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神戸新聞杯(GⅡ)回顧

2005-09-26 23:58:52 | 回顧
天候:曇  芝:良 
【馬場状態】今週からA→B。3角入り口と4角出口が多少傷んでいるものの、そのほかは良好とのこと。台風の影響で強い向かい風が先行馬を苦しめた。

12.4 - 10.9 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 12.4 - 11.9 - 12.0 - 11.2 - 11.8
(35.1-35.0)(47.1-46.9)(59.1-59.3) 1:58.4

【展開】休み明けのストーミーカフェが掛かり気味に先行し、平均よりも速いペース。残り4ハロン地点でペースが上がる持久力を要する流れ。

まさに衝撃的な勝ちっぷり。やはり、ディープインパクトはただ者ではなかった。改めて同馬のすごさを思い知らされた。ダービー後は札幌競馬場、栗東で順調に調整された。春はパドックで尻っぱねをしたりして若さを見せていたが、今回は大分マシになっていた。いつものようにフワッとした発馬。ストーミーカフェが飛ばす展開を後方で気分よく追走。勝負どころの3~4角にかけてスッと持ったままの手応えで外目を通って前へ進出すると、そのまま直線で先頭に立つ。そこで気を抜きかけたところを鞍上がステッキを一発。それでさらに加速すると、最後は抑える余裕を見せての圧勝。勝負どころで前へと進出するシーンはまるで他馬が止まっているように見えた。脚力が違いすぎる。異次元の走りで無傷の6連勝。このまま無事に行けば3冠は間違いない。とにかくこのまま無事に。

2着のシックスセンスは強くなっている。春2戦は最後方待機から終いを生かす競馬だった。今回は好発を決めると、道中は中団を追走。勝負どころで外目を通って前へ進出する積極的な競馬。勝ち馬にはアッという間に交わされたものの、自身も最後まで末脚を伸ばしてよく粘っている。これなら菊花賞でも好勝負できそうだ。10キロ減は関係なかった。

3着はローゼンクロイツ。道中は中団のインを追走。終始、折り合いもスムーズ。だが、4角で手綱を抑えてブレーキを掛けてしまう。直線で再び加速して伸びるも、届かず。だが、最後の脚色は2着馬を凌いでいた。プラス10キロと春からパワーアップ。これで菊花賞が楽しみになった。鞍上によれば「もう少し落ち着きがほしい」とのこと。

4着のマチカネキララは休み明け。しかし、中間に山のような攻め馬を積まれて仕上がりは良かった。道中はストーミーカフェの飛ばす好位を追走。勝負どころで後続に早めに来られ、手応えが怪しくなる。だが、そこから粘り腰で勝ち馬から1秒3離されながらもよく粘った。まだ、キャリア3戦の若駒。この厳しい経験が今後に必ず生きる。次走での成長した姿に期待。

5着のアドマイヤジャパンの騎乗には疑問が残った。道中はストーミーカフェの飛ばす展開を2番手のインをロスなく追走。勝負どころで後続が早めに動く忙しい流れ。直線を向いて一度は手綱を押して追われ、ステッキも一発飛ぶ。だが、鞍上の横山典騎手はそこで追うのをやめてしまった。これは次走への反動を考慮したものなのか。中間は最終追い切りで終いの切れ味が鋭いと注目されたが、これは終い重点の調教でのもの。鵜呑みにはできない。マイナス6キロはあまりいい材料ではない。菊花賞へ向けて攻め過程には十分気を配りたい。

シルクタイガーは急仕上げの前走を叩かれて中間は攻め馬を強化されていた。道中は最後方待機で末脚を温存。勝負どころで勝ち馬らが早めに進出するなか、同馬も同じく外目を通って仕掛ける。最後は伸びてはいるものの、外を通っては厳しかった。これからもっと強くなるだろう。落ち着きがほしい。

トウカイトリックは道中、手綱を動かしながらの追走。時計が速かった。もう少し、上がりの掛かる展開ならもっっとやれた。発馬は良くなかった。

ストーミーカフェはパドックから気負いが見られ、腹は巻き上がってギリギリだった。発馬直後に掛かり気味に先行し、テン5ハロン59秒1の速いラップ。しかも、勝負どころで後続らに早めに来られては万事休す。もう少し落ち着きがなければ距離はこなせない。叩いての変わり身に注目したい。

10月23日は京都競馬場まで3冠達成を現地観戦&観光したいと思います

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1 コメント

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神戸新聞杯 (じゅん)
2005-09-27 22:29:02
【ディープ】強かったですね。いや強すぎでしたね。

このまま期待通りに菊花賞までとにかく無事にいってほしいです。



現地観戦ですか~うらやましい。

行きたいけど、すでに予定を入れてしまっている僕は情けない・・・
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