今日、たまたまTVをつけたら、超懐かしい音楽。
NHK「アーカイブス」という番組で「新八犬伝」をやっていました。
「仁」「義」「礼」「智」「忠」「信」「孝」「悌」
「いざとなったら珠をだせ~♪」今も歌えるもんね。
あれ、400回以上やっていたんですね。なのにビデオは4回分しか残っていないとか。
坂本九の語り?解説?が、よかった。
「お姫様が犬の子供を生む??」超意味不明の物語をわかりやすくおもしろく、わくわくしてみていました。当時、あまり根本のストーリーを理解していなかったけど、今日、TVで見て、なるほど、そういうことだったのかと、理解。
友達は、「犬塚信乃」がかっこよくて好きって言っていたけど、私は、なんと言っても「わ~れこそは、たまずさが怨霊」が大好きでした。「たまずさが怨霊」はフルネームかと思っていましたが、のちに「玉梓の怨霊」だとわかりました。
あと、「さもしい浪人、網乾左母二郎(あぼしさもじろう)」も好きでした。
こののち、心が卑しい人をみると、心の中で「さもしい浪人、網乾左母二郎」とつぶやいてしまう私がいました。
悪女「舟虫」もいいキャラしていましたね。
この、文楽と講談と浪曲をミックスして、現代風にアレンジしたこの物語がわたしの初めて触れた古典芸能かも???
今から思えば、私のライフワークにしようとしている「新内」の解説付きスライドライブは、面白いけど、一見わかりにくい「新内」をわかりやすく解説しながら聴いてもらう、まさに、自分はこれを目指していたんだと、はっと気づいた気がします。
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