それでも姫は拗ねたりひがんだりしないところが素敵なところ。
こっそりと一人で練習していたり、試行錯誤しながらも諦めない子です。
それぞれに違いはあるけれど「自分を信じる」ということを大切にしてほしいです。
自分のペースでいいから、諦めないで前進することの大切さを忘れないでいてくれたら
それだけで人として素晴らしいことだと親として誇らしく思います。
「6歳になった」ことが太郎をこれほどまでに成長させるなんて思ってもみませんでした。
子供って無限のパワーを持っているんですね。
太郎も親離れ、子離れの時期が来たのかもしれません。
これからは少し離れて見守った方がいいのかも・・・
嬉しいような、淋しいような複雑な気持ちです
朝の登園時間になって雪が それも吹雪です
園庭に石臼を置いて準備していたのに
「うそでしょ~」とお母さん達
お父さんたちは頑張って何とかシートを張ろうとしたんですが
シートを張ると杵を振り上げることが出来ません
「何とかやんでほしいね~」部屋の中から空を見上げてみんな祈るような思いでした。
そしたらなんと!
予定より1時間近く遅れて開始された餅つき大会でしたが
楽しく、美味しいお餅をみんなで頂きました
さて、本題ですが、太郎の誕生日プレゼントが決まらないまま1日が経ちました。
トミカとプラレール以外に思いつかない太郎。
でも、もう充分過ぎるほどに持っています。
だから今年は何か違うものを・・・と考えていたのですが、
太郎自身が他に欲しいものが思いつかなくて
ところが、今日「あれが欲しい!」
太郎が指さしたものは、保育園の同い年のKくんが乗ってきていたキックボードです。
「じゃあ今年のプレゼントはあれにしようか?」と聞くと
「うん!それがいい!そうしよう!」
早速、二人で買いに行きました
「帰ったら乗っていい?」嬉しそうな太郎ですが、私は乗れるのか心配
家に帰って大急ぎで箱から出して外へ
「大丈夫?」そう聞いた私に太郎は
「Kは乗れるし、タロも6歳になったから出来るはず」
私はただ、ただビックリ
「Kくんが乗れるのは6歳だからじゃないんだよ~」そう言いかけて止めました。
太郎は「怖い」とも言わずに、ちゃんとヘルメットをかぶってヤル気満々
立ってるだけでも飛ばされそうな強風の中、太郎は「乗れる」って信じてる。
信じて練習しようとしてるから私は黙って付き合うことにしました。
何度も地面を蹴って足を浮かせて少しだけど、ちゃんと乗れてる
「タロ!すごい!上手すごいね~」
大騒ぎしながら「よし!このまま練習しながら姫を迎えに行こう!」
「姫、びっくりするかな?」
太郎もすっかりご満悦です
学校に着く前に姫と出会って「おかえり~」と太郎が言うと
「うわ!タロそれどうしたん?乗れてるし!」
「お母さんが誕生日プレゼントに買ってくれた
タロな、6歳になったから乗れんねんで」
「え~ いいなぁ ちょっと乗らしてよ」
「いいよ~ ちょっとやで~」
姫が思ったより上手に乗れるので、私はまたまた
「姫、いつの間に乗れるようになったん?
乗れんかったよね?」
「へへ~ Cに貸してもらって練習した
いいなぁタロ。お母さん、姫も欲しい」
「タロに貸してもらったら?滅多に乗らないんだし」
「タロ、姫にも貸してよ!絶対やで!」
「いいよ~ でも、今はタロが乗る!」
家の前まで来たけどせっかくだから遠回りすることにしました。
何度も足が引っ掛かって転びそうになったけどタロは弱音を吐かなかった。
「大丈夫」私と姫が何度も声を掛けたけど、その度に
「大丈夫」「ぜんぜん平気」と体勢を立て直しては乗り続ける太郎。
「すごい!タロ、上手~」とはしゃぐ姫と私
いつものことながら騒がしい一行です
「6歳になったら出来るはず」太郎はそう信じていたんです。
だから、2月になってからいろんな事に挑戦してるのかもしれません
2月生まれの太郎は同い年のKくんやSくんより体も小さいしどうしても遅れがち。
「なんでタロはKやSみたいに出来んの?タロはあんぽん(アホ)なん?」
そう言っては涙ぐんでた太郎
いつの頃からか出来ないことには参加しなくなって
みんなが楽しそうにワイワイ騒いでいるのを遠巻きに見ているようになりました。
「タロ、遅い!」 「タロのへたくそ!」
そう言われる度に目に涙をためて口をキュッと結んで拳を握りしめて立ちすくんでいた太郎。
そんな太郎が「6歳になったら出来るはず」と信じることで強くなれた。
自分を信じる気持ちを持てるようになったことは親としてとても嬉しいです。
親バカかもしれないけど、成功のもう一つのカギは太郎の観察力と器用さ。
キックボードの乗り方もKくんの乗り方をじっと見て
「1,2,3回蹴ったら足を上げるねん」
逆立ちの真似ごとも「タロは足を揃えてたからアカンかってん。
Kは足をこれくらい前と後ろに開いてた。同じようにやってみたら出来るねん」
お手本と自分の違いをしっかり見つけて修正できるところが凄いと思いました。
これも特性なんでしょうか
姫は観察力はあるけれど不器用で思うようには動けないようです。
真似したくても体がついてこないようです。
それでも姫は拗ねたりひがんだりしないところが素敵なところ。
こっそりと一人で練習していたり、試行錯誤しながらも諦めない子です。
それぞれに違いはあるけれど「自分を信じる」ということを大切にしてほしいです。
自分のペースでいいから、諦めないで前進することの大切さを忘れないでいてくれたら
それだけで人として素晴らしいことだと親として誇らしく思います。
「6歳になった」ことが太郎をこれほどまでに成長させるなんて思ってもみませんでした。
子供って無限のパワーを持っているんですね。
太郎も親離れ、子離れの時期が来たのかもしれません。
これからは少し離れて見守った方がいいのかも・・・
嬉しいような、淋しいような複雑な気持ちです