愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

謙虚であること。

2009-10-19 10:18:55 | 生活 ~上海~
3週間ほどの日本出張を終えて、上海に戻ってきた。

今回は間に中国の国慶節休日があったので、夫くんも一週間ほどの休暇を日本で過ごしたのだ。
夫くんは、なんと「断食道場」へ入門した
ま、新しいもの好きの彼らしいですな。

さて、今回の帰国で、ハッとしたことを書き留めておこうと思う。

ある人が言った。
「自分は、これまで頑張ってきたと思うけれども、自分の能力以下のことしかやってこなかったような気がする。(友人で大きな会社を経営する人を指して)あの人は本当に普通の人と思うけど、自分は彼女よりは能力があると思う。」

これを聞いて、私はものすごくハッとした。
「プライド」がこの人の可能性を制限したのかも・・・と。

そうか、そうだったのか。。。

私の尊敬する人は、自分の能力だとかプライドだとかまったく気になんてしてなかったと思う。そこまで自分でやらなくても、というようなことまで率先してやってるような人だった。特に人の肩書や地位には拘ってない風に見えた。

そういうものに拘ってなかったというよりは、自分の「分」や「能力」をとても客観的にそして謙虚にジャッジしてたのだと思う。

自分で事業を興したときも、なんのコネも資金もなく足で商売のネタを探して歩いたという。プライドや自分の能力を過信するような人間であったなら出来ないことだったろう。
いつも、率直に自分の意見を言い、それを裏付ける努力や、また泥臭い仕事も決して厭わず常に先頭を切ってやっていた。

私は決して能力が優れていたり、才能がある人間じゃない。
でも、なんだかこれまで「突き抜け感」なく中途半端な感じでやってきたのって、
きっと、妙なプライドがあったり、謙虚な心がなかったんだな、とつくづく感じた。

日本での仕事でもそうだ。
自分の役割は何か、何をすべきなのか?をもう一度よーく考えなければ。
自分の足元をよくみつめなおさなきゃ。


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