【馬場】開幕週Aコース。(芝コース) 野芝約12~14cm、洋芝約12~16cm。高速馬場。
13.1 - 11.5 - 11.7 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 12.7 - 12.7 - 11.6 - 11.4 - 11.1 - 11.5=2:24.8
【展開】逃げ馬不在でデルタブルースがハナ。トウショウナイトがピッタリ2番手に付くも、無理に競り合うことなくスローな流れ。向こう正面ではそこまでペースが落ちなかったが、3角手前から流れが緩む。ここで前とポップロック、インティライミなどの中団勢が4~5馬身圏内となる。ペースの上がった下りで一気に馬群が固まり、直線の切れ味勝負に。
背筋痛に爪の病、ディープ世代のダービー2着馬インティライミが紆余曲折を経て5歳秋に充実期を迎えた。10㌔減だった前走から2㌔増。僅かでも増えていたのは好材料だった。レースでは好発を決め、一旦は先頭へ立とうかの勢い。少なくとも一年前のインティライミならそこから掛かってハナに立っていただろう。だが、この日は顎をグッと引き、鞍上と人馬一体となり完璧な折り合いを見せる。発馬後300㍍のホームストレッチでアルナスラインの直後に控え、脚をタメる。その後は後方のインでひたすら我慢の競馬。緩急の激しくなった三分三厘でも慌てることなく手綱は動かない。直線に入り、ライバルのポップロックが仕掛けても動かない。馬群に突っ込むのではなく、あえてロスを承知で大外へ。ようやく残り300㍍のところで手綱が放たれると、グングンと重心が低く手先の軽いフットワークで急追。ゴール前では他馬が止まって見えるくらいの豪脚で一気に差し切った。今夏の宝塚記念から全身を使ったフォームになり、凄みを増している。府中の2400㍍が楽しみ。
2着のポップロックは予定したい豪州遠征を断念し、ここへ。久々だったが、好仕上がり。3番枠から無理することなく中団のインへ。さすがは歴戦の古馬だけに折り合いは完璧。終始、経済コースを通り直線も最内に進路を取る。残り300㍍のところから仕掛けを開始。鞍上の左ステッキに応えてグイッと突き抜ける。だが、勝ち馬にゴール前で豪脚を使われては万事休す。切れ味で劣ってしまった。できればテンからもう少し速い流れになってほしかったか。
3歳馬アルナスラインは久々で少し攻め不足だった。発馬直後に鞍上が抑えるのに苦労する行きっぷり。発馬から300㍍のスタンド前でマキハタに寄られて逆手前になり、少しリズムを崩す。その後はスムーズな折り合いを見せ、中団外めを追走。ペースの上がった4角でズブさを見せて手綱に余裕がない。直線で鞍上が強引に右手綱を引いて内へ。スパッとは切れなかったが、ジワジワと脚を使って3着。久々の実践で古馬相手に大健闘。道中の追走ぶりからは長距離向き。一度使われて勝負どころの反応も良くなるはずだ。あとは強引な競馬だっただけに疲れが心配。
4着のダンスアジョイは道中、最後方のインで折り合いに専念。3角あたりから除々に手綱を押して仕掛けを開始。インをうまく活用し、無駄のないコース取り。直線で若干スブさを見せて反応は悪かったが、ラスト1ハロンは目を見張る伸び脚だった。芝でもやれることを証明したし、これからが楽しみ。
デルタブルースは久々で余裕残しの仕上げ。レースでは手綱を押してハナへ。トウショウナイトにマークされる形になったが、道中はプレッシャーをかけられることなくスムーズな競馬。ペースを上げた4角でスブさを見せて反応が悪い。外のトウショウナイトに並ばれることになったが、そこからがGI馬の底力。直線で内へモタれるのを矯正し、手前を替えて懸命に粘る。苦手な瞬発力勝負の流れで小差。久々でこれだけやれれば十分だ。
13.1 - 11.5 - 11.7 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 12.7 - 12.7 - 11.6 - 11.4 - 11.1 - 11.5=2:24.8
【展開】逃げ馬不在でデルタブルースがハナ。トウショウナイトがピッタリ2番手に付くも、無理に競り合うことなくスローな流れ。向こう正面ではそこまでペースが落ちなかったが、3角手前から流れが緩む。ここで前とポップロック、インティライミなどの中団勢が4~5馬身圏内となる。ペースの上がった下りで一気に馬群が固まり、直線の切れ味勝負に。
背筋痛に爪の病、ディープ世代のダービー2着馬インティライミが紆余曲折を経て5歳秋に充実期を迎えた。10㌔減だった前走から2㌔増。僅かでも増えていたのは好材料だった。レースでは好発を決め、一旦は先頭へ立とうかの勢い。少なくとも一年前のインティライミならそこから掛かってハナに立っていただろう。だが、この日は顎をグッと引き、鞍上と人馬一体となり完璧な折り合いを見せる。発馬後300㍍のホームストレッチでアルナスラインの直後に控え、脚をタメる。その後は後方のインでひたすら我慢の競馬。緩急の激しくなった三分三厘でも慌てることなく手綱は動かない。直線に入り、ライバルのポップロックが仕掛けても動かない。馬群に突っ込むのではなく、あえてロスを承知で大外へ。ようやく残り300㍍のところで手綱が放たれると、グングンと重心が低く手先の軽いフットワークで急追。ゴール前では他馬が止まって見えるくらいの豪脚で一気に差し切った。今夏の宝塚記念から全身を使ったフォームになり、凄みを増している。府中の2400㍍が楽しみ。
2着のポップロックは予定したい豪州遠征を断念し、ここへ。久々だったが、好仕上がり。3番枠から無理することなく中団のインへ。さすがは歴戦の古馬だけに折り合いは完璧。終始、経済コースを通り直線も最内に進路を取る。残り300㍍のところから仕掛けを開始。鞍上の左ステッキに応えてグイッと突き抜ける。だが、勝ち馬にゴール前で豪脚を使われては万事休す。切れ味で劣ってしまった。できればテンからもう少し速い流れになってほしかったか。
3歳馬アルナスラインは久々で少し攻め不足だった。発馬直後に鞍上が抑えるのに苦労する行きっぷり。発馬から300㍍のスタンド前でマキハタに寄られて逆手前になり、少しリズムを崩す。その後はスムーズな折り合いを見せ、中団外めを追走。ペースの上がった4角でズブさを見せて手綱に余裕がない。直線で鞍上が強引に右手綱を引いて内へ。スパッとは切れなかったが、ジワジワと脚を使って3着。久々の実践で古馬相手に大健闘。道中の追走ぶりからは長距離向き。一度使われて勝負どころの反応も良くなるはずだ。あとは強引な競馬だっただけに疲れが心配。
4着のダンスアジョイは道中、最後方のインで折り合いに専念。3角あたりから除々に手綱を押して仕掛けを開始。インをうまく活用し、無駄のないコース取り。直線で若干スブさを見せて反応は悪かったが、ラスト1ハロンは目を見張る伸び脚だった。芝でもやれることを証明したし、これからが楽しみ。
デルタブルースは久々で余裕残しの仕上げ。レースでは手綱を押してハナへ。トウショウナイトにマークされる形になったが、道中はプレッシャーをかけられることなくスムーズな競馬。ペースを上げた4角でスブさを見せて反応が悪い。外のトウショウナイトに並ばれることになったが、そこからがGI馬の底力。直線で内へモタれるのを矯正し、手前を替えて懸命に粘る。苦手な瞬発力勝負の流れで小差。久々でこれだけやれれば十分だ。
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