富士松延千代のホームページ http://www8.ocn.ne.jp/~hirake58/
今日は、mixiの「吉原遊郭」のコミュニティーがあり、そこの管理人さんが主催する、幕末から明治大正にかけての遊女の写真上映会がありました。浅草のリバーサイドホール内ミニシアターで。
新内を愛するものとして、吉原のウンチクは、少々本を読み漁り身につけたつもりの私でしたが、浮世絵だけでなく、「本物の遊女の写真」(幕末、明治大正にかけて)には、理屈を抜きにしたあった圧倒的な「目で見る情報」がありました。当時の本物の遊女の意外と地味で、生活観があるような雰囲気にはびっくりしました。
吉原病院(梅毒の病院)の様子など、本では知っていても、実際の病院の映像にとても心が打たれました。時間が無くて、その後の浄閑寺のお参りコースには参加できませんでしたが華やかな影で、物として扱われた当時の遊女の悲しみも伝わってきました。
だから写真も残ってるんだ・・・新内の資料としてだけでなく、日本人として知っておくべきモノを見ましたね。
今後の糧になるでしょう。
うらやましいではないかいな~。
花魁が、心意気を失ったら、悲哀しか残らないのか。その辺も想像すると、江戸時代の花魁を唄っていても、感じ方が変わりますね。