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第61回 有馬記念(GI)予想

2016-12-25 07:33:47 | Weblog

中山10R 有馬記念(GI 中山芝・2500メートル)
◎デニムアンドルビー
〇キタサンブラック
▲サウンズオブアース
△サトノダイヤモンド
×ゴールドアクター
×シュヴァルグラン

 本命は、6歳牝馬のデニムアンドルビー。前走の金鯱賞8着は、例によってテンは無理せずに最後方からの競馬。テンに行き脚がつかない同馬にとって、超スローの流れは楽に追走できた。直線はインを突き、ズブさを見せたが、ゴール前で行き脚がついた所で前が塞がる不利があった。1年5カ月ぶりの競馬を考えれば及第点だ。同馬の特徴は何と言っても、最後の決め手。昨年の宝塚記念2着、2013年のジャパンC2着が示す通り、GIでも通用する決め手がある。逆に弱点はテンに行き脚がない点とズブい点。2000メートル前後であったり、テンに忙しいと最後に差を詰めるのは難しい。コーナー6回の中山2500メートルなら、ゆったり運べる絶好の舞台だ。2014年の有馬記念では惨敗しているが、実は惜しい内容だ。直線でインを突き、前が壁になり手綱を引いて立て直して大外へ。最後は猛追したところがゴールだった。脚を余す競馬。追い込み一辺倒だけに、どうしても不利と隣り合わせだが、ここは流れが向く。マルターズアポリがハナ宣言し、2番手にキタサンブラック。ジャパンCで楽な逃げを打てたキタサンだが、ここはゴールドアクター、サトノダイヤモンドの徹底マークが予想される。テンの5ハロンも例年よりも速く、向こう正面の残り5ハロンから速くなる。キタサンにとって、逆に持久力戦に持ち込むことで好位勢の有力どころの脚をなし崩しに脚を使わせることができる。デニムも、直線でロスなく大外へ持ち出せれば。今の中山は時計の掛る力のいる馬場だが、問題ない。


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