日本
勝ちましたね~
決勝リーグ進出、おめでとうございます~
TV観戦で絶叫!!
したかったんでですが、こんな日にBRのチケットを持っていて、、、
演奏会に行ってきました
非国民と言われてもしかたない
場所はHerkulessaal
↑ Hofgargen入口
明るい時間にここに来たのは久しぶり
↑ Herkulessaalの入り口
これを写したのも初
今週になってようやく青空が見え始めました。
やっぱりミュンヘンの春夏はこうでなくっちゃ
↑ 席から舞台を見た図
そう、つまり最前列中央
↑ 本日のプログラム
Schumann: Symphonie Nr. 1 B-Dur, Op.38 "Fruehlingssymphonie"
Strawinsky: Vn Concerto
Falla: "Der Dreispitz" Suite Nr.2
Gil Shaham: Violine
John Storgards: Leitung
BR Symphonie Orchester
元々は主席のヤンソンス指揮の予定でしたが、手術のためにキャンセル。
無事の回復をお祈り致します。
以下、各論です
●シューマン:「春」
会場に来るまで、これがメインプロだと思っていたのですが、なんと前プロ
大学1年生の頃、まだオケの右も左もわからない頃、演奏した思い出の曲です。
ん?いつものBRと響きが違う? 1列目のせいかなぁ?
なんて思いました。
いつものような個々人の音が聴こえる、というよりはちょっと抑え目?
前プロでいきなりシンフォニーはやっぱり無理があるんでしょうか?
●ストラヴィンスキー:Vn協奏曲
ギル・シャハムは当然知っていて、CDも持っているのですが、生演奏を聴くのは初めて
でもって、一列目中央という、まさに「かぶりつき」状態
いやぁ、もう、素晴らしかったです~
最近、いろいろ外したVnの演奏が多かったのですが、ギル・シャハムは掛け値なしに本当にSuper
この屈指の難曲を、とっても楽しい音楽として、軽々と演奏。実は簡単な曲じゃないか?なんて思えるくらい余裕のテクニックと茶目っけたっぷりの表現。
そして音色。何度かこのブログでもアップしていますが、よく聞く「ホールでよく響く音は近くでは雑な音がする。」というのはやっぱり誤情報だ、とあらためて感じました。
かぶりつきの目の前の演奏にもかかわらず、いかにもヴァイオリンらしい太く密度ある音色、これぞヴァイオリンの音色だなぁ、なんて思いました
遠くで聴いていないので、確固たることは言えませんが、おそらく遠くでも柔らかく響いていたことでしょう。
そして表情、音楽ともにとっても楽しそう。「春」でしかめっ面だったオケの面々も思わず笑顔となってしまって楽しそう
しつこいようですが、本当に難しい難曲のはずなのですが、、、
超一流のソロとオケだとこんなに楽しい音楽になるんですね。
ソリストが演奏中、指揮者やコンマス、管をよくみるのは当たり前ですが、ギル・シャハムは客席もよく見る、見る
前後左右、本当にいろんな方向を見ながら弾いています。
また、終楽章にはコンマスとソリスト2本の丁々発止のソロのかけあいがあるのですが、この数秒間だけでも映像に残したい!!と思うくらい感動。コンマスもまったく対等に弾いています
気付いたら口あけてボーっと聴き入っていました
演奏後に、トップサイドがコンマスに「ブラボーッ」と小声で言っていたのに気付きました。
本当にブラヴォ~
すっかりギル・シャハムのファンになりました。
この世代、ツィンマーマン、レーピン、ヴェンゲーロフ、ギル・シャハムと本当に豊富な才能の世代だと思います。
●三角帽子:
これはもう、本当に楽しい演奏!!
上述のストラヴィンスキーの興奮冷めやらぬ間の演奏ですが、これまた楽しいっ
前プロの「春」とうってかわって、BRらしい個々人の音色が全面に出て、でもしっかりアンサンブルされている「さすがっ」と
思わせる演奏でした。
先日、Fallaの家に行ったこともあり、とっても嬉しかったです
ギル・シャハム、今更ながら、本当にすばらしいヴァイオリニストです、おススメ