中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

フェアリーS(G III)回顧

2022-01-10 21:18:18 | Weblog
12.4 - 11.3 - 11.8 - 12.1 - 12.3 - 11.8 - 11.6 - 11.9=1:35.2
35.5-24.4-35.3

ライラックはまたしても4キロ減。今後は馬体維持が鍵。発馬で行き脚がつかず後方から。道中は無理せず脚をタメる。中緩みの平均ペース。3角で一気に馬群が詰まったのも幸い。3,4角で大外から一気に進出すると、直線は大外からグーンと鋭伸。一気に差し切った。タメれば切れる。調教の動きも絶品だった。

スターズオンアースは好発から無理せず好位のインに控える。課題の折り合いはクリアして脚をタメる。3,4角の流れが落ち着いた所で痺れる手応え。馬群が密集してスペースがなく外へ出せない。直線入り口でインを突いて一気に仕掛けるも、モロにウチへモタれる。ゴール前も右ステッキと鞍上は左重心でギリギリの騎乗だった。それでも着差は僅か。折り合えば一瞬の脚は通用する。

ビジュノワールは発馬後から首を上げてモロに掛かった。流れが落ち着いた3,4角でも行きたがる。それでも直線でスッと大外へ持ち出せたのは脚力がある証拠。荒削りながら実質ラスト1ハロンの競馬でグーンと伸びてきた。頭が高くて行きたがる気性。キャリア1戦で立派。脚力は確か。

フィールドシンパシーは不利な大外枠発走から2番手キープ。取り付くまでにかなり脚を使った。3,4角もしっかり脚をタメられて直線でもひと脚使って粘れた。

スクルトゥーラは寸が詰まった短距離タイプ。好発から好位のインでロスなく競馬して脚が溜まっても一瞬の脚。1400㍍か。

ニシノラブウインクは決め手勝負の差と直線は両サイドから来られて怯んだ。もう少し上がりの掛かる競馬で。

エバーシャドネーは1番枠から押しても行けず中団のインから。びっしり囲まれて3,4角で流れが落ち着いて包まれた。直線もエンジンの掛かった所で2着馬に一気に来られて減速。そこから立て直すも遅し。最後まで脚は使っている。広いコース、エンジンを少しずつ吹かしながら。

エリカヴィータは馬体を戻しながらの調整でマイナス6キロ。発馬から行き脚がつかず後方。勝ち馬とほぼ同じ位置も勝ち馬とは3,4角の加速の違いが力差。直線入り口で不利があって大きく減速。それでも盛り返してきた。今後は馬体が戻ってトモがパンとすれば。

シンザン記念(G III)回顧

2022-01-10 21:15:49 | 回顧
12.6 - 11.1 - 11.5 - 11.8 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7=1:34.1
35.2-23.8-35.1

マテンロウオリオンはキャリア3戦で気持ちが乗っていた。好発を決めるとスッと3番手のインをキープ。しかし、グッとハミを取って抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。少し気を許せばガツンと行ってしまいそうな雰囲気。経済コースを立ち回って、直線もインの馬一頭分のスペースが空いた。直線坂上でゴーサインを出すとスッと反応。一瞬の脚で突き抜けた。ゲートの課題をクリアできたのは大きいし、前半に脚を使っても最後いい脚が使える。

ソリタリオは発馬から押しても行き脚がつかず中団馬群から。道中も気合いを付けながらで忙しい。3,4角でジワっと進出開始して直線もジリジリ伸びてきた。長くいい脚を使えるし、これなら距離が延びても。

レッドベルアームはまだ調教での動きがゴトゴトして硬い。いずれは中距離のタイプ。折り合い面に心境はあった。

ビーアストニッシドは1番枠からマイルではハナを奪えず好位のイン。モロに掛かって折り合いを欠いた。それでも直線で盛り返す脚を見せた。中距離でスッと先行策。

デルマグレムリンは最後いい脚で伸びてきた。発馬から行き脚が付かないタイプ。今後はトモがパンとすれば。

モズゴールドバレルは見せ場十分。好発から淀みない流れを3番手の外。直線半ばまで先頭争いを演じて見せ場を作った。キャリア1戦。1400㍍ならすぐ。

ラスールは入れ込みと発馬で行き脚がつかず挽回したら掛かって力んで走っていた。直線は他馬と接触する不利はあったが、脚も残っていなかった。精神面の強化待ち。まだ瞬発力があるタイプとは思えない。

セルバーグは発汗が目立ってテンション上がるが高かった。道中もモロに掛かっては万事休す。


中山金杯(G III)回顧

2022-01-10 21:14:02 | 回顧
12.5 - 11.7 - 13.4 - 12.1 - 12.3 - 11.0 - 11.2 - 11.6 - 11.9 - 12.4=2:00.1
37.6-62.0-58.1-35.9

レッドガランは好発から積極策で好位馬群。向こう正面残り5ハロンから33.8秒の緩急の激しい流れ。鞍上は慌てずじっくり。3,4角でも慌てず。直線で脚が残っているので馬場の3分どころへ持ち出す。一瞬の脚で突き抜けた。距離延長でスッと流れに乗れて脚がタメられた。

スカーフェイスは17番枠発走で終始中団馬村の外を通らされた。それでも最後はジリ脚で伸びた。54キロの上がりの掛かる競馬で向いた。

ヒートオンビートは好発を決めるも行き脚つがず中団馬群から。ビッシリ被されて2角で嫌な感じ。向こう正面から3,4角もびっしり被されて仕掛けが遅れた。揉まれ弱くスッと脚が使えない中でよく頑張った。

シャムロックヒルは行き脚が速くスッとハナに立ってスローに落とせたのは良かったが、向こう正面残り5ハロンから33秒8では前残りは厳しい。それでも2着馬とはコンマ1秒差。次は狙える。



京都金杯(G III)回顧

2022-01-10 21:11:56 | 回顧
12.1 - 10.5 - 11.5 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.6 - 12.0=1:32.9
34.1-23.7-35.1

ザダルは3週連続追いで絶好の動き。デキは良かった。フワッとした発馬で他馬と接触して後方から。道中は後方で折り合いに専念で脚をタメる。4角では決して手応えは良くなかった。直線を向き一旦は前が壁になったが、残り300㍍の坂上で一気のスパート。鋭い決め手で差し切った。パンパン馬場であれば決め手を使える。

ダイワキャグニーは前傾ラップの流れを3番手から追走。3角手前で不利があった。4角で早めに先頭に並びかけてラスト200㍍で先頭に立ってゴール前まで粘った。左回りで1600〜1800㍍でスピードの持続性を生かす流れで力を発揮する。

カイザーミノルは好発から好位追走。しかし、ガツンとハミを取って抑えるのに苦労するほどの行きっぷり。その分、直線でいい脚は長く使えなかった。ハミを抜いてリラックスして走れれば。

ダイアトニックは久々で1600㍍。好発からスッと手綱を引いて後方へ。しっかり折り合えた。インの経済コースを立ち回り直線もインへ。一瞬の脚で突き抜けるかの勢い。ゴール前で脚が止まったのは、距離が長い。まだやれる。

クリノプレミアムは押しても行けず最終的には中団追走。ひと脚使えた。52キロの軽量を生かせた。ジリジリ伸びた。左回りのマイルが合う。スローならハナに立てる。ダッシュ速くない。

エアロロノアは前走と違って前傾ラップの前半から脚を使わされる流れ。脚をタメられないし、まだ頭の高い走り。トモの強化待ち。左回りはコーナーで外へ膨れる。直線で狭くなった時点で脚は微妙だった。

バスラットレオンは押して押してハナを主張。前傾ラップの厳しい流れを演出した。久々で時計は出たが、まだ動きは硬い。叩いて。

ルークズネストは発馬で遅れたし、向こう正面は手前を替えるように促しても替えなかった。中1週で本調子になかった。

ディアンドルは発馬で行き脚がつかず押してポジションを取らな行ってガツンと掛かる悪循環。