複雑系と偶然

https://note.com/hiroki_nara/n/n4273d417f741

土星の衛星にあるビッグフットの足跡(タイタン)

2008-08-19 21:00:05 | Weblog
エタンの湖に生命があるのか、それが重要だ。

土星の衛星タイタンに「エタンの湖」を確認、生命の可能性も?(WIRED VISION) - goo ニュース
>科学者たちは、2006年7月にタイタンで発見された暗く滑らかな地形を湖と推定してきたが、今回、これは間違いなく、主に液体エタン(単純な構造の炭化水素)による湖だという研究結果が出た。
エタンは、タイタン大気のメタンが太陽エネルギー誘起反応によって変質したことによる産物だ。科学者たちは、エタンの超微粒子が大気から地表に落ち、湖を満たしたと考えている。

地球では、エタンはエチレンの製造に使用されている。エチレンはあらゆる目的の原料となる化学物質(英文記事)として使用され、世界で最も生産量が多い有機化合物だ。

[エタンの沸点は摂氏マイナス89度で、地球上では気体。融点はマイナス183度。タイタンの表面温度はマイナス180度前後とされる]。
探査機『カッシーニ・ホイヘンス』が、光を反射させる方法でこの液体の化学組成を特定した。この方法は分光法と呼ばれるもので、他の惑星の大気組成についてのほとんどの情報は、この手法で入手されている。

「これを初めて見たとき、これほど黒いという事実は受け入れ難いものだった」とBrown氏は語る。「湖に届いた光の99.9%以上が戻ってこない。これほど暗いということは、表面は非常に静かで鏡のように滑らかなはずだ。自然な過程で作られた固体がこれほど滑らかなはずはない」

さらに科学者たちは、吸収スペクトルを分析して、エタンの存在を確認した。

こうした測定を困難にしているのは、タイタンを覆う炭化水素の「もや」だ。タイタンの地表は、もやでほとんど見えない。そのためカッシーニ担当の科学者たちは、もやが切れた狭い隙間から覗くしかないのだ。


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