12.5 - 11.3 - 11.3 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.1=1:58.7
ウインマリリンは10キロ減で絞れていた。3番枠から好発を決めてスッと4番手のインをキープ。道中の折り合いはスムーズだが、1000㍍通過58秒6のハイペースで自身も最低59秒1で追走。決して楽なポジションではない。しかも強風で横から砂が吹き荒れる悪条件。それでも坂下で鞍上がインにポジションを求めてスパート。ラスト1ハロンで左手前に替えてもうひと伸び。鞍上は重賞初制覇。2着馬との差は坂下で瞬時にスペースを見つけて突っ込んだ鞍上の好判断が大きかった。底力のある走り。
ホウオウピースフルは馬なりで好位。道中は少し口を割って行きたがる。マイルで体操に苦労した前走とは雲泥の差。直線で馬込みに包まれで行き場がない。前も外も塞がれた状態。ようやく残り250㍍で進路を見つけて一完歩毎に差を詰めるも差し切れず。勝ち馬とは勝負所での仕掛けの速さ。脚を余した。長く脚を使えるし距離延長は良い。
フアナは4キロ減の416キロでも歩様は大きめ。16番枠からスッとインに切れ込む。道中は縦長のハイペースを中団のイン追走。直線で馬込みに包まれながらもスカイグルーヴとショウナンの間の狭い所をこじ開ける。外から相当被されながらも怯まない勝負根性は立派。最後は一杯一杯も外からよく伸びた。長く脚を使えるし、小柄ながら大トビで長い距離と広いコースが合う。
スカイグルーヴは14キロ減。やはりヒ腹が浮いて細かった。テンションもギリギリでこの時期の牝馬特有の難しさがあった。好発を決めても無理に行かせなかったし、少し掛かった。4角で馬なりで手応えは良さそうに見えたが、追ってから伸びなかった。控えてもそれほどキレのあるタイプではなく、行ってこそだと思う。
レッドルレーヴは少し気合をつけて好位。1,2着馬とほぼポジションは同じの正攻法。直線で伸び切れなかったのは力任せ。前走も最後は勝ち馬と同じ脚色になっていた。それほど長く脚が続かないタイプかも。
エレヴァテッツァは初めて経験するハイペースに戸惑った形。押しても進まない感じだった。経験積んでから。
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