千代の日記

鬱病を抱えたお師匠さんの奮闘記 (千代の会のHPはhttp://www.chiyonokai.com//)

年金詐欺

2011年06月26日 | うんちく・小ネタ

富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/

先日、私が講師をしているカルチャーで、80歳過ぎの年配女性が体験してくれた。

普通は、カルチャーと言えば、契約事務と、講師はまったく別だけれど、うちのカルチャーはアットホームというか、臨機応変で、その日は、体験してくれて気に入ってくれたので、そのまま私が、契約書を持って、契約になだれ込んだ(笑)(^^)

「そうそう、そこね、住所書いて、印鑑ここね」

「そう、そんで、ことらの同意書も、、、こちらにお名前書いてくださいね。」

「はいはい、では、こちらも、ここに印鑑ね」

新、お弟子さんは素直に、「はいはい、ここですね?」なんて、何にも読まないでサインしてくれる。

もちろん、カルチャーの契約書だから、間違いなどないのだけれど、なんだか、年金詐欺になった気分(笑)

お年寄りって、人を信用するんだなぁ。こんな風に無防備で、信用する人の言うことなら、判を押しちゃうんだなぁ。

って、実感した。こんな素直な人種をだまして、老後のお金なんて取り上げる詐欺ってゆるせないなー。なんて思った一瞬でした。

ふっと、その帰りにいつもの スーパーピーコックに寄ると、レジの所で、手押し車をおしているお年寄りが、買い物をして、小銭がわからないので、

「おねえさん、いつものようにやって」とおねがいして、レジのおねえさんが、じゃ、これだけ

いただきますよ。おつりは、ここに入れておきますからね。と、お年寄りのお財布を預かっていた。

「はいはい、ありがとうね」信用しているおばあさん。「また来てね」と、優しいレジのおねえさん。

「規則ですから、ご自分で払ってください」なんていって、レジを停滞させないで、素直にお年寄りのお財布から、お金を出しておつりを入れておいてくれる、お姉さん。

いいよね、まだまだ、日本人って捨てたもんじゃないよ。たとえ、貧しくなっても、お金持ちになっても、震災になっても、この人同士の安心度って世界一かも!


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