富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/
新内の中の1曲であります、通称「明烏」といわれています「明烏夢淡雪」は、花魁の「浦里」と、恋人「時次郎」の悲しい恋の物語です。
かごの鳥であります浦里さん。彼女につぎ込んで、お金に行き詰まり にっちもさっちも行かなくなった時次郎。浦里もまた、お金の無い時次郎と逢う事によって自らの借金を増やしていく(身上がりと言う)。どんずまりの二人が。。。でも、今日も逢わずにはいられない。
春雨の眠ればそよと起こされて~♪ から始まります「浦里部屋の段」
春雨の音のするような・・・しないような・・・静かな気配に、愛し合った後のまどろみの中から、ふたりは どちらからともなく目覚めます。浦里は床の中で、乱れた髪をなで上げながら、(きっと時次郎の顔をみつめて=私の想像ですが)
どうした縁でかの人に、逢うた初手から可愛さが~♪・・・・
と、はじめて逢ったときから、なんでこんなに好きになっちゃったんだろう・・・としみじみ思います。
私は、明烏では、この冒頭の部分が一番好きです。とっても上品だけど、最大限に艶。
いつの間にか、トロトロ眠っちゃって、ふと気がついたら、あら、ねちゃってたんだ・・・今・・何時ぐらいかしら? ふと、横に寝ている男の顔を見て、「やーだかわいい~」なんて思っちゃったりして
でも、ふたりは、どんずまりの現実の中、心中することに決めてしまう。。。。。
こんど、春のおさらい会で(あと1ヶ月 ひえーー)語ります。
入門してから、一番語りたかった曲です。がんばりまーーす
新内小唄の方の「明烏」を昨年の初弾き会で弾き歌いしました。
いい唄なんですよねぇ、しみじみと。
ネットや本で「明烏夢淡雪」の粗筋なども調べまして、「ふむふむ、悲恋だわぁ」と涙し、ヘタクソなりに「浦里」の気分を作り上げて稽古したはずなのに、なんということか、会の前夜読んだ落語の本に「明烏」がありまして・・・落語ですから、さげがついていて、大笑いですわよねぇ。そんな本を読んでしまったからか、稽古不足か(←こっちが当たり)、本番ヘロヘロでございました。がっかり。延千代さま、本番まで「落語の本」だけは読んではなりませぬぞ!
趣味人倶楽部から訪問しました。
私も和が大好きです。
九州、熊本からです、よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます!!
九州熊本ですか☆
私は福岡の出身です。(^^)v
よろしくお願いいたします。
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