昨日、アルカディア・クァルテットの演奏会@サルビアホール 聴いてきました。
ベートーベン:2番、10番「ハープ」
バルトーク:4番
初めましてなルーマニアのカルテット。1st Vnが体調不良で来日出来ず、以前も代わりを務めた人が代役とのこと。
一番の感想としては、とにかく演奏者が楽しそう。バルトーク始めいずれも難曲ながらとっても楽しく い演奏でした。こうでなくっちゃ。
個々については、
2nd Vnカッコいい!!イケメンなんですが、それに加えて演奏が惹きつけられます。甘いというよりは枯れた音色でガンガン来ます。こんな目立つところあったっけ?というような箇所も
Vaがこれまたいぶし銀。音色も音量もバッチリ。メロディラインは泣けそう。
Vcは常に首フリフリな演奏がこれまたコミカルに楽しそう。
1st Vnは音色良く、バルトークなんてこなれてる感たっぷりで堂々とした風格。
で、全体としては、やっぱり1st Vnの代役感は拭えなかったかも。そう思って聴いているせいもあるかもですが、やはり3人の阿吽の呼吸感とはちょっとだけ違うかな、と。
長く続けている常設カルテットにはそこにしかないアンサンブルはあるな、と。
ホールについてもちょっと備忘録を。
先日、MSQで舞台に立ったときは、ものすごく響く印象だったのですが、今回はそこまでではなかったです。集客が8割ほど埋まっていた影響、舞台と客席の感じ方の差、などでしょうか。
またサルビアでやるときには考慮しなければと思いました。