【ニシノシタン】
前走の関屋記念14着では本命を打った。久々ながら丹念に乗り込まれて仕上がりは良かった。だが、ゲート入りをごねてテンションが上がってしまった。スタートして手綱を押すもハナへは立てず。スローの流れを2番手で何とか折り合うも、直線入り口でダイワメジャーに早めに来られて万事休す。前々走の京王杯SC5着はスタート直後に躓き、落鉄。うまく平均ペースに落として逃げたものの、最後は脚が上がってしまった。3走前、4走前の中山マイルの準オープン戦で2連勝。その時、負かしたオレハマッテルゼがその後京王杯SCで2着していることからも、メンバーは強かった。3勝している中山マイルはベスト。出脚が速く、終いの脚も粘り強い。スムーズにハナを奪えるかが、鍵を握っている。2キロ減の54キロと開幕週のパンパン馬場は有利。
【アイルラヴァゲイン】
NHKマイルC3着以来の実践となる。その前走はスローの流れを中団のインをロスなく追走。直線で若干外に出すのに手こずる。そこから一旦は2着馬に迫るも、最後は同じ脚色になってしまった。直線でのロスがあったにしろ、インぴったりを通った恩恵もあったし、最後の止まり方を見る限り、ベストは1400㍍に映る。クリスマスRS、マーガレットSで見せたスピード、終い切れ味は強烈だった。何れはかなりのスプリンターになる可能性も。ここの中間は速い時計は最終追い切りの一本のみ。春から成長した姿を見せてくれるのか楽しみだ。
【マイネルモルゲン】
昨年の覇者が連覇を狙う。前走の関越S4着は初ダート。スタートするとガツンと掛かってハナへ。何とか2番手で折り合うも、勝負どころでグラスボランチに早めに来られる苦しい展開。それでも、一旦は突き抜けて差のない4着。非凡なダートセンスを見せ付けた。今後はダート中心に使われるとのこと。中山マイルは昨年の同レースと04年のダービー卿CTを制している。前者はスタート直後に掛かり気味にハナを奪い、そこから息を入れて逃げ切り勝ち。後者は勝負どころの3~4角で外を通って少しずつ加速すると、直線でジリジリと伸びて差し切った。常に折り合いに不安のある馬。前半をいかに乗り切るかが鍵を握っている。内枠では馬群に包まれて脚を余しえしまうケースが考えられるため、できれば真ん中あたりの枠を取りたい。
【シャイニンルビー】
前走の巴賞9着は道悪がすべて。前々走の巴賞6着は後方でジッと脚を温存するも、直線で外に膨れてしまい、追い込むも届かず。昨年の同レース2着とオーロC1着はともに道中は後方のインぴったりで脚を温存。そこから直線で一気に弾けるというパターン。道中、下手に動くと末脚が鈍ってしまう。一瞬の切れ味が鋭い。ここも是が非でも内枠がほしい。
【ウインラディウス】
前走の関屋記念11着はうまく折り合って競馬できた。直線で最内を突くも、ラスト1ハロンでバッタリ止まってしまった。馬場の悪いところを通った影響もあっただろが不可解な負け方。前々走の谷川岳S1着はロイヤルキャンサーの引っ張る速い流れを中団から追走。
4角で最内を突くと、うまく前が開いて鋭く伸びて快勝。内の経済コースを通った恩恵はあったが、58キロを背負い貫禄の勝利だった。折り合えば鋭い脚を使うが、ベストは1400㍍。トップハンデの58キロも楽ではなく…。
【ミッドタウン】
前後半同じペースで走るワンペース型。ただ、中山マイルの持ち時計は文句なしにNO.1.。開幕週の時計勝負は臨むところ。今冬のニューイヤーSでは外枠からスムーズに好位を奪うと、直線早め先頭で押し切った。その時、負かしたのがアサクサデンエンだから価値が高い。春のダービー卿CTは終始、馬群の外を通らされた。中山マイルは6勝しているように間違いなくベスト。理想的な平均ペースの流れをスムーズに競馬できれば。一発期待!
【フォーカルポイント】
前走の新潟記念10着は未勝利戦並の超スローの流れ。珍しく好スタートを切ったのが仇となり、掛かって2番手追走でなし崩しに脚を使わされて馬群に沈んでしまった。致し方ない敗戦。それを考えればマイルへの距離短縮は間違いなくプラス。かつては、ダービー馬キングカメハメハに先着したことのある馬。2歳戦からの成長には未だに疑問符が残る。言い訳のできない舞台。試金石となる。まだ、ゲートに不安があり、開幕週の前の止まらない馬場もどうか。
【マイネルソロモン】
前走のNZT12着はいい感じで中団を追走するも、直線で全く反応できなかった。プラス24キロでは仕方なかった。以前は気難しさを露呈し、折り合いを欠いていた。だが、近走は気性も安定しつつあり、それが終いの切れ味に繋がっている。前走後、爪の不安で関屋記念を回避。その後、プール調教を施し、Wでも時計を出している。ただ、コースでは速い時計を一度も記録していない。陣営は絞れていると語っているが、果たしてどうだろうか。
【マイネルハーティー】
前走のNHKマイルC12着はスローの術中に嵌り、動くに動けず惨敗。前々走のNZT1着はHペースを最後方追走。直線勝負に賭けて、ラスト1ハロンで目の覚める鋭い切れ味で差し切った。展開が嵌ったことは否めないが、一瞬の切れ味は鋭い。東京よりも中山向き。開幕週の高速馬場を直線一気で差し切るのは至難の業だが、秋に向けてどんな走りをするのか注目。この中間は函館とCWで乗り込まれて、動ける状態にあるか。
【コスモサンビーム】
前走の関屋記念5着は道中、好位から競馬する予定も、出脚がつかず最後方を追走。それでも、最後は大外から33秒1の末脚で見せ場を演出した。さすがは2歳チャンピョンホース。力がある。ダービーから重度の骨折を乗り越えて見事にカムバック。関係者の類まれなる努力には本当に頭が下がる。一度使われたことで道中の行きっぷりが素軽くなるはず。朝日杯FSで見せたスピード、終いの切れ味はマイルにぴったり。好位から抜け出しを図る。とにかく無事に走ってほしい。
前走の関屋記念14着では本命を打った。久々ながら丹念に乗り込まれて仕上がりは良かった。だが、ゲート入りをごねてテンションが上がってしまった。スタートして手綱を押すもハナへは立てず。スローの流れを2番手で何とか折り合うも、直線入り口でダイワメジャーに早めに来られて万事休す。前々走の京王杯SC5着はスタート直後に躓き、落鉄。うまく平均ペースに落として逃げたものの、最後は脚が上がってしまった。3走前、4走前の中山マイルの準オープン戦で2連勝。その時、負かしたオレハマッテルゼがその後京王杯SCで2着していることからも、メンバーは強かった。3勝している中山マイルはベスト。出脚が速く、終いの脚も粘り強い。スムーズにハナを奪えるかが、鍵を握っている。2キロ減の54キロと開幕週のパンパン馬場は有利。
【アイルラヴァゲイン】
NHKマイルC3着以来の実践となる。その前走はスローの流れを中団のインをロスなく追走。直線で若干外に出すのに手こずる。そこから一旦は2着馬に迫るも、最後は同じ脚色になってしまった。直線でのロスがあったにしろ、インぴったりを通った恩恵もあったし、最後の止まり方を見る限り、ベストは1400㍍に映る。クリスマスRS、マーガレットSで見せたスピード、終い切れ味は強烈だった。何れはかなりのスプリンターになる可能性も。ここの中間は速い時計は最終追い切りの一本のみ。春から成長した姿を見せてくれるのか楽しみだ。
【マイネルモルゲン】
昨年の覇者が連覇を狙う。前走の関越S4着は初ダート。スタートするとガツンと掛かってハナへ。何とか2番手で折り合うも、勝負どころでグラスボランチに早めに来られる苦しい展開。それでも、一旦は突き抜けて差のない4着。非凡なダートセンスを見せ付けた。今後はダート中心に使われるとのこと。中山マイルは昨年の同レースと04年のダービー卿CTを制している。前者はスタート直後に掛かり気味にハナを奪い、そこから息を入れて逃げ切り勝ち。後者は勝負どころの3~4角で外を通って少しずつ加速すると、直線でジリジリと伸びて差し切った。常に折り合いに不安のある馬。前半をいかに乗り切るかが鍵を握っている。内枠では馬群に包まれて脚を余しえしまうケースが考えられるため、できれば真ん中あたりの枠を取りたい。
【シャイニンルビー】
前走の巴賞9着は道悪がすべて。前々走の巴賞6着は後方でジッと脚を温存するも、直線で外に膨れてしまい、追い込むも届かず。昨年の同レース2着とオーロC1着はともに道中は後方のインぴったりで脚を温存。そこから直線で一気に弾けるというパターン。道中、下手に動くと末脚が鈍ってしまう。一瞬の切れ味が鋭い。ここも是が非でも内枠がほしい。
【ウインラディウス】
前走の関屋記念11着はうまく折り合って競馬できた。直線で最内を突くも、ラスト1ハロンでバッタリ止まってしまった。馬場の悪いところを通った影響もあっただろが不可解な負け方。前々走の谷川岳S1着はロイヤルキャンサーの引っ張る速い流れを中団から追走。
4角で最内を突くと、うまく前が開いて鋭く伸びて快勝。内の経済コースを通った恩恵はあったが、58キロを背負い貫禄の勝利だった。折り合えば鋭い脚を使うが、ベストは1400㍍。トップハンデの58キロも楽ではなく…。
【ミッドタウン】
前後半同じペースで走るワンペース型。ただ、中山マイルの持ち時計は文句なしにNO.1.。開幕週の時計勝負は臨むところ。今冬のニューイヤーSでは外枠からスムーズに好位を奪うと、直線早め先頭で押し切った。その時、負かしたのがアサクサデンエンだから価値が高い。春のダービー卿CTは終始、馬群の外を通らされた。中山マイルは6勝しているように間違いなくベスト。理想的な平均ペースの流れをスムーズに競馬できれば。一発期待!
【フォーカルポイント】
前走の新潟記念10着は未勝利戦並の超スローの流れ。珍しく好スタートを切ったのが仇となり、掛かって2番手追走でなし崩しに脚を使わされて馬群に沈んでしまった。致し方ない敗戦。それを考えればマイルへの距離短縮は間違いなくプラス。かつては、ダービー馬キングカメハメハに先着したことのある馬。2歳戦からの成長には未だに疑問符が残る。言い訳のできない舞台。試金石となる。まだ、ゲートに不安があり、開幕週の前の止まらない馬場もどうか。
【マイネルソロモン】
前走のNZT12着はいい感じで中団を追走するも、直線で全く反応できなかった。プラス24キロでは仕方なかった。以前は気難しさを露呈し、折り合いを欠いていた。だが、近走は気性も安定しつつあり、それが終いの切れ味に繋がっている。前走後、爪の不安で関屋記念を回避。その後、プール調教を施し、Wでも時計を出している。ただ、コースでは速い時計を一度も記録していない。陣営は絞れていると語っているが、果たしてどうだろうか。
【マイネルハーティー】
前走のNHKマイルC12着はスローの術中に嵌り、動くに動けず惨敗。前々走のNZT1着はHペースを最後方追走。直線勝負に賭けて、ラスト1ハロンで目の覚める鋭い切れ味で差し切った。展開が嵌ったことは否めないが、一瞬の切れ味は鋭い。東京よりも中山向き。開幕週の高速馬場を直線一気で差し切るのは至難の業だが、秋に向けてどんな走りをするのか注目。この中間は函館とCWで乗り込まれて、動ける状態にあるか。
【コスモサンビーム】
前走の関屋記念5着は道中、好位から競馬する予定も、出脚がつかず最後方を追走。それでも、最後は大外から33秒1の末脚で見せ場を演出した。さすがは2歳チャンピョンホース。力がある。ダービーから重度の骨折を乗り越えて見事にカムバック。関係者の類まれなる努力には本当に頭が下がる。一度使われたことで道中の行きっぷりが素軽くなるはず。朝日杯FSで見せたスピード、終いの切れ味はマイルにぴったり。好位から抜け出しを図る。とにかく無事に走ってほしい。