愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

病原体か・・・?

2009-05-27 23:40:40 | 生活 ~上海~
昨日、大阪から無事上海へ戻ってきた。

関西空港から上海へ向かう便は、いつもと様子が明らかに違う。
いや、まず関西空港の様子からしていつもと違った。

空いてる・・・。

搭乗口に行っても、人はまばら。

たぶん、30人も乗ってなかったのでは・・・??
客室乗務員の人も「少ないです~」と言って、余裕あるからかサービスも更にきめ細やか。何回も「お飲物・・・」といって回ってきてくれるので、せっかくやし、とお茶飲みすぎて、お腹チャポチャポになってもた

上海まで2時間半飛んで、浦東空港に着陸

着陸後、「感染地域」からやってきた私たちは「重点的検査対象」として、
全身防護服に身を包んだ検査官に検温されました。。。

検査は当然で、仕方ないけど、ものすごい装備に身を包んだ彼らと「丸腰(?)」で相対する私たちは明らかに「病原体予備軍」として扱われ、なんだかな~って感じ

まあ、乗客があまりにも少なかったこともあり、その検査も10分もかからず終了。そのあとは、普通に入国審査して、入国完了。あ、健康チェックシートは書かされたけれど。

心配していた「隔離措置」もなく、ほっとしたわ
ほんと、インフル騒ぎ、どうなることやら・・・。

中国の人たちは、「中国は感染した人が10人以下!」と胸を張ってるそうだけど、うーーーん、どうなん?それって。。。
感染に気付いてないとか、病院行ってないだけ、とかそんなことってないん??

ビミョー・・・。

間が悪い・・・?

2009-05-19 23:38:13 | 生活 ~日本~
日本に帰ってきて一週間。
新型インフルエンザは、大騒ぎする世界をあざ笑うように一気に感染地域を広げていっている。

しかも、大阪。。。
それも、私の生活基盤である「北摂地域」

街は本当に静まり返り、子供の姿を見かけることがない異様な光景。

誰もかれもがマスクを装着し、そそくさと自宅へと急ぐ人たち。

そんな中で、今日近所の郵便局に行くと、局員の子供がカウンターの中で遊んでいる・・・!「すみませんねえ~。学校が休校になってしまい、どうしようもないので、連れてきているんです」という。
なんか、ほのぼのしてしまった!
やるやん、郵政公社!

それにしても、まっずいなあ~。。。

上海帰れるかなあ・・・。

夫くんのお客さんは、「大阪からの来客は受け付けない!」ときっぱり宣言してるところもあるそうな。

飛行機の中で、くしゃみでもしようもんなら、即隔離!になりかねん。

そんな中、友人Tは今週末大阪北摂地域(しかも感染者多数出た学校の近く)で結婚式を挙げる予定。
うーーーん、かわいそうだ。
県外から来られる方はビミョーなところかも・・・。

どうか、無事上海に帰れますよう!!!

根っこのない生活。

2009-05-12 22:03:57 | 生活 ~上海~
明日から2週間ほど日本に帰る。
毎月20日から月末は仕事で日本に帰るため、毎月結構忙しくなりそうだ。

4月は荷物の整理もあるだろうということで月末には戻らなかった。
1ヵ月半ほど上海で暮らして、生活には慣れたが、この人の多さ、埃っぽさ、何よりも、「我先に」が信条のここんちの人たちにもまれて結構疲れたかも

これって、お歳との関係も大いにあるかもね~。
そりゃ、そうだわ。仕方あるまいなあ。

しばし、日本の綺麗な空気と綺麗なお水のお風呂に入って、リフレッシュしてこよう。こうして、行ったり来たりは忙しいものの、互いの「いいとこ取り」をできるという風に考えれば、楽しいもんだわ

こんな風に、海外で生活することを望んでいた私にとって、この数年間はまさしく希望通りの生活。
でも実際のところは、なかなか自分の「根っこ」を一か所に、もしくは一つのことに張れないで、ここまできた来たことに、少なからずの焦りを感じる私。。。

新しい言葉を学び、新しい友人を作り、新しい生活を作っていく。
でも、これはいずれ終わりのくる期限付きのもの。
また違う場所に行けば、もしくは日本に帰れば、また一からそれが始まる。
走り続けてるときは良いけれども、果たして自分の目標とする場所に自分を運べているのか?と思った時に、ふと、ぞっとすることもあったりする。
これは、最近の私のまじめな「要検討事項」の一つ。。。

さてと、日本での2週間は予定テンコ盛りになる予定なので、体調崩さないように気をつけなければ。
中国に帰ってくる飛行機で熱でも出てたら、えらいこっちゃ
隔離措置は困ります。。。

それでは荷造りしようっと。

おっと、パスポートはお忘れなく・・・

田子坊~布市場~新天地まで。

2009-05-09 23:39:51 | 街の風景 ~上海~
今日は、めちゃくちゃ歩いた~ 

午後から夫くんとともに一時帰国のお土産買いがてら、ふらっと家を出た。

まずは、先週ミワちゃんに教えてもらった「田子坊」へ。
通りから老房子の中に入っていく通路を抜けると、外の世界とは全く一線を画したように英語の看板や、ギャラリー、カフェが立ち並び、土曜日ということもあって、人がわんさか。西洋人の数もやたらと多い。






この一角にある「丹」(http://www.idancoffee.com)でお昼ごはんを食べる。
日本人経営のコーヒーが売りのお店ではあるが、ご飯も結構美味しくて日本人だけでなく中国人や外国人からも大人気のよう。狭い店内は満員御礼。
次々客が来るというよりは、居心地良すぎて長居客が大半を占めてはいたけれど。

そのあと、こないだ買ったハーブティがとても気に入ったのでAyako Style(http://ayakostyle.blog18.fc2.com/)へと行き、一時帰国時に会う予定の友人の顔を思い浮かべつつあれこれとハーブティを買う。

ぐるっと、田子坊の中をぶらぶらした後、今日のメインの用事であるお土産物調達に布市場へと向かう。(陸家浜路399号)
なんと、建物のテナント全部が仕立て屋さんという、ものすごく仕立てに「特化」したビルではある。どの店も同じに見えるが、どうやって「差」をつけてるのかな?

初めてだしよくわからん・・・。しかも、電気代節約なのか薄暗い・・・

ここには、布だけではなくて、「皮」や「毛皮」を使った仕立てをするお店もあり、冬にはなかなか重宝しそうな感じ
聞けば、ラムの毛足の長いムートンでロングのコートを使ったら4500元ほどらしい。(約6万円ほど)夏に作ったら、もうちょい安くしてくれるとか。
ファー(ラビットとか)も相当安く、これは日本で買うよりはお得
またじっくり来ることにしようっと

ここではお約束のように所謂「バッタモン」もちゃんと売られている。
D&Gのネクタイやポールスミスのネクタイが一本40元(約600円)。
まったく遜色ないように見える・・・。
しかも、ちゃんと布製の箱にカフス付きで売ってるものもあったりして(布張りの箱でもちろんブランドネーム入り)お土産に買っていく人も多いだろうな。

お土産を物色したあと、久々にディンタイフォンに行こうということで、タクシーで新天地へと向かう。このあたりのお店をあれこれ覗きながら7時頃にディンタイホンに入ったが、もちろん超満員。15分ほど待ってようやく入れる。

ここに来るといつも思うんだけど、この台湾の飲茶のお店が、食べ物屋の多い上海でも大人気なのは、その清潔さと接客態度の良さに尽きると思います。。。
ほかにもシンガポールのJade Gardenなんかも同じように思うなあ。

これら「外資華人」の出してる料理はもちろん上品で美味しいけれども、それ以上に「Cleanness & Hospitality」がサービス業とは言えないレストランのサービスに辟易していた上海人を感動させたのではないのかしら。。。

今日は、小籠包に蟹みそ入り小籠包、海老シュウマイに、肉饅
その他、豆苗の炒め物を平らげ、


最後の〆にはパーコー麺を。



これがなかなかイケてました。

ちなみに近所のローカル飲茶店では、小籠包5個入りで8元(約120円)で、ディンタイフォンだと、5個入りで28元(約420円)。
こうして比べてみると、高いですねー。

来週は日本へ帰るので、しばし小籠包ともお別れ。
美味しく食べて大満足


ごく普通の夕方の風景。

2009-05-07 23:32:41 | 生活 ~上海~
今日は、学校から帰ったあと、近所のローカル市場へ買出しに出かけた。

うちの家のあたりは大型百貨店が立ち並び、都会風な場所なんだけど、一旦裏とおりに出れば、そこは上海の人たちの普段着の生活の匂いが充満するエリア。

バス停では、バスが到着するや先を争ってバスに乗ろうとする人と降りたい人とのガチンコ勝負が繰り広げられてるし、横断歩道では赤信号でも隙あらば渡ろうとする人に、容赦なくクラクションが鳴らされるが、これに大声で応酬する歩行者。。
ほんまに、ここの人たちって、いつでも臨戦態勢です。
その感情むき出しのバイタリティに感服。
声は腹の底からが基本なのか、常に大声だしなー。

と、まあいつもの夕方の風景を横目で見ながら、いつもの市場へ。
こちら上海では、男性もフツーに食事を作ることが多いらしく、男性買物客も結構いて品定めに余念がない。

ここ市場の野菜は向いのデパ地下で買うよりも新鮮だし、なにより自分の手にとって野菜を選べるので、私は断然市場派 

でも、ここでは野菜しか買わない。
肉や魚は冷蔵庫を使ってるわけではなく、台にぶつ切りの各部位が並べてあるだけなので、とても買う気にはなれない・・・

でも、聞くところによると、ある日本人奥さんは市場で生きた鶏さんをその場で絞めてもらって、お買い上げされてるそうな。
内臓は別っこに包んでくれるらしいので、まあ、新鮮レバーも食べれるということか。
それにしても、ホッカホカでしょうなあ~。
ウズラなんかも売ってるので、ウズラのローストなんか良さげかも 1年後くらいには私もこうやって新鮮地鶏を買ってたりして。

上海に来てからこっち、美味しい魚や肉にはありつけないので、我が家の食卓はもっぱら野菜料理のみ。
ちょっと、お腹の出てきた夫くんにはちょうど良い食事かも

今日の買い物はこんな感じ。しめて700円ほど。
奥の果物は、旬に入ったライチと枇杷、それからキウイフルーツ。
ソラマメもまたテンコ盛りで買ったので、明日はソラマメご飯にしよう



重い腰をあげる。

2009-05-05 20:52:19 | ランニング
上海に来てからこっち、ランニングについて書いていなかったのは、「楽しいランニング」ができてなかったから。

日本では、ほんの10分も走れば、川沿いの並木通りがあり、川沿いの遊歩道を新鮮な空気を全身に浴びながら、ランニングを楽しむことができたと思う。

が、ここ上海はご存じ第一級の公害都市。
さらに、2010年の上海万国博覧会に向けて、街の至る所が掘り返されて地下鉄整備が急ピッチで進められ、古い住居がとっぱらわれて「近代的」ビルに取って代る工事の真っただ中。街中が一日中埃にまみれてる感じだ・・・。
天気が良くても、青い空が臨めることはなく、ましてや、星空なんてありえない。

さらに、交通状況は凄まじく、道路を横断するのも毎回真剣勝負


信号はあるけれども、バイクは平気で信号無視だし、車も「右折可」のルールがあるので、青信号でぼんやり渡っていたら大変 
徐行なんてしてくれるはずはなく、容赦なしに突っ込んでくるのは当たり前。

てな理由により、上海の街をランニングすることはあっさり却下。(でも夫くんは赴任当初は市内をランニングしていたらしい。)
仕方なく、アパート併設のジムに通うことにした。

でも、これが楽しくない
音楽聴きながら、どうにかこうにか走って5㌔・40分がええとこ。
しんどいわけではなく、機械の上で走ることに飽きてしまう・・・

楽しくない  ジムへの足が遠のく  ますます楽しくなくなる  いやいや、運動しなかったら太る  しゃあない、行っとくか

以上の葛藤をここ一ヵ月続けてきた。結局10回も行ってないなあ。

なんかジムが楽しくなる方法ないもんかしら・・・。

まあ、走ることを毎日の日課にしてたら、「重い腰」も軽くなるかなあ~

上海のSOHO

2009-05-04 10:12:33 | 街の風景 ~上海~
先週、これまで無欠勤の学校を一日休んで、同じマンションに住むMちゃんに誘われて、上海のSOHOと呼ばれる「田子坊」へ遊びに行くことにした。

この「田子坊」一帯は、老房子を改造して中国モダンアートのギャラリーがあったり、洒落たカフェや、レストラン、バー、雑貨屋が軒を連ねており、一瞬、ここが中国でないような錯覚に陥る。狭い路地浦が、迷路のようになっていて、Mちゃんは慣れた足取りで色々とお店を教えてくれる。





中には、日本人がオーナーのカフェやお茶を売るお店もあったりして、日本語の看板もちらほら。

ここは、ツアー観光客の観光名所にもなっていて、日本人のおばさま方の一団にもなんどか出くわした。チャイナっぽい雑貨なんかも売ってるし、お土産モノをここで調達っていうやつかな?

雑貨屋さんもいくつかあるけど、どうでしょう、以前暮らしていたバンコクの方が値段・センスの点から考えても上のような気がする・・・。
まあ、タイは昔から国際観光都市で、中国はここ10数年だしね、外国人観光客が増えたのは・・・。

田子坊を後にして、次に向かったのは、天山路にあるお茶市場。
ビル一棟の中がぜーんぶお茶の卸業者になっていて、茶器とともにお茶が売られている。今回はお茶目当てではなくて、ガラス製のポットがお目当て。
小ぶりのポットと小さなカップ4つで400円ほど



田子坊のお茶屋さんで買った、ハーブティをさっそく試してみました。
女性によい、と言われるローズヒップが入ったハーブティです
ここのお店(Ayako style:http://ayakostyle.blog18.fc2.com/)日本人女性が店長をしていて、漢方の専門家だそう。
ハーブティのブレンドをされていて、効能ごとにお茶が並べられていて、お土産にはぴったり!
一食ずつに包装されてるのもポイント高し、でした

上海に来て、初めて?の女子トークに初対面ながらも大盛り上がりで、久々にスッキリ
こうして、また友達の輪が広がっていくといいな~~