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2006/08/20 1回 札幌 4日目 晴(良)
09R サラ系3歳以上 札幌記念(G2) ○混○特指(定量) 芝2000
【馬場】Aコース。2週目。
12.7 - 11.2 - 12.1 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.3
【展開】確たる逃げ馬不在で、向こう正面で12秒6-12秒6-12秒6と想像以上のスローペース。団子状態からの決め手勝負。
これがGIを目指す馬の決め手だ。出走馬唯一の3歳馬アドマイヤムーンがデビュー地である札幌で見事に復活を遂げた。マイナス8㌔とスッキリした仕上がりで、下見どころから気合い満点。道中は超スローの流れを後方で他馬を見ながらの追走。終始、前のエリモハリアーを射程圏に入れながら4角で外目へ持ち出す。直線で仕掛けられてからはビュッと一気の末脚。瞬く間に差し切った。初の古馬との力関係は何ら問題なかった。一瞬の爆発力が持ち味だけに札幌も良かったし、スローの団子競馬も向いた。天皇賞制覇へ向けて、まずは順調な滑り出しとなった。欲を言えば馬体が増えてほしかったが。
2着は紅一点、クイーンSからの連闘となったレクレドール。道中は馬群が密集するなか、中団からレースを進める。ペースの上がった3角で早めに仕掛けを開始。直線入り口ではマヤノライジンとともに先頭へ躍り出るも…。勝ち馬の決め手に夢は崩れてしまった。それでも、苦手としていた決め手勝負を克服したのは大きい。気難しい面があり余程、札幌の水が合うのだろう。
天皇賞へ向けて賞金を加算したかったマチカネキララは残念ながら3着。道中は町スローの流れをスッと3番手のインと絶好位から流れに乗る。ペースが上がり他馬が仕掛けを開始した3角でもジッと動かずに脚をタメる。この辺りは、前走で早めに動いて末をなくした反省か、GIへ向けて脚を測る意味もあったろう。だが、仕掛けられてから思ったように弾けず3着に来るのがやっとだった。やはり、切れ味という点で劣る。エイプリルSのような底力を要求される流れのほうが合っている。
絶好馬場の札幌で変わり身を目指したマヤノライジン。今回は発馬直後に行き脚が付き、スッと4番手の外へ。そこからスムーズに流れに乗ると、3角で早めの仕掛け。直線入り口では先頭へ躍り出て抜け出す。しかし、勝ち馬にアッサリ差されて2着馬にも交わされた。理想の競馬だったことから、この辺りが現状の力か。
勝てばサマー2000シリーズ優勝だったエリモハリアーは4着。道中は無理せず中団。終始、勝ち馬にマークされる形。前走同様、勝負どころで外目を通って仕掛けを開始。直線入り口では前を射程圏に入れるも、勝ち馬にアッサリ被されてジワジワ伸びのがやっとだった。同じ洋芝でも、札幌の高速馬場に替わり持ち味を生かせなかった。
ファストタテヤマもこの超スローの流れでは持ち味の粘り強い末脚を生かすことができなかった。それでも、勝ち馬に続く上がり3ハロン33秒8の末脚は高く評価できる。もっとペースが上がっていれば際どかった。
本命視したグレイトジャーニーは7着。道中は中団馬群のなかで末脚をタメる。折り合いもスムーズで良い感じの追走。だが、いざ追い出されると持ち前の一瞬の決め手を生かすことができなかった。元々、集中力を欠く癖のある馬。鞍上も言うように忙しい追走のほうがいいかも。安田記念で見せた、あの一瞬の脚はGIでも通用すると思っている。マイルGIの流れは大歓迎と来れば、マイルCSでこの狙いたい。
シルクフェイマスはまさかのマイナス18㌔。下見どころからカリカリしており、悪いフェイマスのパターンだった。これではレースで力を発揮できない。まずはリフレッシュして、馬体回復と精神面のケアが必要だろう。7歳馬だが、元気があることはいい。
密かに期待を寄せていたマイソールサウンド。揉まれ弱さがあり、外から被されると競馬をやめてしまう同馬。とても狙いづらいタイプだが、GⅡ2勝の実績はここでは上位。大外枠を引き、先行馬不在で狙い目。道中も理想的に2番手の外目を進み、3角までは本当にスムーズ。だが、4角でマヤノライジンに早めに来られると、そこで競馬をやめてしまった。惨敗続きだが、無視できない力を秘めている。
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09R サラ系3歳以上 札幌記念(G2) ○混○特指(定量) 芝2000
【馬場】Aコース。2週目。
12.7 - 11.2 - 12.1 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.3
【展開】確たる逃げ馬不在で、向こう正面で12秒6-12秒6-12秒6と想像以上のスローペース。団子状態からの決め手勝負。
これがGIを目指す馬の決め手だ。出走馬唯一の3歳馬アドマイヤムーンがデビュー地である札幌で見事に復活を遂げた。マイナス8㌔とスッキリした仕上がりで、下見どころから気合い満点。道中は超スローの流れを後方で他馬を見ながらの追走。終始、前のエリモハリアーを射程圏に入れながら4角で外目へ持ち出す。直線で仕掛けられてからはビュッと一気の末脚。瞬く間に差し切った。初の古馬との力関係は何ら問題なかった。一瞬の爆発力が持ち味だけに札幌も良かったし、スローの団子競馬も向いた。天皇賞制覇へ向けて、まずは順調な滑り出しとなった。欲を言えば馬体が増えてほしかったが。
2着は紅一点、クイーンSからの連闘となったレクレドール。道中は馬群が密集するなか、中団からレースを進める。ペースの上がった3角で早めに仕掛けを開始。直線入り口ではマヤノライジンとともに先頭へ躍り出るも…。勝ち馬の決め手に夢は崩れてしまった。それでも、苦手としていた決め手勝負を克服したのは大きい。気難しい面があり余程、札幌の水が合うのだろう。
天皇賞へ向けて賞金を加算したかったマチカネキララは残念ながら3着。道中は町スローの流れをスッと3番手のインと絶好位から流れに乗る。ペースが上がり他馬が仕掛けを開始した3角でもジッと動かずに脚をタメる。この辺りは、前走で早めに動いて末をなくした反省か、GIへ向けて脚を測る意味もあったろう。だが、仕掛けられてから思ったように弾けず3着に来るのがやっとだった。やはり、切れ味という点で劣る。エイプリルSのような底力を要求される流れのほうが合っている。
絶好馬場の札幌で変わり身を目指したマヤノライジン。今回は発馬直後に行き脚が付き、スッと4番手の外へ。そこからスムーズに流れに乗ると、3角で早めの仕掛け。直線入り口では先頭へ躍り出て抜け出す。しかし、勝ち馬にアッサリ差されて2着馬にも交わされた。理想の競馬だったことから、この辺りが現状の力か。
勝てばサマー2000シリーズ優勝だったエリモハリアーは4着。道中は無理せず中団。終始、勝ち馬にマークされる形。前走同様、勝負どころで外目を通って仕掛けを開始。直線入り口では前を射程圏に入れるも、勝ち馬にアッサリ被されてジワジワ伸びのがやっとだった。同じ洋芝でも、札幌の高速馬場に替わり持ち味を生かせなかった。
ファストタテヤマもこの超スローの流れでは持ち味の粘り強い末脚を生かすことができなかった。それでも、勝ち馬に続く上がり3ハロン33秒8の末脚は高く評価できる。もっとペースが上がっていれば際どかった。
本命視したグレイトジャーニーは7着。道中は中団馬群のなかで末脚をタメる。折り合いもスムーズで良い感じの追走。だが、いざ追い出されると持ち前の一瞬の決め手を生かすことができなかった。元々、集中力を欠く癖のある馬。鞍上も言うように忙しい追走のほうがいいかも。安田記念で見せた、あの一瞬の脚はGIでも通用すると思っている。マイルGIの流れは大歓迎と来れば、マイルCSでこの狙いたい。
シルクフェイマスはまさかのマイナス18㌔。下見どころからカリカリしており、悪いフェイマスのパターンだった。これではレースで力を発揮できない。まずはリフレッシュして、馬体回復と精神面のケアが必要だろう。7歳馬だが、元気があることはいい。
密かに期待を寄せていたマイソールサウンド。揉まれ弱さがあり、外から被されると競馬をやめてしまう同馬。とても狙いづらいタイプだが、GⅡ2勝の実績はここでは上位。大外枠を引き、先行馬不在で狙い目。道中も理想的に2番手の外目を進み、3角までは本当にスムーズ。だが、4角でマヤノライジンに早めに来られると、そこで競馬をやめてしまった。惨敗続きだが、無視できない力を秘めている。
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