TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

12歳以下ニューカレドニア遠征感想文(1960)

2010-11-10 12:22:11 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
ニューカレドニア遠征 馬渕航太
ぼくは海外に行くのが初めてなので行く前からずっと不安でいっぱいでした。けれど食事は何が出るのかな?ホームステイの人達はどんな人かな?など楽しみもありました。成田空港から飛行機に乗りニューカレドニアに約8時間で着きました。
飛行機から降りるとあたり前のことですがみんな現地の人でした。このような経験をしたことがなかったのでおどろきました。
その日は海に行き泳いだりしました。コーチ達のホテルに着くと、ホームステイの人達がもういました。どの方かな?とドキドキしていたら、「航太」と名前を呼ばれました。いってみると、とてもやさしそうな夫婦が立っていました。この人かなと思ったら、やっぱりそうでした。これからこの夫婦にお世話になるのかと、とても楽しみになりました。
家に着くと一ぴきの犬がいました。その犬の名前はテイシャという名前でテニスボールでいつも遊んでいました。この犬もテニスが好きのかと思いました。家に入るとテニスのトロフィーがずらーと並んでいました。家族みんなテニスが好きな家にお世話になれるだなんてとてもほこりに思いました。
試合の初日ここに来て初めて勝つことができました。外国の子とも話すことができ、ニューカレドニアでうまくやっていけると思いました。朝食、昼食、夕食とおいしいものばかりで、本当に幸せでした。特に夕食では、毎日ごはんを出してくれ心配していたご飯も食べれそうでした。(こうたは遠征前、和食しか食べれないんですと、しきりに心配していました…きまた)
一大会目はベスト4で終わりました。けれど1位~3位まではトロフィーがあったのに4位はなくて、日本よりもきびしいなぁーと思いました。けれど次の大会の目標ラインも見つかりました。次の日からすぐ次の大会がありました。けれどこの大会は勝ち急ぐゲームが多くなかなか簡単に勝てませんでした。準決勝、3位決定戦と5-2から逆転されたり4-1から逆転されたりして、またもベスト4に終わりました。
この遠征で
・勝ち急がない
・うまくいっていた作戦をと中で変えない
という課題を見つけることができました。
そしてホームステイの人達やコーチなどに感謝の気持ちを持ちたいです。本当にいい経験ができました。






ニューカレドニア遠征   岡倫太郎
ニューカレドニアは初めてでした、ニューカレドニアは海がきれいでした。1日目と2日目は、試合がないので、1日目は無人島に行きました。無人島にはカニや魚などがいました。とても楽しかったです。
2日目は練習をいっぱいしました、試合会場はハードコートでした。3日目は試合でした。1回戦目はとても緊張しました。でもいいプレーができ6-0,6-0で勝ちました。2回戦目の6-1,4-6,6-3で勝ちました。3回戦も4回戦も順調に勝てました。でも決勝は3-6,0-6で負けました。準優勝でした、優勝したかったです。でも次の大会では優勝したいなと思いました。次の日からちがう試合会場で試合がありました。1回戦目から決勝まで順調に勝ちました。決勝はとても緊張しました。あと優勝したい気持ちもありました。6-1,6-0で勝ちました、とてもうれしかったです。
その日、夜はバーベキューでした、やき鳥がおいしかったです。家に帰ったらすぐに寝てしまいました。ホームステイさせてくれた人はとてもやさしかったです。いつも試合の応援をしてくれました。いつもおいしいご飯をだしてくれました。とてもうれしかったです。感謝したいです。ニューカレドニアはとてもいいところでした。またニューカレドニアに行きたいです。






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12歳以下ニューカレドニア遠征感想文(1959)

2010-11-10 00:23:26 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
ニューカレドニア遠征  太田TATSUKI
僕は海外遠征初めてで、けっこうきんちょうした。みんなのあしをひっぱらないか、不安になったこともあった。最初の2日は試合がなかったため、海などへ行った。海にはさまざまな動物がいて、やっぱり日本とはちがうなあ~って思った。そしてホームステイの家へつれてってもらった。家はとても広かった。そしてついに大会。最低一試合は勝ちたかった。でも、2試合とも負けてしまった。その次の日は相手のデホ。その後は練習マッチをやった。そして次の日。その試合はなんとニューカレドニア初勝利。とてもうれしかった。その後の試合は負けてしまった。その次の大会は、一勝ではなく、ニ勝したいと思った。そして一試合目。その試合は負けてしまった。でも次の試合は勝った。明日も勝てたらいいなあと思った。そしたら、なんとその試合は勝った。とてもうれしかった。その次の日は僕のたんじょう日だった。でもその日の試合は負けてしまった。そして航太と、りんちゃんと、ヨッシ~とで、スーパーへ行った後に、たんじょう日パーティーをやってくれた。その時はおどろいたけど、とてもうれしかった。そしてホームステイの人にも祝ってもらってくれた。そして最終日。その相手は、一大会目の2回戦の相手だった。絶~~~~対!勝ちたいと思った。でも負けてしまった。くやしかった。そしてバーベQ。の前にひょうしょう式があった。みんな優勝できてすごいと思った。そしてバーベQ開始。ウィンナーと、チキンをいっぱいたべた。そして、その後、テニスをした。でも楽しい時間もすぐおわり、その次の日は日本に帰る日だった。もう少しいたかった。いろいろあったけど、楽しかった。また行けたらいいなぁ。





ニューカレドニア遠征   磯野嘉輝
僕は海外遠征初めてで、うまくやっていけるか不安だった。けど、ホームステイの人たちのおかげで、ぶじに毎日過ごせた。
それに、友だちもできた。とても楽しい日々を過ごした。それに海もすごくきれいだった。
テニスでは、いろいろな事をコーチに教えてもらった。相手の苦手をわかること、大事なポイントをわかること。たくさん試合を見れて、とても勉強になった。とてもいい経験した。
試合でタイブレークの時に最後にいいプレーができた時があった。
ニューカレドニアは、歩行信号がほとんどなかった。自然に車が止まってくれてくれる。日本ではそんなにないことで、おどろいた。
ニューカレドニア遠征はとてもいい勉強になったしいい経験になった。
つれて行ってくれたお母さんお父さんやコーチにとても感謝している。



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12歳以下ニューカレドニア遠征11/7(1958)

2010-11-08 22:57:18 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/7(日)ヌーメア 曇り&雨のち晴れ

朝8時半にホテルのフロント集合としたりましたが、Mいねだけ、ファミリーのお父さんの仕事の関係で早くに到着…コーチたちの部屋へ。朝から部屋がうるさい…いや間違えました…にぎやかになりました!!
8時半にはみんな集まってきましたよ。






今回、本当に本当に、ホストファミリーの家族のみなさんにはお世話になりました。それは、遠征前にホームステイの家庭の事を心配していた事を、みごとに裏切り、そして心配していた事に罪悪感を感じてしまうほど、手厚くもてなしてくれたのでした。本当に自分の子供のように、毎日、ビデオを撮っていたおとうさんは、別れの時に涙ぐんでいました。

ここではっきり言っておきます。遠征に参加した選手たちは、ホームステイのファミリーに必ず、お礼のメールを送る事。それも、親がお礼の文を送るだけではなく、自分の文章でお礼を書くこと。文章を、英語にするのを、まわりの大人に手伝ってもらうのはOKです。しっかり、お礼のメールした子は木全までメールをください!!

さて、お別れをしたあと、シャトルバスで出発。途中、メリディアンホテルでガブリエラが乗ってきましたよ、みんな大喜び。



バスが途中の山の中でのろのろ運転に。実は自転車の競技会かなんかやっていて、パトカーが誘導していて、追い越し禁止で自転車の速度で走ったのであせりました。しばらくしたら、ゴール地点に着いたらしく、ようやく普通に走りはじめました。ふう、飛行機に間に合う…。

さて、トンタウタ国際空港に到着、しばしおみやげタイムです~~~。Kすけコーチもお留守番のコーチたちにTシャツのおみやげ買ってました。


お金を換金~~。


ビールと水とコーラを楽しむKすけコーチ??


ギャビーとお別れの前に1枚!


飛行機は定刻に飛び立ちました。全員、機中で遠征の感想文を書きました。





宿題の漢字書き取りをするYきの!


貴重なKすけコーチの機中写真。たばこ禁止がつらそうです~。飛行機には慣れたかな~~~~~。


飛行機の窓からは、夕焼けが見えました。地上で見る夕焼けと全くちがいますね、不思議です。



無事、成田に着きました。みなさんお疲れさまでした~。



遠征ブログはまだ続きます。







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12歳以下ニューカレドニア遠征11/6(1957)

2010-11-06 20:06:13 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/6(土)ヌーメア 雨のち曇りのと晴れ

朝起きたら地面がぬれていました。夜のうちに降ったようです。雲がどんよりで、昼間のお天気が心配です。



クラブに着いたら、Yきのが「きのう事件がありましたっ。部屋でコンセントをぬこうと思ったら、感電しちゃいました」と笑顔で言ってくるのです。よく聞いたら、一瞬びりびりっときて、そんなにたいした事はなかったそうです。よかった。

それがこの写真。
そして、その横でMもかが「きのうの晩ご飯でこ~~~んな厚いハンバーグがでましたっ!!」

これがその厚さ。いやいや、そんな厚いハンバーグがあるわけないでしょ、誇張してない??


●Yきの vs PATTOUA(第1シード) 1-6, 4-6
1stセット1-4から気持ちがダウンして1-6まで行きました。2ndセットは「ここから挽回しよう」と思ったそうです。声もガッツポーズも出ていました。3-1リードから3-2, 4-2, 4-3, 4-4, このあたりまで、とてもいい集中とプレーでした。しかし最後の大事な場面でいいプレーが出せず、簡単なミスを連発したのは残念。


●Tっきー vs DEPLANQUE (19~20位戦) 3-6, 2-6
最初のゲームでダブルフォルト2回、だら~~っとした感じで試合がスタート。本人いわく、「はじめ体が動かなかった、だんだん動いてきた、相手も変なミスが多くて3ゲーム取れた。」2ndセットは相手の流れでスタートし、がんばったらゲームがとれた、でも自分が変なミスをして、相手を立ち直らせた→そこで作戦を変えてしつこくつなげるようにしたのですが、ぜんぜんだめだった」そうです。なかなか、前より深く、試合のことが考えられているように感じます。そういう意味ではよかったかな?今回の遠征では、1勝もできないのでは?と心配しましたが、いやいやどうして、なかなかたくさん勝ちました!!多くを学べたのでは。


●Aいな vs PARIPOVIC Nina(9~12位戦)(1大会目で最初にあたったニュージーランド人の子) 2-6, 6-7(5)
相手の子はかなりうまいです。第1のトーナメントの時、よく勝ったね、というくらいの実力者です。Aいなの話しによると、「1stセットは自分の簡単なミスで落としたそうです。2ndセットは簡単なミスだけはしないようにと思って試合したらタイブレークになり、でも結局負けてしまった、深いロブを打たれた時にライジングが打てないので困った」と、言っていました。技術の課題をひとつ見つけたようですね。


○Mもか vs CLARK Sally (5~8位戦) 6-2, 6-3
速い球についていけなかったけど、だんだん慣れてきた。スライスで小さい球を落としてやろうと思っていたけど、うまくいかなかった。怒ってくれてすぐミスってくれた…という1stセット。2ndは返すのでせいいっぱいだった…というわりには6-3。無表情で戦ってみてうまくいった…という作戦は、Rんちゃんの試合から盗んだようですね。


●Mいね vs M C Laghling (5~8位戦) 5-7, 4-6
体調はきのうより悪かったけど、きのうよりがんばれたそうです。大切なところで、もうひとがんばり行きたかったですねぇ。


●Kうた vs BROWN Harrison (オーストラリア)(3決) 6-4, 1-6, 4-6
1stセットは「相手がミスっていた、自分のボールは入っていた」そうです。2ndセット「相手の得意のライジングで決められた」そうです。相手はなかなかいいニュートラライズボールから、最後にフォアのライジングの決め球を持っています。ファイナルセットは0-1, 1-1, 1-2, 2-2, 3-2, 3-3, 4-3, 4-4, 4-5, 4-6
ずっともつれて行ったのですが、4-3から4-4にされたゲームはKうたのイージーミス4本のラブゲームでした。ここで相手を乗せてしまった感があります。聞くと、またしても「早く取りたくてあせった」そうです。でも、相手だって、血のにじむような厳しい努力をしてきているのに、こんな大事な所を簡単に「はいどうぞ」とくれるわけありませんし、そういう状況を苦労してようやく取ってこそ、テニスの本当の喜びだとか、楽しさがあると思いますよ。この遠征で数多くあった「はやく取りたくてあせった」をなくす事が、これからの課題です。最後のゲームではマッチポイントを3本しのぎますが、4本目でやられてしまいました。
そうそう、忘れていました。シャイで、他人としゃべる勇気がないKうたは、いませんでした。全くの心配無用っていうやつです。すばらしくコミュニケーションとれていました!


●Yしき vs Amarhier (21~22位戦) 4-6, 4-6
1stセット、4-0から6ゲーム連取されて落とす。4-0までのところと、そのあとでは何が違ったの?」と聞くと「なんか崩れていった」そうです。この「なんか」がくせもの。「なんか」=「よくわからないけど」=「原因をよく考えなかった」という事だからです。うまくいかなかったら、全力でその原因をさがし、対処しなければいけません。2ndセット0-1, 1-1, 1-2, 2-2, 3-2, 3-3, 3-4, 4-4, 4-5, 4-6。4-4から5-4とリードするか、それとも4-5とリードされるか?大きな違いです。このゲームで何があって、何をしようとして失敗しておとしたのか?。そこを聞いたら、「覚えていない!」。そうです。だから負けたんです。(1)試合のゆくえを左右する大切な場面をわかる(2)そこで最高のプレーをする(3)そしてそこを取る…(1)がわからなければ、(2)(3)はぜったいできないんです。また同じことをしてしまいました。紙に書いて渡した事を、もう一度、いやもう百度、読み返して完全に頭に入れましょう。
…とはいうものの、Yっしーは他の部分では今回すごくよかった。他人や外国人とのコミュニケーション、しっかりできました。合格点ですよー!!!


Yきの語録
「ちょっと、ごめんね…はLittle sorry?」
○○語録
「にんたいって人のからだって書くの?」(違います。忍耐と書きます)

○Mもか vs M C Laghling (5~6位決め) 6-3, 4-6, 6-3
1セット目取り、2セット目大切な場面でしっかりと間をあけて、ものにしようとしていましたが、残念ながら取れず。ファイナルセットは見れませんでしたが、「2セット目取られても、心がくじけなかった」のが勝因だと言っていました。たくましくなったものです。本当に多くの事を積極的に学び、大きく進化しています。


○Mいね vs CLARK Sally (7~8位決め) 6-1, 6-1
体調が悪いことを頭から完全になくして戦うことを目標にしたら、勝てた!!と言っていたので、「さっきの苦しそうにしていた試合でもやったらよかったね」と言ったら、「さっきの試合より体調がよかったんです!」ですと。う~~ん、どういう事かな???サリーの嫌いな事ばかりやったとも言っていましたので、今回も悪魔になっていたのかな?
Mいねは今回の遠征では、どこかが痛かったり、体調が悪かったりで、アンラッキーでしたが、それもテニスです。木全的には、悪い状況の中でも最高にがんばっていた時もあれば、もう少しがんばれたなという時もありました。メンタルを自分の中で鍛えていかなきゃという気持ちがもっと持てていけるといいなと感じました。

○Aいな vs Ayana 6-3, 4-6, 6-1
パラオに住んでいるAyanaちゃんの血には16分の1くらい日本人の血が混ざっているそうです。Aいなは、2本目のガットを試合中に切り、YっしーTっきーのラケットをレンタルしての勝ちです。今回の遠征でいろんな話しをしましたが、はっきり言って大器です。何を言っているのかわからない時もありますが、それは木全の器が小さいからで、Aいなのスケールが見えないのだと思います。多くの事を吸収して、色が真っ黒になりました。

○Rんたろう vs FAYLER Mattieu (決勝戦) 6-1, 6-0
完璧な試合でした。観客がすごく多かったのですが、もうRんちゃんのすばらしいプレーにうっとりです。マシューは戦う前から、「勝つためには攻撃しなきゃ」と思いすぎたのか、自分以上のテニスをして、崩れました。きのうKうたにしたマシューらしいテニスをしたら、もっといい試合になったんじゃないかと思ったのでした。Rんちゃんいわく「1stセット、3-0リードの時、1ゲーム取られて3-1から、次3-2にされないよう全力を入れた。そしてそこを取れたら、楽になった」と言っていました。2ndセットは、「もういろいろやろう」と思い、ドロップやショートアングルなどやったそうです。1大会目の優勝者の子を破ってきたマシューをこれほどまでにたっつけたわけですから、これはリベンジした事にもなります。おめでとう。
そして、もうひとつの目標であった、「他人と積極的にしゃべる」もすばらしかった!


●Yきの vs M C Laghling Gabriera(3位決定戦) 6-7(2), 2-6
1大会目、準優勝した、神のロブ使いの子です。Yきのがんばりました。1stセットはタイブレークで惜しくも落とす。セカンドはつけいる隙も多少ありましたが、相手の流れが止められず、2-6。でも相手のマッチポイントを3本逃れたのは立派です。途中、相手が2ゲーム連続サーブをするというハプニングも…。
4位は立派ですね。日が進むにつれ、すばらしいテニスになっていきました。このイメージを忘れずに持って帰ってください。
今回の遠征では、少し、テニスに関して、勝ち方に関して、理解が深まったのではないでしょうか。

表彰式のあとバーベキューを大会が開いてくれました。もう本当に最高の一日でしたね。






明日は朝8時半にホテルに集合して、シャトルバスで空港へ。12時過ぎの飛行機で日本へ帰りますよ。
Kすけコーチのゆううつな1日です。たばこ吸えない、飛行機は苦手。

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12歳以下ニューカレドニア遠征11/5(1956)

2010-11-05 18:10:58 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/5(金)ヌーメア 曇り時々雨 

今日はめずらしく、朝起きると、空がグレー一色。曇り空です。海の上に曇り空は似合わないなと思いながら、ジェラードさんの車でクラブへ。

○Rんたろう vs PESSELET Lorenz (3R) 6-0, 6-0
完璧です。優雅なテニス、様々な引き出しを使った攻撃テニスであっという間にやっつけました。
プレッシャーもまったくなしです。手をゆるめず、最後まで集中しました。


○Kうた vs BONTEMAN Torea (3R) 7-6, 1-6, 6-4
相手はいつも楽しそう~~にテニスをする、オセアニアの色の黒いナイスガイ。フォアの高い打点で打たせたら、エース級のボールがたくさん来ます。1stセットはKうたはスイングスピードが遅い!ちょっと気持ちが押されていたような感じです。しかし、もつれてタイブレークに入り、しかも0-5。さすがに取られたかな?と思ったら、なんと、そこから急に相手が勝ちびびりしてか、7ポイント連取して取りました。しかし、こんな守りのテニスで取れちゃった時こそ一番あぶない。2ndセットはいっきに0-4までいきました。そこで雨中断。この雨中断の時間の使い方が悪く、私にしかられました。再開後、いきなり1ゲームは取りますが、1-6。ファイナルセット、1-3から4-3にしたあたりまでは、とても思い切り良くプレーしていましたが、そこからは、打っているようなつないでいるような、微妙な感じで6-4で勝ち。つなぐ場合も、スイングスピードは落とさない打ち方でいこうね!
でも、トータルで見ると、競り合いの試合を、ものにしたのは立派でした。




○Yしき vs LAROCHE Lilian(21~24位戦) (きのうTっきーが戦った相手) 6-4, 6-1
本人のコメントによると、「気分が上がらなくて、ブルーな感じで試合していたら、1stセットとれて、そこからどんどんやっていくうちに、気分が上がっていって、最高のプレーができるようになった。」そうです。でも、相手が強ければ、ブルーな気持ちで戦ってセットをくれるわけがない、セットを落とせば、気分はもっと下がっていって最低のプレーになっていくかもしれない。Kすけコーチが渡してくれたメモの中にあったとおり、「どんな時でも自分を奮い立たせてプレー」しなければいけません。元気がなければ、それは強引にでも心の奥底から引っ張り出してください。




Rんちゃん語録
Rんちゃん:「あついっ」
私:「そうだね、雨がかわいてきて、急に蒸し暑くなってきたねー」
Rんちゃん:「ちがいます、このポテトです!」
私:「がび~~ん」


●Tっきーvs DE GAILANDE Jean-Victor (17~20位戦) 0-6, 0-6
相手うまい!フォアのノータッチエースくらいまくりです。サーブもなめらか。ちょっとこれは実力差がありすぎでした。
本人談「オムニコートのすべるフットワークができなくて、ズルズルズルズルしました。相手のサーブがクイックサーブでスプリットステップすると、もうボールが来ていて、タイミングをあわせられませんでした。」でも、こんなに圧倒的に負けていても、ずっと戦う選手の目を保っていましたから、これは立派。「ぜったい1セットまずとって、そのあと勝ってやる」と思って最後まで戦ったそうです!!すばらしい。

今日はTっきーの12歳の誕生日。内緒でみんなで、カードを書いたり、ケーキをプレゼントしたりしたのでした。





Tっきー語録
Tっきー:「やばい、日本帰ったら日本語しゃべれなくなってるかもしれない!」(←毎日、英語かフランス語ですべて生活してるんだねー、きっと)


○Aいな vs BOUTTIER Nikita (2R) 6-0, 6-4
1stセット、とてもがんばっていていい攻撃。ラインぎわにおもしろいように決まります。2ndセットは少し競りましたが、同じくずっと攻撃してとりましたよ。
聞くと、1stセットは相手があまりボールを追いかけないかった。2ndセットは相手ががんばって、ボールにくらいついて来ました。とのこと。毎日、どんどん進化してますねー!!


○Yきの vs ●Mもか (2R) 6-3, 6-2
Yきのはきのうに引き続き、最高のプレーをしました。(コーラみたいな試合!!)集中力抜群、思い切りのいいショット、組み立ててチャンスを待ち決める。
ちょっと褒めすぎかな。対するMもかは、珍しくメンタルが崩れました。今日は右ひじが痛く、完全に痛みに負けてしまいました。でも、試合後、話しをして、そのあたりをしっかり受け止めるあたりが、Mもかのすばらしい所。Kすけコーチに、もっとメンタルが強くなるには、どうしたらいいですかね~と相談していたそうです。




●Mいね vs PATTOUA Lucilla (2R)(第1シード、先日もやりました) 1-6, 1-6
今日は、朝から体調が良くなかったMいね、がんばりましたが、ダメでした。でも、終わったあとの話しで、体調が100点満点中、40~45点、でも自分がやったテニスは39点くらい。悪い中で、そのすべてに近いものが出せたようです。


●Kうた vs FAYLER Mathieu (SF)(前大会優勝の第1シードを破って上がってきました) 4-6, 5-7
1st セットダウン…ここはあまり見れませんでした。2ndセット、5-2リードまで、気持ちのいい豪快な攻撃テニスをしていましたが、そこから5-3,5-4と追い上げられるにしたがい、少しづつ打てなくなっていきます。マシューがものすごく粘り強くプレーします。5-4で迎えた40-30のセットポイント、それからAd自分の3回のセットポイント合計4つ取れませんでした。その最後の4つ目のポイントで、相手がバックのクロスエースを放った時に、Kうたの心の中で大きな音をたてて何かが折れました。次のポイントフォアのものすごい強打を大きくバックアウト、次のポイントも簡単なミスで落としました。そこからは、坂を転げ落ちました。2ゲームはあっという間でした。
あの、バッククロスエースをくらった瞬間に、「こいつ、やるな!ちきしょう!」とヒンギス・スマイルが出るメンタルを作ってほしいと思います。そうしたら一皮むけると思いますよ。経験の差が出たような感じでした。


○Rんたろう vs BROUN Harrison (SF) 7-5, 6-2
1stセットやや苦労しました。でも、内容はすばらしい。競った時も、心が引いたりしないで、いい攻めをしていました、今回の遠征の目標が果たせていますねっ。さて、明日の決勝は今日Kうたを破ったマシュー。どうなりますか。


さあ明日はついに最終日。遠征後半は時間が倍以上のスピードで過ぎ去っていきます。
明日は表彰式が終わったあと、バーベキューパーティーを開いてくれるそうです!至れり尽くせりです。


おまけ。こちら夕食で同席したワンちゃん!!!









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12歳以下ニューカレドニア遠征11/4(1955)

2010-11-04 17:13:55 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/4(木)ヌーメア 毎日快晴、快晴、風が強い

朝、目がさめて外を見ると、海に巨大な豪華客船がありましたよ。



こちらは、海にやしの木の陰が綺麗でした。




オリンピック・テニスクラブはこんな感じのクラブです。コートのむこうには、人工芝のサッカーグラウンド、その向こうには海が見えます。
今日は海が綺麗でしたよ~~。



○Rんたろう vs BRUCHARD (2R) 6-0, 6-2
両セットとも打ちにいったのですが、真ん中にボールがいってしまったそうです。セカンドセットはサーブ&ボレーも練習しました。後半は相手のミスも多くなりました。しっかり攻撃の練習をできました。ミサイルのような大きな武器を育てるよ~~!!


○Kうた vs JACKSWAY (2R) 6-0, 6-0
1stセットネットに積極的に出る練習、自己評価としては、ボレーはうまく決まらなかったそうです。2ndセットもボレーに出るのとストロークで攻めるのを半々で行いました。ナイスショットを打って、相手がバランスを失ったらすぐに前へ出る事も、たくさん意識できたそうです。



今日はみんなに、「逆境を楽しむ」「ヒンギス・スマイル」の事を話しました。イライラする子は、それを直すためにどうしたらよいか?のテーマです。


○Tっきー vs LAROCHE (17~24位決め) 6-1, 6-7(7), 6-1
とても強風です。1stセットは相手がミスが早く、楽勝かなと思わせる展開だったのですが、2ndセットから手強くなってきました。5-5, 5-6, 6-6と、このあたり、Tっきーはとても高い集中力と声出ししています。タイブレークでは6-5のマッチポイントを迎えますが、イージーミス、7-9で落とします。すごかったのはここから。マッチポイントを握られながら、セットを落としたという、落胆や心の乱れはまったくありません。2ndセット終盤と全く同じテンション、集中力でファイナルセットのプレーをスタートしました。そして、相手はここから大崩れし、うれしい勝利となりました。始終、戦う選手の顔をみせました。感動しましたよ。





○Kうたvs EVANNO Melveen(練習マッチ)(左利きのサングラスの子)3-2

●Yっしー vs DE GAILLANDE (25~32位決め) 2-6, 3-6
試合が終わって帰ってきて、話しを聞くと、まあ、何を行うか決める→それが通用しているか確認する→通じなくなってきたら他の作戦に変える→それが通用しているか確認する→…の作業はかなり意識して行っているようです。なかなか試合の流れを自由自在にコントロールするまでにはいたりませんが。でも小さくても1歩前進したといえます。


○Aいな vs HONAKOKO (第2シード)(1R)1-6, 3-6
Aいなすごいです。第2シード相手に、全く臆せずすばらしい攻撃をしました。3つの試合を同時進行で、しかもスコアボードなしで見ていたので、途中でスコアがわからなくなったりするのですが、いつ見ても、どっちの選手が勝っているのかわからない!むしろ、シード選手のほうが負けているような表情です。堂々と渡り合っている。2ndセットは3-2でリードする場面も!「こんなに強い選手とやれるんだから、すべてのポイントをチャレンジしなきゃもったいない」とでも言うがごとく。観客もたくさん集まりました。これまた感動しましたよ。


○Yきの vs NEKIRIAI Lyndsey (1R) 5-7, 6-3, 6-3
1stセット、4-3, 4-4, 5-4, 5-5, 5-6, 5-7このあたり、リードしていたのに追い上げられ、ぬかされ…の所は表情が悪く、元気と覇気がなく自信に満ちた目ではない状況でした。2ndセット1-2, 2-2, 3-2、このチェンジコートの時に変化が起こりました。笑っていたんです。ここから、とても戦う選手らしい目つき、ガッツポーズ、ポイントに対する執着が出てきました。試合後に聞くと、「ここから絶対勝ってやるって思いました」。この試合、壊れたメンタル状態から、途中で自分で自分を奮い立たせて、修理できたというのが大きいです。こういう経験を一度すると、次壊れた時も、がんばって直せるイメージがありますからね!!本人は「今日はコーラみたいな試合だったな!」(コーラはとってもおいしい一番の飲み物らしく、最大に自分の試合を褒めているんです)
大きな大きな収穫でした。




Aいな語録
Aいな:「コーチ、この選手、強いですか??」
私:「う~~ん、ぼちぼちかな?」
Aいな:「ぼちぼち?って、お墓お墓ですか?」
私:絶句


○Mもか vs DEL Carmen Nadine(1R) 6-1, 6-3 (実は7-3 )
サーブが全くといっていいほど入りませんでした、当然サーブが悪いから、影響を受けて、他のショットも調子ががたがたになります。まあ、なんとか、意地と根性で勝ちました。技術が死んでもメンタルでカバーする事ができない子が多いなか、しっかり行いました。ただし、試合が6-3で終わっているのに、もう1ゲーム行うとは、なんてテニスが好きなんでしょう?!?!


○Mいね vs RENGIJI Ayana(1R) 6-2, 6-4
最近、試合が終わって帰ってきての話しがなかなかしっかりしてきました。1stセット。相手バックうまくないので、バック狙い。→途中からまわりこまれた→だからバックのショートアングルを使ってまわりこまれないようにした。2ndセット。相手がショートアングルを避ける作戦で、ボールを真ん中に集めてきた、→真ん中よりややバック側にゆるめのボールを打ち、まわりこませて、フォア側を空けさせてそこに打つ作戦をしました!
なんと成長したことでしょう!試合中も常に自信に満ちあふれた表情で、プレーをしていましたから、テニス選手らしさを感じましたよ!

右は対戦したAyana


外国人の子たちともだいぶうちとけてきましたよ。





今日は夕焼けが海面に映ってとても綺麗でした。

さあ、試合も残り2日、がんばっていきますよ~~~。
















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12歳以下ニューカレドニア遠征11/3(1954)

2010-11-03 19:43:31 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/3(水)ヌーメア 快晴 もう色はみんな真っ黒


マグノリアの花が地面に落ちているとその美しさに、ついつい写真を撮ってしまいます!


本日から会場をオリンピックテニスクラブへ移し、2大会目スタートです。
きのうまでと違い、コーチは歩きでクラブへ行けないので、チーボコーチ(オーストラリアチームのコーチ、実家がニューカレドニア)のアウディTT(これがまた小さくて、大きなコーチ3人が乗るとぎゅうぎゅうづめ)に乗せてもらってクラブへ。
少し古いですが、なかなか綺麗なクラブです。ずっと、第1大会で使ったウエントロテニスクラブで第2大会も行うと思っていましたので、ハードコートとオムニコートのあるこのクラブに着いた時、みんなに悪い事したな(オールゥエザーのシューズで戦う事になりますから)と思いました。

どうやら、ハードコート、オムニコート併用してやっていくようです。調整能力を鍛えるにはもってこいです。

クラブはこんな感じです。



●Tっきー vs BRUCHARD William(1R)(ニューカレドニア) 1-6, 2-6
 相手ファーストサーブはすばらしく、1ゲームに2本はエース取られます。Tっきーはあいかわらず1stサーブをフラットですべて打ち、全く入らなくてもずっとそれを続けます。1ゲームに平均2本はダブります。ので、30ハンデで試合をしているようなもの。相手のストロークは、破壊力はありませんが安定していて、振り回されます。メンタルはTっきーは安定しています、ずっと感情のコントロールを保ち、あきらめずに戦います。
 普段、あまりこういう事はしないのですが、「次の試合、サーブは、全部1球目も2球目もセカンドサーブのつもりでスライスサーブでいってごらん!」と言いました。(自分で編み出してほしいので、普段、あまりこういう事はしないのですが)
 Tっきーは、ステイ先のワンちゃんに対してアレルギーが出たようで、発疹に悩まされていますが、試合にはまったく影響させずにがんばって生活しています。薬も毎日しっかりぬってます。


○Rんたろう vs DOLORES Aiden (1R) (ちょっと太った弟のほうです)6-0, 6-1
省エネテニスしたそうです。(本人いわく)Kすけコーチいわく、試合に勝つことだけを考えたら完璧です。それより、対戦相手の子が、これだけ実力差があるのに、失点すると悔しがったり、ファイトする様子は、日本人の子にはあまりいないと関心したそうです。それから、その試合を見る外国の子たちがすごかったそうです。1つも見逃すまいという姿勢、今回の日本からきたみんなは、もっとその辺を吸収してほしいそうです。


●Yしき vs COIGNARD Benjamin (1R) (ニューカレドニア)2-6, 7-6(5), 0-6
相手は左利き、うまくない。頭を使わない試合の最たるものでした。相手はフォアはドライブボール、トップスピン、スピンのムーンボールは一応、スイングスピードはのろいですが、使えます。そしてバックはスライスでコートの真ん中にロブで返すことしかできません。3セットでドライブのボールは1球も使いませんでした。その相手に対して、すべてボールをフォアに集めます。フォアの逆クロス(相手のフォアに飛んでいく)→バックのクロス(相手のフォアに飛んでいく)でアプローチ→ファーストボレーを相手のフォアへ打つ→相手のフォアのパスかロブを抜かれる。
 試合から帰ってきて、普段は絶対、まず選手の話しを聞くことにしているのですが、この試合は、Yしきの試合の話しを聞くのをやめて、先に私が話し始めました。「相手の強い点と、弱点はどこだった?」「わかりません」「じゃ相手のフォアはどんなだった?」「けっこうスピンがかかっていて打ち返しにくかったです」「じゃバックはどうだった?片手バック?両手バック?トップスピンのボールはあった?押された?」「相手は両手バックでスピンのかかったボールでけっこう決められました」
 そうです、相手が片手バックで弱々しいスライスロブをコートの真ん中にしか打てないという事を、3セットも戦って27ゲームも行っているのに発見できない…ここが問題です。はっきり言って、相手のバックにボール集めて、バックにアプローチして、バックにボレーを打てば、6-1, 6-1で勝てる相手なのです。
 自分がミスる→イラつく→イラつくからもっとミスる→さらにイラつく…の悪循環にはまっていました。
 相手が大ギレしているのに、(丁寧にコートにボールを入れるだけで、相手がどんどん崩れていってくれるのに)どうして自分もキレるの??
悪い所だらけの試合でした。
 試合後、相手のおかあさんは、息子に「ラケット見せなさい、折れてないでしょうね!?!?」的な動作でした。

↑でもなぜか、写真はかっこいいYしきでした。

○Kうた vs C J Berg (1R) (フィジー )6-2, 6-7(5), 6-0
本人によれば、1stセット強弱つけたりいろいろ変化をつけて取った、2ndセット強弱が通用しなくなり3-3からショートクロスを使ったがこれもすぐにきかなくなりオーバーフェンスされたりライジング返球もうまくいかなくてタイブレで落とした、ファイナルセットは、セカンド取ったのに相手が弱気になって球が伸びてこなくなったので安心して作戦ができた。
すばらしいコメントでした。試合の流れ、状況、自分と相手の心理状況、みごとに伝わってきます。こういう話しができるのは、それはそのまま、この試合に勝った理由となると思います。
 ナイスショットを打ったあと、相手がオフバランスになって打とうとしているのを見逃して(本当はここで前に走り出してほしい)、相手が打ち、そのボールがネットを越して短く自分のコートに弾むとわかった時に、前に走り出します。ですから1高い打点ボレーカット2ローボレー3ハーフバウンド4ライジング高い打点5通常のバウンドのトップから落ちてきてからの高い打点…のうち6番しか出せない場面がほとんど。スタートのタイミングを速くすること!!をアドバイスしておきました。相手から時間を奪うこと!!!


○Aいなvs VIGNERON Emmanuelle (1R) (ニューカレドニア) 6-0, 6-0
相手はあまりうまくない子。Aいなは、いろんな攻撃を試しました。強打したり、様々なショットを混ぜたり、ドロップなんかも決めていました。とてもすばらしい。今のAいなにとって、相手からポイントを強引にもぎとる方法を作っていくことが大切、そういう意味でとてもいい事をした試合でした。明日は第2シードと戦います。今日みたいに自由に攻める練習はできないでしょうが、1球もチャンスボールがこないなんてこともありえません。ですから、少ないかもしれないけど、そういった状況でまた明日もポイントをもぎとってください。それが成功したのがたとえ1ポイントであったとしても、それは価値の高い1ポイントになるはずです。


○Yっシーvs DE OLIBREA Eric(17~32位決め)(オーストラリア)2-6, 6-0, 6-3
今回の試合はよかった!ふぅ。全体としては落ち着いて、よく考えながらできました。特に「セカンドセットの3-0で相手がブルーになった!」という言葉はコーチ2人を驚かせました。そう、ラケット叩き付けたりしないし、体全体でネガティブな動作はしませんが、明らかに相手の表情に困った元気のないのが見てとれたのです。ちゃんと観察できたね。
あとは、試合の終わったあとの、コーチにお話をする時に順を追ってゲームを取った落としたを話すのではなく、大きな流れを話せるようになってください。
あと、言い忘れたけど、ファーストサーブとセカンドサーブの間が早すぎるよ、必ずセカンドサーブの前にもボールを地面に何回かバウンドさせて、考える時間を作ること。


○Tっきー vs DOLORES Aiden 6-1, 6-3
2ゲームほど見て、あとは試合を見るのはKすけコーチにまかせました。試合後の本人の話しによると、1stセット、調子いい→相手の心が折れはじめたので、もっとイライラさせてやろうと思った→成功した→相手泣き出した→2ndの5-1で相手泣きやんだけど、あきらめた様子→ミスしないようにして、うまく取れた。3-2で気持ち悪くなって大変だったけど、がんばった。ダブルフォルトは1セットに1回くらいだった。
 ファーストサーブを全部ドフラットで強打して入らないのと、今の試合みたいに全部スライスサーブでいくのでは、今のTっきーではどちらがトータルとして強くなる??の質問に、安定させたほうが強いです…の答え。少しづつサーブのことも勉強していきましょう。


午後はおいしいミートボール&ライスを堪能したあと、MいねMもかYきのの3人は、本日試合がなかったので練習マッチをしました。
Aいなはヌーメアの街へショッピングに行きましたよ。

Mいね vs Andreas 6-4, 3-6,1-4で気持ち悪くなりMもかとバトンタッチ5-7
Mもか vs Simon 3-6, 6-7(5)
Yきの vs Lorenz 3-6, 3-6





今日は夕方、オリンピックテニスクラブにちびっこいジュニアがわいわいたくさんやってきて、練習していたのを見てけっこう思うところがありましたよ。
うちのクラブでいうキッズクラスくらいの幼稚園生くらいの子たちが、やってきて、コートでふたりで打ち合いしたりしてるんです。1往復ラリーがすることはありませんでした、でもすごく楽しそう。


そのうち、帽子&かわいい靴の女の子の妹が現れると、ふたりで打ち方を教えはじめました。


その後も、この世の最高の笑顔の子供たち。




この、ボールが真上にとんじゃった女の子はものすごい笑顔で打つのですが、おとうさんと打っています。娘にこんな笑顔をさせるとは、このおとうさんはかなりすごいですよ!!!


今日はテニスクラブから歩いて4分の巨大スーパーに行き、ワインとチーズとハムを買いました!このブログを早く完成させるモチベーションとするために!!(またいつもの、酒を飲むことを正当化する言い訳、ちなみにワインは650円)
終わった~~、ワイン、ワイン!


そうそう、第2大会のドローはこちら。




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12歳以下ニューカレドニア遠征11/2(1953)

2010-11-02 19:12:23 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/2(火)ヌーメア快晴
本日は雲ひとつない快晴!空も海も真っ青です。本日は第1の大会の最終日です。

Kすけコーチ語録「ローマ字がオレの頭をキョヒする」(←頭がローマ字を拒否するんじゃ?)


Yっしー語録
木全:「ローランギャロスって何?」Yっしー「前屈だっけ?」


●Tっきー vs Bourcier (25~26位決め) 4-6, 3-6
相手は決してうまくはない、いい対戦。Tっきーは声を出してしっかりファイトしました。接戦から重要なところが取れません。ファーストは4-6。4-5の場面ではどんあ風にセット取られちゃったの?と質問すると、Tっきー:「相手にほとんど決められました、セットポイントもエースを取られました。」でも実際、このゲームはイージーミスをして、セットポイントもチャンスボールをこちらが打ち込んで、サイドアウトしていますから、この大切な場面の記憶がない。記憶かないということは、プランを立て、強い気持ちでそれを実行して戦ったけど残念ながらだめだったというプロセスを踏んでいないということです。そりゃ、大切な所を取れるわけがありません。セカンドも大切な所をものにできず3-6。試合中に起こっている事をしっかり理解して、背伸びしないテニスをこころがけましょう!!


○Yっしー vs Deplanque(19~20位決め) 6-0, 7-6
1stセットはストロークも出球もネットプレーも完璧で何をやってもうまくいく状態で6-0。そんな天国のような状態は長くは続かないもので、2ndセットは普通の状態に戻り、接戦になり2-2、3-3、4-4、5-4。このあたりからYっしー崩れます。どうしてこんな大切な場面でてきとうなプレーなの?というようなプレーで当然逆転されます。さらにコートにボールを入れることすらできなくなり、1発ミスの連発で5-6。しかしながら、そんな状態なのに、次のゲームはもらい6-6。ここで変化が起こります。タイブレークに入ったら、突然、天国モード再発。ストロークエース、ボレーエース、ドロップエースなどで7-0。試合後、どうして、あそこであんなに劇的な変身ができたのかな?あの時、どんな風に考えたの?と聞くと、「こことれば勝てる!」と思ったそうです。ここがよかった。前向きの発想です。
「ここ落としたらファイナルにはいっちゃう!」とか、後ろ向きな発想をすると、もうこれはもう確実に落としてファイナルに入りますから。このポジティブシンキングを褒めたのでした。でも、もうちょっと楽に勝ちたいナ…。



近くにいたみんなにポジティブシンキングの話しをしました。
木全:『試合前に「負けたらどうしよう~?」と言っていた子がいました。これはネガティブなので、この反対はなんでしょう~』
そしたらMいね「勝ったらどうしよう~?」(がくっ)(←もちろんMいねは冗談で言ったんですけどね)

答えは「勝てるかな?」「よし勝ってやるぞ」これがポジティブ。


●Aいな vs Clark Sally (7~8位決め) 2-6, 2-6
Aいなの相手は、前日までの試合を観たところ、技術レベルは高い選手。ただ、自分のメンタルコントロールが上手くできず技術レベルの高さを生かしきれない選手。Aいなもそれを知っていました。。。が、、、1-2から1-3になったところで、相手の力強くスピンのかかったストロークに対応できず、Aいながメンタルコントロールを失ってしまい、2-6。セカンドセットに入り、気持ちを持ち直し少し相手の威力のあるボールを厚くミートできるようになり、多少ポイントが長くなりましたが、そこからの得点プランはなく相手に押し切られ2-6。10歳のAいなには、相手の打ったボールが自分のいるところに来てもコートにおさめる事が出来ない状況は、確かに相当つらい事だと思います。しかし3セット経験がほとんどないAいなですが、セカンドセットに入るときにファーストセットの落ち込んだ状態のままセカンドセットに入らなかったところは、最高ですね。この大会は、日本では10歳のAいながなかなか経験できない3セットマッチで、本当にいい経験ができたと思います。気持ちを落ち着かせてがんばれば、悪い状況を少しでも変える事ができると感じて、今後、落ち込まないで試合ができる事を期待したいと思います。By Kすけ


Yきの vs MC LAGHLING Gabriela(5~6位決め) 4-6, 5-7
相手はきびきびと動き、いいボールを攻撃的に打ってきます。Yきのもいつもどおりの攻撃的なプレーをします。1stセット、3-3、4-3、4-4、4-5。次のゲームは、1stセットの山場。しかしイージーミスが先行して相手のエースも1本、ダブルフォルトでこのゲームを落とし、4-6となりました。この試合の勝負を左右する最初の大切な場面でしたから、もう少し、集中力をアップして、自分の持てるすべてを注ぎ込むようなプレーがしたかったです。
2ndセット。1-4からいいプレーで長いデュースを取ると2-4、Yきのの流れになり3-4、4-4、次はイージーミスを4本して4-5。次のゲームは相手にマッチポイントを2本にぎられましたが、逃れ、5回のデュースの接戦をものにして5-5。ここはとても高い集中力と、気持ちで戦いました。しかし、ここを取ってほっとしたと後で言っていましたが、相手エースと簡単なミス3本のラブゲームで落とし5-6。最後も変なミス連発で5-7となりました。5-5にしたゲームはこちらも相手も最高の集中力のぶつかりあいでしたが、次の2ゲームは、相手は高い集中を維持、Yきのは集中が低下しました。そのあたりの差が出た試合でした。
でも、あの第10ゲームのプレーを大切な場面で常に発揮できるようになれば、高いレベルで活躍することができると思います。がんばれ~。


○Mもか vs ●Mいね (3位決定戦)6-7(1), 6-2, 6-4
2時間45分の死闘でした。仲良しの友達とやる時も、コートに入ったら、お互いに相手を親のかたきと思うくらいの気持ちでやりなさいよ、それが相手に対して一番マナーのいい事なんだから…と送り出しました。ふたりは、まさにそのとおりの「ぜったい私が勝つ!!!!」という試合。女の火花の飛び散るような戦いでした。今朝から体調が悪かったMもか(軽く風邪をひいたようです、熱などはなし)が、とてもしんどそうで、ポイントの合間合間に苦しそうにしていました。Mいねのフラット系の強打が冴え、それをしつこく返してミスをさそったり攻撃したりするMもか。1stセットはタイブレークに入り、Mいねの絶好調で7-1Mいね。2ndセットに入っても苦しそうなMもかですが、根性のテニスで6-2。ファイナルセットはMいね3-1リードから3-3、4-4もつれます。最後はMもかの猛烈な攻撃をMいねが気迫のこもった返球で返し、スーパーショットも生まれますが、軍配はMもか。感動する試合でした。どちらも、自分の持てる力をすべて出しつくした試合でした。人を感動させる試合をするなんてすごいね。




●Kうた vs GRONDIN Simon(3位決定戦)(ニューカレドニア) 3-6, 4-6
1stセット、Kうた本人の考えていた事を聞くと、最初はしつこくつなげて行こうという作戦を立てた…3-3…びびって浅くなってそれを決められた…3-4…のでつなげるのをやめて、方針変更、打ちにいくことにした…でもそれまでつなげていたので、攻撃ボールが入らなかった…3-6。
2ndセット、1stの最後攻撃ボールが入らなかったのは、体重が後ろにかかりすぎていたからだと思い、体重を前にして打とうと思った…1-1…前のめりすぎて入らなくていつもと違う…姿勢を後ろでもなく前のめりでもなくする、それと面の向きが良くない事にも気付き調整…2-4、2-5、3-5、4-5…最後は自信がなくなってつなげちゃった…4-6。
自分の状態を、悪い所からいい所へ修理していくために、たくさんの事を考え、実行している点、とてもすばらしいです。ただ、戦術面から言うと、うまく流れをつかめない時に変更できるのが、打つかつなげるかしかない感じです。相手を観察して、常にゲームを支配する方法を探してください。もちろん、多くのできる技術、引き出しがないと見つかっても実行できません、それは普段の練習で身につけること。糸口をみつけたら、それを実行、通用したら、相手が解決策を見つけて通用しなくなるまでやる、通用しなくなったら次の作戦に方針変更して移行していく。
たとえば、2ndセットの第9ゲーム、Kうたがフォアのスライスの短めの逆クロスを打った時にポイントを取ったというのが2ポイント続きました。これを糸口と見て、徹底的に続けてみたりしてほしいです。もし、相手のいやなパターンだったとしたら、流れが変わるかもしれません。


●Rんたろう vs SKLENAK Johan(決勝戦)(ニューカレドニア) 3-6, 0-6
きのうは、何人かの試合を同時進行で見ていたので、相手のJohanくんの真の実力を見逃していました。すごい実力者です。ニュートラライズするボールでピンチになってもいつもすりぬけられてしまいます。甘くなれば攻め込んできます。弱点らしい弱点もなし。
Rんちゃんは、様々な方法で流れをつかもうとしますが、のりきれません。2-2、2-3、3-3、3-4ここから2ゲームともデュースになりますが持っていかれました。2ndセットも色々ためしますが、どれも通用せず、0-4まで行きます。第5ゲームは4度のデュースを、第6ゲームは6度のデュースをどちらも競り負けてしまいました。しかし、何があっても最後まであきらめずに、そして冷静さを保って戦った姿はすばらしかったです。あとは、技の種類の豊富さに加えて、それらのキレをもっと増していくことが必要です。ミサイルのような大きな武器がひとつ欲しいね!


その後、表彰式をしてみんな帰途につきましたよ。
明日からはオリンピック・テニスクラブでの第2戦です。





そうそう、今日は、AいなとYきのは昼休みタイムに、おうちのボートでクルーズに出かけましたよ。うらやましい~~~~。







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12歳以下ニューカレドニア遠征11/1(1952)

2010-11-01 18:57:54 | 12歳以下ニューカレドニア遠征2010
11/1(月)ヌーメア 快晴、毎日どんどん暑くなってる感じ

さて大会3日目、本日はRんたろう、Kうた、Mもか、MいねのSFがあります。誰が決勝進出できるでしょうか?

Mもか語録「ゆうべは8:30に寝たよ。だってやることないんだもん!」(←はやっ、10時間寝たそうです!)

Kすけコーチ語録
木全:「KうたとRんたろうは、今日が正念場だね!」Kすけコーチ「僕はもう壮年場です」


○Yきの vs CLARK SALLY(AUS、昨日Mいねが悪魔になって破った子)(5~8決め)6-2, 4-6, 6-0
サリーは小気味良い強打の持ち主、でもメンタルはよく崩れます。Yきのはフォアが絶好調で1stセットは思うように決めまくりました。ところが、今日もセカンドに入ると急に不調に。(ふつうあの1stの取り方をしたら、崩れるはずないのに?)1-3から3-3にしますが、そこから4-6。そして、さらにファイナルセットに入ると、サリーが今度は急にかってに崩れていきました。それで、Yきのは、自分のプレーが自然と直っていった感じ。(決して自分で修理したわけではない)やれやれといった感じです。でも、試合後に話を聞いたら、各セット毎に、どういう状況だったのか、しっかり正確に把握していました。よっしゃ!!


●Yしき vs BRUCHARD William(17~20位決め)(ニューカレドニア) 6-2, 3-6 ,4-6
相手は堅実なストローカー、ずっとうしろ対うしろでストロークのラリーをしていたいタイプです。1stセットはYしきはすばらしいプレーを展開します。ドロップショットで相手をおびき出しつつ自分も前へ出て、ボレーを決める。いい形でネットに出て、ドロップボレー、ドロップ&パス、サーブもすばらしい…などなど、おもしろいように決まります、6-2。2ndセットに入ると、ちょっとしたミスにイライラし、だんだんエスカレートし、イライラが爆発。ミスするたびにラケットで地面をたたいたり、わめいたり。これでは、いいプレーに戻ることはできません、その上、当然相手のプレーはよくなってきます、3-6。
 ファイナルセットに入っても、Yしきは、変なミスを連発。この間、相手は何もしていません。ただ、普通に無難にボールを返しているだけで、ポイントが転がり込みます。1-3から、少し心を立て直し、声など出してがんばりました。…が、甘いネットの出方をするのでパスを抜かれる。相手のボールがサービスラインの内側にはずむチャンスボールなのに、前へ走っていってなぜかロブを打ちバックアウト。正しい選択をまったくできない、1stセットのプレーがうそのような、ダメダメネットプレーの連発で、くらいついていくものの4-6。試合後、いろいろ話しました。とても自分の悪い部分を見直せる試合でした。



○Tっきーvs LE BOURHIS Corentin (25~28位決め) 6-0, 6-2
Tっきーのフォアがとても攻撃的に安定していました。うれしい初勝利!聞くと、前日Rんちゃんに教えてもらった事(テイクバックの仕方)を注意してやったら、すごくよく入ったそうです!「セカンドセットは3回のデュースをすべて取りました!!」というので「おお、すごいじゃん」と言うと、その後「でも5-0からの2ゲームは両方ともデュースを落としてしまったので、いまいちでした。」ん?ん?ん?どういう意味かわかりませんでした。「セカンドセットはデュース全部とったんじゃなかったっけ?」と聞くと「ああ、デュース全部とったのは5-0になるまでの所でです。」
なかなか、日本語はムズカシイ。



●Aいなvs MC LAGHLING Gabriela(オーストラリア、きのうMもかがフルセットで破った子) 1-6, 2-6
Aいなは一生懸命走り、最後まで深くつないでいました。相手のボールが先に短くなるポイントも多く、ナイスラリーができていました。しかし、相手のボールが短くなったボールで攻めたいところですが、ポジションが下がりすぎているため、攻めるどころか苦しくなり、返球が甘く入ります。そのボールで見事に追い込まれミスが出て0-6,2-6。最後まで同じように行ってしまいました。Aいなは、今できる事を一生懸命やることはできましたが、自分で得点をとるプランを明確に立てる事をしていきたいですね。By Kすけ



●Mいね vs PATTOUA Lucilla(SF)(第一シード、ニューカレドニア)5-7, 3-6
相手の第一シードに対して、変なリスペクトは持たずに、へたくそだったらどんどんやっつける!と臨んだMいねでした。1ゲーム目、相手は変なストロークミスをします、これが第一シードか?というようなプレーです。第2ゲームは相手が4回連続ダブルフォルト。たいしたことない相手に、Mいねは自信をもって速いストロークにも柔らかく対応、スーパーショットも出ます。(ただしダブルフォルトはこちらも多い)3-0,3-1,3-2,4-2,4-3,5-3,5-4で迎えた第10ゲーム、相手が豹変しました。それまで1ゲームに3回はかならずダブっていた相手、ここからはすべてサーブが入ってきます、しかもセカンドサーブもすごいのが。ここから相手が急にラストスパートかけて3ゲームをあっという間に持ち去りました。
 2ndセットはあせって、冷静に考える事ができなくなりました、速いストロークをパワーで返そうとし、力んでテイクバックもスイングも大きくなり、すべて振り遅れ…つまり、相手のボールが返せない状況になりました。どうしようもない状態のまま3-6。試合後は座り込んで泣いていました。
 ラストスパートか、はたまた死んだふり作戦か、とにかく精神的に大きなダメージを受けました。変なミスや、ダブルフォルトはあっても、トータルでみればやっぱり心の折り方を知っているあたり、やっぱり第一シードだね…と話ししました。おおきな勉強のできる試合でした。これをきっかけに、少しテニスの奥深いところへ進めたらいいなと、思ったのでした。



●Kうた vs SKLENAK Johan(SF)(ニューカレドニア、第3シード) 1-6, 3-6
相手は粘り強いストローカー、と言っても、ロブでつなげるわけではなく、柔らかさのある低く深いボールで、ずっとストロークしてきます。戦うにはいやな相手です。ラリーが1回1回長い!相手はKうたのナイス1stサーブはすべてスライスでベースラインぎりぎりに深く返してきますが、はたしてリターンで正確に打ち込む技術はあるのか?こんな相手にはサービス&ボレーをしたらおもしろいかも?なんて思って見ていましたが、経験不足かKうたには、そういう発想はうかびません。最後まで気迫のこもった戦いをしましたが、逃げ切られました。次の大会でもう一度当たったら、少し違った戦い方をしてみてほしいですね。



○Rんたろう vs GRONDIN Simon(SF)(5シード、ニューカレドニア、Yきのが練習マッチした子) 6-4, 6-0
相手はひととおりこなすオールラウンドな子です。自分らしいテニスを展開し5-1。そこから反撃にあい、5-4まで迫られますが、そこをしっかり押さえて6-4としたら、2ndセットは簡単に6-0となりました。快勝です。



●Mもか vs DUVAL Blandine(SF)(第3シード、ニューカレドニア、きのうAいなに勝った子です) 6-7(6-8), 4-6
きのうのAいなとの試合では、ただ柔らかくロブでつなぐだけの子かな?と思っていたら、大間違いでした。この子のロブは超強力です。
1stセット2ゲーム目で、相手が審判をつけてくれとリクエストし、いきなり審判がきてMもかはまず、面食らいました。審判による不当なジャッジ(とMもかには見えた)により、精神状態は最悪の方向へ。審判がすべて自分に不利になるようにジャッジしているという疑心暗鬼が深まり、プレーに集中できません。
相手は、Mもかがネットに出てくると100%ノータッチエースで決まるロブを放ちます、風上のベースラインからはMもかが返せないくらいの高く弾むボールがベースラインぎりぎりにきます。とてもプレッシャーとフラストレーションの高い中、それでもくらいついていきます。タイブレークの5-4からの2ポイント、最大の集中力と最高の選択で戦わなくてはいけない場面で、なんとなく返すボールをアウト、次もイージーミス、という過ちをおかしてしまいました。結果6-8で落とす。第2セットも0-3からあきらめずについていきます1-4から4-4まで行きますが、相手は素早い動きでMもかがネットに出てきた時は、パスも正確に打って抜いてきます。4-6。とても悔しい負けとなりました。
テニスは、審判とも、相手とも自分とも戦わなくてはなりません。そういう意味ではとてもいい経験ができました。



2ゲーム目審判入場の時のびっくり写真と試合直後の様子


本日Tっきーが覚えた言葉「オー マイ ガー!」(意味は知りません、現地の子がしきりと使っていたので、意味もわからず真似してました)




明日はここ、ウエントロ・テニスクラブで行われる第1大会の最終日。Rんたろうは決勝戦、Kうたは3決、MもかMいねは3決で対決します。
他の子も順位決めの最後の試合です。悔いの残らぬ試合をしましょう!!!







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