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京都大賞典(GⅡ)調教診断

2012-10-07 21:06:31 | 調教診断
皆さんご無沙汰しております。久々の投稿となってしまい、すみません。これから少しづつ更新できればと思っています。


オウケンブルースリ
坂路で2頭併せ。相変わらず頭の位置は高いし、前脚の出も硬い。ゴール前で左ステッキが入ると内へモタれるなど反応もひと息。攻めの良さが実践に結び付くタイプ。休み明けで2週続けてびっしり追われているが、デキは今ひとつ。

ギュスターヴクライ
坂路で2頭併せ。前脚の出が硬く、推進力に欠ける動き。なかなか手前も替えず、ようやくゴール前で左手前に替えて先着できたが、手応えで完全に見劣った。3週続けてビッシリ追われて攻め量は足りているが、仕上りひと息。

コスモラピュタ
中1週のため坂路で。大トビで狭い坂路は走りづらそう。直線を向くとトモが横に流れて外へ膨れてしまった。追って頭も高く御世辞にも良い動きとはいえない。

ヒラボクビクトリー
ジョッキー騎乗で坂路を2頭併せ。前脚を高く突き上げる大きなフットワーク。最後は外へモタれて右手綱を引っ張った分だけ遅れたが、手応えにはまだ余裕はあった。馬体はまだ若さを残すが、楽しみな逸材。

フミノイマージン
ジョッキー騎乗でポリトラックコースを単走で終い重点。四肢を目一杯に伸ばしたストライドは迫力満点。牝馬とは思えない豪快な動き。北海道遠征の疲れはなさそうだ。

マカニビスティー
坂路で2頭併せ。頭の位置が高いなかにも首を水平に使って集中力を感じさせる動き。大トビだけに見た目のスピード感は今ひとつだが、それ以上に時計は出ている。手応えにもまだ余裕はあった。

マルカボルト
CWを単走で7ハロンから。コーナーを逆手前で走っていたし、最後はフォームがバラバラになっていた。だが、中2週ながら2週続けてコースでびっしりやれている点には好感が持てる。

ミッキーペトラ
長期休養明けながら、この中間は速い時計は2本だけ。最終追い切りも最後は完全にバテていた。本調子になし。

メイショウカンパク
池添騎乗で坂路を2頭併せ。横幅が狭く頭の高い走りだが、前脚を高く突き上げたフットワークでスピード感のある走り。この馬なりに順調。

レックスパレード
ジョッキー騎乗で坂路を2頭併せ。最後は完全にバテてしまい突き放された。攻め馬からは推奨できない。

ローズキングダム
乗り手の体重差はあったし、時計も地味だがゴール前できっちりと先着した点には好感が持てる。最近は攻め駆けしなくなっているだけに強調材料になる。脚捌きはシャープだったし、まっすぐ走れていた点も評価できる攻め量は物足りないが、仕上りは早いタイプ。力を出せる仕上り。


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